ミスマクロスが終わって何時頃経ったのか?
マクロスは敵の攻撃を受ける事なく順調に航海を続けていた。
ゴーストを生存している事を地球統合軍総司令部に手紙代わりとして放出する。
これが功を奏し地球統合軍総司令部はマクロスが生存している事を知る事になる。
そして・・・・・・・・・・・・・・
千葉軍曹「地球からこっそり持ってきたVF-X-3の設計した完全宇宙用要撃機が完成ね・・・・・・・・」
マクロスは独自にVF-X3スター・クルセイダー.通称メデューサと言う機体を製造していた。
VF-1バルキリーの3倍の性能を誇る試作機であり成功したらエース用に配備する計画らしい。
完全宇宙専用ということでファイター形態は主翼を持たず、変形後に両腕となる大型のビームランチャーを両翼に装備しておりさながら空飛ぶ円盤の姿をすると言う。
OTM由来の慣性制御システムを搭載することで負荷を軽減するらしい、まぁ大量生産向きではなくエース用だがな。
優秀な兵器ではあるが大量生産はできない、まぁ噂ではこの機体は癖があるので並の人間では扱えないそうであるとの事。
桐原中尉「うわぁ・・・・・・」
桐原はVF-X3のファイター形態をプツンと見る。
だが目はいつもの目ではなくジト目である。
桐原中尉「・・・・・・・・・」
千葉軍曹「なんだシゲ坊、まさかお前この機体に乗りたいと言うのか?」
桐原中尉「そうでもないが・・・・・・・・好きになれないなこの機体。」
VF-1バルキリーにお熱である桐原は千葉軍曹にVF-X3を好きになれないと言う。
理由はF-14トムキャットに類似したVF-1バルキリーと違ってVF-X3は空飛ぶ円盤のような姿であるためだ。
可変戦闘機は元はF-14トムキャットがご先祖様であり、VF-1バルキリーはVF-0フェニックスの頃よりその先祖の血を受け継いでいる。
だがVF-X3は別物だ、完全宇宙要撃機と設定しかつて地球で主流だった戦闘機の面影がない。
このような機体を好きになれと上官に言われたら流石に無理がある。
千葉軍曹「だけどよ、どうせ戦闘機もマクロスが落ちて来ないだろうがこうなっていたぜ。かつてナチ公が空飛ぶ円盤を開発していた噂があるし。」
かつてナチス第3帝国は空飛ぶ円盤を開発していたらしい写真が残っている。
事実円盤型の戦闘機は誕生した事があった。
まぁ世界初のジェット機を開発した国だ、別に驚く事ではないだろうが。
桐原中尉「だが俺はそんな説明してもテストパイロットにはなりませんから、俺にはVF-1があれば十分だ。」
千葉軍曹「それは分かってんだよ、それにテストパイロットにするために説明したんじゃないからな。」
桐原中尉「・・・・・・・・ど言う事だ?」
千葉軍曹「もうテストパイロットは決まっているんだよ、お前以外にな。」
VF-X3のテストパイロットになりたくない桐原にお前をテストパイロットにするために説明じゃないという千葉軍曹。
その理由は既にテストパイロットが決まっているということである。
既に2機完成はしているが、1機だけ試験を行い残りの1機は予備として保管する。
それで秘密裏にテストパイロットをくじ引きで決めて、VF-X3テスト機に乗せるのだ。
桐原はテストパイロットではないという千葉軍曹の発言から既にテストパイロットは航空隊の誰かに決まっている。
桐原中尉「それはいったい誰なんだ?」
千葉軍曹「ライル・ハスケード少尉って奴だ、しらねぇか?」
桐原中尉「あいつか・・・・・・・・・ミスマクロスのあった日にあったひろみと言う恋人のいた奴だな。」
ライル・ハスケード少尉・・・・この前ミスマクロスで話しかけたパイロットである。
恋人のひろみとはミスマクロスに出場した佐伯ひろみ。
この前ライルに憧れてパイロットとして軍に志願したらしい。
桐原中尉「リア充め・・・・・・・」
千葉軍曹「何か言ったか?シゲ坊?」
桐原中尉「いや・・・・・・・」
最近の奴らは本当にリア充が多すぎる一体どうなっているのやら。
桐原は呆れかえってしまうが、千葉軍曹に見透かされており可愛い子は自然によってくるしその方がモテない奴に比べたら・・・・リア充だと。
そしてテストが開始される。
ライル「こちらライトバロン、試験続行中快適だぜ!」
エマ中尉「ライトバロン、先導機を追い抜かしてください。」
ライル「了解。」
ドビュゥゥゥゥン
出智圭「くっ・・・・・・・一気に飛び出しやがった。」
VF-X3はVF-1の3倍ほどのスピードを誇る性能を持っている。
当然と言えば当然の結果でもある。
佐伯ひろみ「ライル~頑張ってね~」
訓練兵佐伯ひろみ
ミスマクロスに出て敗退してしまった佐伯ひろみ。
ライルに憧れて地球統合軍へ入隊している。
そんな彼を閲覧モニターで応援する。
ジーナ大尉「そろそろ加速を開始してもらうわ、やって頂戴。」
ライル「ハッ。」
ライルはVF-X3の加速強化装置起動ボタンを押す。
VF-X3はどんどんスピードが速くなってきた。
人間が耐えられるだけのGで限界近くまでの機動性である。
これは常に発動するのではなく一時的である。
使い続けたら暴走する危険性がある。
なので目的が達成したら加速強化ボタンをもう一度押して止めるのである。
ジーナ大尉「そろそろいいわ、加速強化装置起動ボタンを押して。」
ライル「ハッ。」
ライルは予定通り加速強化ボタンを押す。
だがここであるアクシデントが発生する。
ライル「エマージェンシー.エマージェンシー。」
エマ中尉「どうしましたか?」
ライル「加速装置停止しません、コンピューターをいじりましたが言う事を聞きません。」
ジーナ大尉「なんですって!?」
加速強化装置が止まらない。
このままでは暴走する危険性が出てきた。
その悪夢の予感は不運にも的中うする事になる。
ブッー ブッー ブッー ブッー ブッー ブッー ブッー ブッー
暴走警告だ。
既にVF-X3は暴走状態に入った。
このままでは機体は真空分解(空中分解)してしまう。
ジーナ大尉はライルに機体を放棄し脱出するように求めるが・・・・・・
ライル「駄目です脱出装置言う事聞きません。」
ジーナ「出智少尉追いついてコックピットを引き離せる?」
出智圭「無茶言うなVF-1の3倍だぞ追いつけない。」
脱出装置の故障。
加速の影響により脱出装置が壊れてしまったのである。
コックピットのキャノピーを引き離して助けようとする案もあったが・・・・
VF-1が追いつかない事もあり断念。
ライルの救援は絶望的になった。
ライル「助けてくれぇぇぇぇぇ、助けてくぇぇぇぇぇぇ」
脱出装置が壊れてしまい生存を絶望したライルは発狂する。
暴走はどんどん続き機体を蝕んでいく。
機体はどんどん破損が増えていく。
ライル「ぐぼがぁぁぎゃぁぁぁぁぁぁぁ」
ズドォォォォォン
とうとうVF-X3のエンジンが火を噴き爆発した。
まるで遠くの惑星が爆発するかのように・・・・・・・・
エマは目の前の爆発を真実と受け止められず止まり、ジーナは指揮棒を無言で落とす。
その中でも一番驚いていたのが・・・・・・・・・・
佐伯ひろみ「うそ・・・・・・うそよぉぉぉぉぉぉぉ」
ライルの恋人で憧れて軍に入隊したひろみであった。
モニターで恋人ライルの死ぬ姿を見たのである。
結果VF-X3は開発中止、ライル・ハスケード少尉は2階級昇進で戦死判定を受けた。
桐原中尉「VF-X3が爆散?ライルはどうした?」
マルコス「死んだよ・・・・・・・爆死してな。」
SVF-13ブランジャーズ.マルコス・マイヤー中尉
今回の事件で多くのパイロットに衝撃を与えた。
ライルはそこそこいいパイロットであり気配りの出来る事もあり事故死するのも衝撃であった。
ただでさえ優れたパイロットがどんどん少なくなっているのに・・・・・・・
後にVF-3の系統はVF-3000クルセイダーに引き継がれるが・・・・・VF-X3の遺伝子は受け継いでいない。
もしかしたらこの事件が影響しているのかも知れない。
マクロスは敵の攻撃を受ける事なく順調に航海を続けていた。
ゴーストを生存している事を地球統合軍総司令部に手紙代わりとして放出する。
これが功を奏し地球統合軍総司令部はマクロスが生存している事を知る事になる。
そして・・・・・・・・・・・・・・
千葉軍曹「地球からこっそり持ってきたVF-X-3の設計した完全宇宙用要撃機が完成ね・・・・・・・・」
マクロスは独自にVF-X3スター・クルセイダー.通称メデューサと言う機体を製造していた。
VF-1バルキリーの3倍の性能を誇る試作機であり成功したらエース用に配備する計画らしい。
完全宇宙専用ということでファイター形態は主翼を持たず、変形後に両腕となる大型のビームランチャーを両翼に装備しておりさながら空飛ぶ円盤の姿をすると言う。
OTM由来の慣性制御システムを搭載することで負荷を軽減するらしい、まぁ大量生産向きではなくエース用だがな。
優秀な兵器ではあるが大量生産はできない、まぁ噂ではこの機体は癖があるので並の人間では扱えないそうであるとの事。
桐原中尉「うわぁ・・・・・・」
桐原はVF-X3のファイター形態をプツンと見る。
だが目はいつもの目ではなくジト目である。
桐原中尉「・・・・・・・・・」
千葉軍曹「なんだシゲ坊、まさかお前この機体に乗りたいと言うのか?」
桐原中尉「そうでもないが・・・・・・・・好きになれないなこの機体。」
VF-1バルキリーにお熱である桐原は千葉軍曹にVF-X3を好きになれないと言う。
理由はF-14トムキャットに類似したVF-1バルキリーと違ってVF-X3は空飛ぶ円盤のような姿であるためだ。
可変戦闘機は元はF-14トムキャットがご先祖様であり、VF-1バルキリーはVF-0フェニックスの頃よりその先祖の血を受け継いでいる。
だがVF-X3は別物だ、完全宇宙要撃機と設定しかつて地球で主流だった戦闘機の面影がない。
このような機体を好きになれと上官に言われたら流石に無理がある。
千葉軍曹「だけどよ、どうせ戦闘機もマクロスが落ちて来ないだろうがこうなっていたぜ。かつてナチ公が空飛ぶ円盤を開発していた噂があるし。」
かつてナチス第3帝国は空飛ぶ円盤を開発していたらしい写真が残っている。
事実円盤型の戦闘機は誕生した事があった。
まぁ世界初のジェット機を開発した国だ、別に驚く事ではないだろうが。
桐原中尉「だが俺はそんな説明してもテストパイロットにはなりませんから、俺にはVF-1があれば十分だ。」
千葉軍曹「それは分かってんだよ、それにテストパイロットにするために説明したんじゃないからな。」
桐原中尉「・・・・・・・・ど言う事だ?」
千葉軍曹「もうテストパイロットは決まっているんだよ、お前以外にな。」
VF-X3のテストパイロットになりたくない桐原にお前をテストパイロットにするために説明じゃないという千葉軍曹。
その理由は既にテストパイロットが決まっているということである。
既に2機完成はしているが、1機だけ試験を行い残りの1機は予備として保管する。
それで秘密裏にテストパイロットをくじ引きで決めて、VF-X3テスト機に乗せるのだ。
桐原はテストパイロットではないという千葉軍曹の発言から既にテストパイロットは航空隊の誰かに決まっている。
桐原中尉「それはいったい誰なんだ?」
千葉軍曹「ライル・ハスケード少尉って奴だ、しらねぇか?」
桐原中尉「あいつか・・・・・・・・・ミスマクロスのあった日にあったひろみと言う恋人のいた奴だな。」
ライル・ハスケード少尉・・・・この前ミスマクロスで話しかけたパイロットである。
恋人のひろみとはミスマクロスに出場した佐伯ひろみ。
この前ライルに憧れてパイロットとして軍に志願したらしい。
桐原中尉「リア充め・・・・・・・」
千葉軍曹「何か言ったか?シゲ坊?」
桐原中尉「いや・・・・・・・」
最近の奴らは本当にリア充が多すぎる一体どうなっているのやら。
桐原は呆れかえってしまうが、千葉軍曹に見透かされており可愛い子は自然によってくるしその方がモテない奴に比べたら・・・・リア充だと。
そしてテストが開始される。
ライル「こちらライトバロン、試験続行中快適だぜ!」
エマ中尉「ライトバロン、先導機を追い抜かしてください。」
ライル「了解。」
ドビュゥゥゥゥン
出智圭「くっ・・・・・・・一気に飛び出しやがった。」
VF-X3はVF-1の3倍ほどのスピードを誇る性能を持っている。
当然と言えば当然の結果でもある。
佐伯ひろみ「ライル~頑張ってね~」
訓練兵佐伯ひろみ
ミスマクロスに出て敗退してしまった佐伯ひろみ。
ライルに憧れて地球統合軍へ入隊している。
そんな彼を閲覧モニターで応援する。
ジーナ大尉「そろそろ加速を開始してもらうわ、やって頂戴。」
ライル「ハッ。」
ライルはVF-X3の加速強化装置起動ボタンを押す。
VF-X3はどんどんスピードが速くなってきた。
人間が耐えられるだけのGで限界近くまでの機動性である。
これは常に発動するのではなく一時的である。
使い続けたら暴走する危険性がある。
なので目的が達成したら加速強化ボタンをもう一度押して止めるのである。
ジーナ大尉「そろそろいいわ、加速強化装置起動ボタンを押して。」
ライル「ハッ。」
ライルは予定通り加速強化ボタンを押す。
だがここであるアクシデントが発生する。
ライル「エマージェンシー.エマージェンシー。」
エマ中尉「どうしましたか?」
ライル「加速装置停止しません、コンピューターをいじりましたが言う事を聞きません。」
ジーナ大尉「なんですって!?」
加速強化装置が止まらない。
このままでは暴走する危険性が出てきた。
その悪夢の予感は不運にも的中うする事になる。
ブッー ブッー ブッー ブッー ブッー ブッー ブッー ブッー
暴走警告だ。
既にVF-X3は暴走状態に入った。
このままでは機体は真空分解(空中分解)してしまう。
ジーナ大尉はライルに機体を放棄し脱出するように求めるが・・・・・・
ライル「駄目です脱出装置言う事聞きません。」
ジーナ「出智少尉追いついてコックピットを引き離せる?」
出智圭「無茶言うなVF-1の3倍だぞ追いつけない。」
脱出装置の故障。
加速の影響により脱出装置が壊れてしまったのである。
コックピットのキャノピーを引き離して助けようとする案もあったが・・・・
VF-1が追いつかない事もあり断念。
ライルの救援は絶望的になった。
ライル「助けてくれぇぇぇぇぇ、助けてくぇぇぇぇぇぇ」
脱出装置が壊れてしまい生存を絶望したライルは発狂する。
暴走はどんどん続き機体を蝕んでいく。
機体はどんどん破損が増えていく。
ライル「ぐぼがぁぁぎゃぁぁぁぁぁぁぁ」
ズドォォォォォン
とうとうVF-X3のエンジンが火を噴き爆発した。
まるで遠くの惑星が爆発するかのように・・・・・・・・
エマは目の前の爆発を真実と受け止められず止まり、ジーナは指揮棒を無言で落とす。
その中でも一番驚いていたのが・・・・・・・・・・
佐伯ひろみ「うそ・・・・・・うそよぉぉぉぉぉぉぉ」
ライルの恋人で憧れて軍に入隊したひろみであった。
モニターで恋人ライルの死ぬ姿を見たのである。
結果VF-X3は開発中止、ライル・ハスケード少尉は2階級昇進で戦死判定を受けた。
桐原中尉「VF-X3が爆散?ライルはどうした?」
マルコス「死んだよ・・・・・・・爆死してな。」
SVF-13ブランジャーズ.マルコス・マイヤー中尉
今回の事件で多くのパイロットに衝撃を与えた。
ライルはそこそこいいパイロットであり気配りの出来る事もあり事故死するのも衝撃であった。
ただでさえ優れたパイロットがどんどん少なくなっているのに・・・・・・・
後にVF-3の系統はVF-3000クルセイダーに引き継がれるが・・・・・VF-X3の遺伝子は受け継いでいない。
もしかしたらこの事件が影響しているのかも知れない。