【エリア.アスタロス.ニューライト・パーソン統合運用群基地】
ラウラと大樹はシデン隊の案内の元、惑星エデンの最前線エリア.アスタロスの最大軍事基地ニューライト・パーソン統合運用群基地に着陸した。
基地はしっかり整備されており、滑走路も綺麗。
だが稀に敵襲があるので一部のビルには銃痕が見える。
元田大佐「ようこそ、私がこの部隊の司令官の元田だ。同時にこの基地の司令官をやっている。」
吉野大樹「吉野大樹です、短い間ですけどよろしくお願いします。」
大樹は基地司令官でありシデンの体調である元田と挨拶と握手をする。
一応であるが大樹はアンサーズの副隊長と言う役割がある。
こうして相手の部隊指揮官と挨拶するのは新統合軍においても重要な儀式。
堅苦しい表情をしていたが、元田はフレンドリーな人間であるためあっさりと終わった。
「大尉.准尉、男性寮に個室を用意しました。ご自由にお使いください。」
吉野大樹「ありがとう。」
ラウラ「ありがとう(今度は別々か・・・・・・)」
ラウラと大樹は男女別々の所へ泊まる事になった。
男女同室ではない事を喜ぶとある感情があって複雑化する。
そんなのはどうでもいい。
ただラウラがしたいのはゆっくり休んで一日だけだがシデンできっちり自分の仕事をやる。
それだけを考えていた。
そんなラウラであったが・・・・・
この世の神と言うのはラウラに休みを与えない・・・・・
赤松正幸「ラウラ・ベルタリア准尉。面を貸せ。」
ラウラ「はぁ・・・・・・」
赤松正幸「荷物あるだろう、置いてからな・・・・・・」
赤松からの面を貸せと言われた。
穏やかな表情からすると喧嘩する目的ではないようだ。
ラウラは憧れている人物もあってか指定された個室へ向かい荷物を持ち制服に着替え。
赤松の元に向かう。
ラウラ「赤松大尉何のようでありましょうか?」
赤松正幸「君はゼントラーディ人だったな。」
ラウラ「はいそうですが・・・・・それがなんでありましょうか?」
赤松正幸「いや・・・・強いて言うなら地球は楽しいかね?」
ラウラ「楽しくやらさせてもらいます。何もかもが新鮮で刺激的でありかつ興味を持たせる物ばかりです。」
赤松正幸「そうか・・・・・・・・・・」
赤松が聞きたかったのは近況であった。
ラウラはなんだそれかと言わんばかりにさらさらと答えた。
だけど何かひっかかる。
赤松は切れ者でありたんにそれを聞くつもりだけでいるつもりはないだろう。
一言で言ったら腹が読めない。
ミリアは感情的な所があるためある程度分かるが。
赤松には何も見えない。
ラウラは腹の読めない赤松に不気味さを感じる。
憧れの人物であったが、畏怖を感じる人物だと言う認識に変わった。
そんな感情を抱き始めるが・・・・・・・・・・
赤松正幸「では本題に移ろうか、君は今の情勢をどう思う?」
ラウラ「今の情勢ですか?」
赤松正幸「全銀河規模の戦乱についてだ。」
突然.赤松から本題を出してきた。
テーマは今の情勢である。
ラウラは今の情勢と言うとゼントラーディ人の差別問題や紛争である。
特に注目すべきなのは紛争だろう。
ゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊中枢フルブス・バレンスが撃沈以降。
他の旗艦艦隊へ合流できなかった艦隊や小規模な部隊が海賊化し、様々な惑星へ降下し海賊化やゲリラ化して新統合軍を悩ませている。
ラウラは・・・・・・・・
ラウラ「私は同胞が地球に恭順しないのは腹が立ちます、もう他の艦隊に帰還しても意味がないしこれ以上戦うのは無意味だと思います。出来ないのならば、覚悟を持ちひたすら敵を倒します。秩序と平和を守るためならば命を捨てるつもりです。」
赤松正幸「そうか・・・・・・・案外甘いな・・・・・」
ラウラ「甘い!?」
と答えるも直ぐに甘いと否定されるような言葉を赤松からもらった。
一体何が甘いと言うのか?ラウラは意味が分からなくなった。
だけど答えはすぐに帰ってくる。
赤松正幸「今の情勢は君が思っているそんな甘くはない・・・・・・・・」
ラウラ「何が甘いと言うのですか?意味が分かりません。」
赤松正幸「意味が分からないならば、地球で軍人を続けていくうちに分かっていくよ。」
ラウラ「なっ・・・・」
今の情勢は甘くはない。
赤松から帰って来た言葉であった。
一体どんな意味なのか聞こうとすると赤松はラウラのこれからの人生を経験していく上で分かると答える。
ラウラはなんだそれはと言う顔を言う顔をする。
その直後赤松からとんでもない言葉が帰ってくる。
赤松正幸「だったら俺と戦うか?」
ラウラ「戦う?って・・・まさか・・・・模擬戦ですか?」
赤松正幸「そのまさかさ、言っても分からないならば体で教えるしかないだろう。」
ラウラ「まさか文化じゃ・・・・・・・」
赤松正幸「そんなわけないだろ、バルキリーでドックファイトするんだよ。」
突然.赤松から模擬戦をすると言ってきた。
まさか模擬戦をするとはラウラも流石に思っていなかった。
ラウラ「でいつするんですか?」
赤松正幸「う~んそうだな、1時間後にしようかな・・・・・・・」
ラウラ「1時間!?」
赤松正幸「あぁそうだ、その間に修理が終わるだろう。お前の実力と現実を教えるのとな・・・・」
1時間。
それがラウラと赤松の間に課せられた演習までの猶予である。
短い時間でありラウラからはなんも心の準備ができていないため冷や汗が出る。
だけど願ってもいない事であった。
こうして憧れのエースパイロットとこうして模擬戦をする事ができる。
なんて嬉しい事なのであろうか?
ラウラ「いいでしょう。この勝負は勝ちますよ。」
赤松正幸「自信を持つのも結構だが過信しない事だな。」
ラウラ「はい分かっています。」
二人はこう言い合うと戦士の顔をする。
いくら模擬戦とは言え真剣勝負、負けてたまるか・・・・・
それにあの意味の分からない現実とやらは実力で聞き出してやる。
とラウラの心は激しく燃える。
ラウラと大樹はシデン隊の案内の元、惑星エデンの最前線エリア.アスタロスの最大軍事基地ニューライト・パーソン統合運用群基地に着陸した。
基地はしっかり整備されており、滑走路も綺麗。
だが稀に敵襲があるので一部のビルには銃痕が見える。
元田大佐「ようこそ、私がこの部隊の司令官の元田だ。同時にこの基地の司令官をやっている。」
吉野大樹「吉野大樹です、短い間ですけどよろしくお願いします。」
大樹は基地司令官でありシデンの体調である元田と挨拶と握手をする。
一応であるが大樹はアンサーズの副隊長と言う役割がある。
こうして相手の部隊指揮官と挨拶するのは新統合軍においても重要な儀式。
堅苦しい表情をしていたが、元田はフレンドリーな人間であるためあっさりと終わった。
「大尉.准尉、男性寮に個室を用意しました。ご自由にお使いください。」
吉野大樹「ありがとう。」
ラウラ「ありがとう(今度は別々か・・・・・・)」
ラウラと大樹は男女別々の所へ泊まる事になった。
男女同室ではない事を喜ぶとある感情があって複雑化する。
そんなのはどうでもいい。
ただラウラがしたいのはゆっくり休んで一日だけだがシデンできっちり自分の仕事をやる。
それだけを考えていた。
そんなラウラであったが・・・・・
この世の神と言うのはラウラに休みを与えない・・・・・
赤松正幸「ラウラ・ベルタリア准尉。面を貸せ。」
ラウラ「はぁ・・・・・・」
赤松正幸「荷物あるだろう、置いてからな・・・・・・」
赤松からの面を貸せと言われた。
穏やかな表情からすると喧嘩する目的ではないようだ。
ラウラは憧れている人物もあってか指定された個室へ向かい荷物を持ち制服に着替え。
赤松の元に向かう。
ラウラ「赤松大尉何のようでありましょうか?」
赤松正幸「君はゼントラーディ人だったな。」
ラウラ「はいそうですが・・・・・それがなんでありましょうか?」
赤松正幸「いや・・・・強いて言うなら地球は楽しいかね?」
ラウラ「楽しくやらさせてもらいます。何もかもが新鮮で刺激的でありかつ興味を持たせる物ばかりです。」
赤松正幸「そうか・・・・・・・・・・」
赤松が聞きたかったのは近況であった。
ラウラはなんだそれかと言わんばかりにさらさらと答えた。
だけど何かひっかかる。
赤松は切れ者でありたんにそれを聞くつもりだけでいるつもりはないだろう。
一言で言ったら腹が読めない。
ミリアは感情的な所があるためある程度分かるが。
赤松には何も見えない。
ラウラは腹の読めない赤松に不気味さを感じる。
憧れの人物であったが、畏怖を感じる人物だと言う認識に変わった。
そんな感情を抱き始めるが・・・・・・・・・・
赤松正幸「では本題に移ろうか、君は今の情勢をどう思う?」
ラウラ「今の情勢ですか?」
赤松正幸「全銀河規模の戦乱についてだ。」
突然.赤松から本題を出してきた。
テーマは今の情勢である。
ラウラは今の情勢と言うとゼントラーディ人の差別問題や紛争である。
特に注目すべきなのは紛争だろう。
ゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊中枢フルブス・バレンスが撃沈以降。
他の旗艦艦隊へ合流できなかった艦隊や小規模な部隊が海賊化し、様々な惑星へ降下し海賊化やゲリラ化して新統合軍を悩ませている。
ラウラは・・・・・・・・
ラウラ「私は同胞が地球に恭順しないのは腹が立ちます、もう他の艦隊に帰還しても意味がないしこれ以上戦うのは無意味だと思います。出来ないのならば、覚悟を持ちひたすら敵を倒します。秩序と平和を守るためならば命を捨てるつもりです。」
赤松正幸「そうか・・・・・・・案外甘いな・・・・・」
ラウラ「甘い!?」
と答えるも直ぐに甘いと否定されるような言葉を赤松からもらった。
一体何が甘いと言うのか?ラウラは意味が分からなくなった。
だけど答えはすぐに帰ってくる。
赤松正幸「今の情勢は君が思っているそんな甘くはない・・・・・・・・」
ラウラ「何が甘いと言うのですか?意味が分かりません。」
赤松正幸「意味が分からないならば、地球で軍人を続けていくうちに分かっていくよ。」
ラウラ「なっ・・・・」
今の情勢は甘くはない。
赤松から帰って来た言葉であった。
一体どんな意味なのか聞こうとすると赤松はラウラのこれからの人生を経験していく上で分かると答える。
ラウラはなんだそれはと言う顔を言う顔をする。
その直後赤松からとんでもない言葉が帰ってくる。
赤松正幸「だったら俺と戦うか?」
ラウラ「戦う?って・・・まさか・・・・模擬戦ですか?」
赤松正幸「そのまさかさ、言っても分からないならば体で教えるしかないだろう。」
ラウラ「まさか文化じゃ・・・・・・・」
赤松正幸「そんなわけないだろ、バルキリーでドックファイトするんだよ。」
突然.赤松から模擬戦をすると言ってきた。
まさか模擬戦をするとはラウラも流石に思っていなかった。
ラウラ「でいつするんですか?」
赤松正幸「う~んそうだな、1時間後にしようかな・・・・・・・」
ラウラ「1時間!?」
赤松正幸「あぁそうだ、その間に修理が終わるだろう。お前の実力と現実を教えるのとな・・・・」
1時間。
それがラウラと赤松の間に課せられた演習までの猶予である。
短い時間でありラウラからはなんも心の準備ができていないため冷や汗が出る。
だけど願ってもいない事であった。
こうして憧れのエースパイロットとこうして模擬戦をする事ができる。
なんて嬉しい事なのであろうか?
ラウラ「いいでしょう。この勝負は勝ちますよ。」
赤松正幸「自信を持つのも結構だが過信しない事だな。」
ラウラ「はい分かっています。」
二人はこう言い合うと戦士の顔をする。
いくら模擬戦とは言え真剣勝負、負けてたまるか・・・・・
それにあの意味の分からない現実とやらは実力で聞き出してやる。
とラウラの心は激しく燃える。