ミラージュが活動中の惑星スウェートから遠く離れた星系ラスケートゥ 主星.惑星ミラドース
幼い頃のミラージュが住んでいた惑星であり、母ミランダ・ジーナスが住んでいる惑星である。
その隣の1光年離れた惑星フィッケル。
ここの新統合軍ネオ・テキサス基地にある人物が勤務している。
紫色のセミロングヘアをし、新統合軍の制服を着ている美しい女性士官。
見た目は気の強そうだが、少し明るめな性格そうな感じ。
「ジーナス少尉、部隊全体で纏める資料の自分の分明後日まで提出してください。」
ミストラル「わっかりました、おまかせあれ~い★」
と思ったが軽い性格の女性。
彼女の名前はミストラル・シグマ・ジーナス、階級は少尉。
二人いるミラージュの妹の次女であり、新統合軍の軍人。
ミランダの家はコミリアの家と同様に軍人家系化した一族である。
事実、33人いる孫世代(養女モアラミアを含む)の過半数は軍人になる事を選んでいる。
ミラージュは軍を予備役となり、ケイオスへ転向したが。
ミストラルと三女であるシフォン・アルザ・ジーナスは軍に残っている。
中でもミストラルはミラージュとは対照的であり期待通りに働ける人物。
姉であるミラージュを尊敬しつつ、自分の進むべき道は自分で切り開くなどと言う。
熱き心に燃えた女性であった。
そんな彼女であるが・・・・・・・・・・
ミストラル「出撃ですか?」
「あぁ我が隊は惑星スウェートの増援として出撃する事になった。」
ミストラル「なんてたいそうな・・・・・・・」
「たいそうな事ではない、この星系の反統合系ゲリラ組織の攻勢は激しい。」
ミストラルが所属している部隊が姉がいる惑星スウェートに派遣される事になった。
なんで最前線に派遣されるのかと思った。
最近、ミラージュが凄いパイロット技術が発揮されるようになり大丈夫だと思った。
だが
派遣されると言うぐらいはミラージュが苦戦するような強敵がいると言う事である。
だとしたら助けるしかないなと思った。
「当然であるが、君の妹のシフォン・アルザ・ジーナス准尉が所属しているSVF-980ブレンダーズも一緒に出る模様である。」
ミストラル「シフォンまで?」
「うむ。」
惑星スウェートに派遣されるのはミストラルだけではなくて、妹のシフォンまで派遣される。
まるで一族全員根絶やしにする気かとミストラルは思ったが、ここは安全地帯だし部隊を出すのは妥当と考えた。
ここの部分は軽い気持ちではいかない。
ミラージュのように真面目な顔をして考える。
「でどうするつもりだ?行く気がないならば、私が転属の要請をしよう。上層部に申請するが?」
ミストラル「それは・・・・・・・・・」
上層部に申請すれば転属する事もできる。
ミラージュを助けると決めたミストラルであるため、答えは否。
転属する気はハナからあるが妹のシフォンの気持ちはどうだろうか?
少し気になった。
ミストラル「妹の方の様子はどうですか?」
「妹?シフォン・アルザ・ジーナス准尉の事か?即答で姉に仇なす敵は皆殺しだと言う事で了承しました。」
ミストラル「あっそうですか・・・・・・・」
シフォンは見た目はおしとやかな容姿をし、才女と言うような感じの女性であるが。
ゼントラーディ人としての血が物凄く濃く、非人道的以外な事を平然とする恐ろしい女性兵士である。
それはミラージュやミストラルのみならず、ジーナス家一同ドン引きする程である。
まぁ妹がその気だとある意味心配であるが、まぁいいっか。
ミストラル「隊長、その件に向けて準備を開始します。」
ガタッ
「なんの準備だ?」
ミストラル「いろいろとですよん隊長、では失礼します。」
「おい!!!」
とミストラルは部屋の外から出ていった、
一体何を準備しに行ったのかは不明である。
一方ミラージュの方はと言うと・・・・・・・・
メリル「ミラージュ隊長いいんですか?このカードで?」
ミラージュ「当然です、私のゲーム好きのカンがこれがジョーカーではなく最後の切り札だと教えています。」
のんきにトランプをしていた。
両方とも被弾コンビであり、カークにからかわれるが気にしない。
と・・・・・・・気にしないでするのがゲーム好きのミラージュの好きなお手軽なババ抜きをしていた。
よく25人に従姉妹とやっており頂上決戦を決める大会をした程であると言う。
ミラージュは3番目に優勝する程の腕前を持っている程である。
メリル「うぎゃぁぁジョーカー残った!!」
ミラージュ「ほら見なさいゲーム好きである私のカンの言う通りになったでしょ。」
メリル「もう1回やらせてください、どうしても勝ちたいです。」
ミラージュ「ふふふもう一度負けると思いますが。」
いつもトランプをやる時はいっつもミラージュが勝ってしまい。
そのつどメリルがミラージュに勝とうと奮闘する。
まるでミラージュとメリルは本当の姉妹のようである。
メリル「それにしても隊長には妹さんがいるんですね?」
ミラージュ「二人ね、軽い性格となんか危ない性格の妹がいるわ。ハヤテが知ったら、驚きそうな面々です。」
メリル「ハヤテ・インメルマン、ラウラ・ベルタリアと吉野大樹の娘アサヒ・インメルマンを母としライト・インメルマンを父とするエースですね。新統合軍に無理やり次元兵器使用されて独断行動とされましたけど、遠隔操作の件でその一派が失脚し名誉回復されたと言う・・・・・」
ミラージュ「そのハヤテよ、好きだったけどフレイアさんを選んだので残念で嬉しい恋でした。」
ミラージュはハヤテとフレイアの話をメリルにする。
なんか懐かしく早く会いたい人物であり、ミラージュの大事な人である。
いつか会えたらいいなと今でも凄く思っている。
するとメリルはある事を発する。
メリル「そう言えばハヤテ・インメルマン中尉には姉がいるんですよ。地球の新統合軍司令部でエクセグラン司令の秘書アヤメ・インメルマン大尉が・・・・・・・・」
ミラージュ「アヤメ・・・・・・」
ミラージュはアヤメと言う人物の名を聞いて驚いた。