マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

カグヤ・ツクヨミ

2016-12-27 17:19:39 | 地球人系図鑑
カグヤ・ツクヨミ
【階級】少尉
【所属】新統合軍
【生年】2051年
【性別】女性
【年齢】21歳
【解説】
新統合軍の若き女性兵士で月生まれのムーン・ロイド。
年頃の女性と言うわけがファッションには敏感。
所属は超長距離移民船団マクロス16。
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ジーナス一門の日常 ミラージュ日記「会いましたハヤテのおばあさま」

2016-12-27 16:28:58 | マクロスキャラクターブログ
西暦2070年912月25日

私とフレイアはハヤテに連れられ祖父母と母親のいる現在の住所惑星クラーロスに行きました。
家に帰ってきてそうそう、ハヤテの頭にジャガイモに命中しました。
ハヤテはクネヒト・ループレヒト・・・・・ばあちゃんだなとその直後にいいました。

すると屋根の上からハヤテの顔にそっくりな人物が・・・・・・・・
この人物こそハヤテのおばあさまのラウラさんです。

しかし、私と同じクウォーター世代なのに耳が尖がってない・・・・・・・・
環境が違うと耳の変化もあるのか・・・・・・・・・
フレイアさんは、ハヤテのおばあさんを見て喜んでいましたけど。

でもハヤテのおばあさまは私のおばあさまミリア・ファリーナ・ジーナスと因縁があったそうで嫌な目で見られるかと思いましたが・・・・・・・・
案外、いい性格の人でしたしアサヒのおばさまも面倒見がよかったです。
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スタンリー・ガーランド大佐

2016-12-27 15:20:47 | 地球人系図鑑
スタンリー・ガーランド
【所属】新統合軍VF-X統合運用部連絡課
【階級】大佐
【性別】男性
【年齢】49歳
【解説】
新統合軍特殊部隊VF-Xを管理運用している統合運用部連絡課の将校。
ラウラ達にザースローン機関の任務を伝えるために惑星エデンに訪れている。
冷静であり何を考えているのか分からないようなオーラが漂っている。
ただ彼の経歴は不明であり、本当に何者かは分からない。
唯一分かる事は軍内部ではかなりの権限を持っている事らしい。
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第70話 羞恥心

2016-12-27 15:09:51 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
     【西暦2021年5月6日 ニューエドワーズ基地 中央司令管制室】
ラウラは若い女性士官経由で伝えられた招集命令でニューエドワーズ基地の中央司令管制室に来ていた。
中央司令管制室とは、惑星エデンに所在する陸海空宇そして海兵隊の5軍の基地を繋ぐ基地の中枢部である。
航空管制と独立した形態になっており、ニューエドワーズ基地の地下に存在する。

「誰だ!ここから先は司令室だぞ!関係者以外は立ち入り禁止だ!」

基地の警備兵が突然ラウラに対し銃をつきつける。
中枢部を守る部隊の兵であり、兵士は警戒感が強く無条件で銃をつきつける事がある。
警備の兵士はゲ-トの2名通路の左右に2名ずつの兵士が配置されている。
それ程警戒されていると言う事である。
何も知らなかった

ラウラ「私はSVF-64アンサーズのラウラ・ベルタリア准尉です、命令があると言うので来ただけです。」

ラウラはここに来た事を証明するため、IDカードを見せる。
そして若い女性兵士が置いて行った証拠として机に置いてあったカードも見せる。

「どれ見せてみろ・・・・・・・・・」

ラウラは警備兵に身分IDカードを見せる。
だが警備兵はちらちらラウラの方を見る。
タンクトップにハーフパンツ・・・・・明らかに司令中央室に入るような格好ではないからである。
警備兵は勇気を持って言う事ができず、身分証明IDカードを本物かどうか確認する。

「・・・・・確かに本人ですね。了解しました。では・・・・・・司令部で皆様がお待ちしています。どうぞ・・・・・」

ラウラ「皆様?」
                  シューン

ラウラはそのまま中に入ってしまう。
その直後、兵士たちはラウラの格好を見てひそひそと話す。
あれは完全に中枢部に入るような格好ではないと・・・・・・・

ラウラ「ラウラ・ベルタリア入りました・・・・・・・・うへ・・・・・」

司令部に入るとラウラが驚かずにいられないような面々が揃っていた。

ミリア「あらぁラウラ、来たわね・・・・・・・って変な格好・・・・・・・」

ラウラ「なんでミリアがここに?それに隊長、ジーナス大尉。」

桐原やマックスとミリアも中央管制室にいた。
軍の制服にベレー帽を被っている。
ラウラは意外な人物の存在に言葉が出ない。
二人はともかくミリアが同じ場所にいる事に衝撃を受けている・・・・・・

ーいやミリアはVF-Xここにいても当然の人間か・・・・・・・・

ラウラは一瞬の衝撃から解放されて、ミリアの今の身分を確認してこの場にいるんだと理解する。
しかし、ラウラはその直後人生最大の恥かく事になる・・・・・・・・・・
それは桐原の一言から始まる。

桐原少佐「ラウラ・・・・・・着替えはどうした?」

ラウラ「着替え・・・・・・・・あっ・・・・・・・・いや・・・・・」

ミリア「ぷくくくくく・・・・・・・・・」

ラウラ「わ・・・・・笑うな!馬鹿!」

ラウラはようやく気がついたようである。
自分の格好を見て羞恥心からか恥ずかしくなる。
うっかり制服着るのを忘れてしまった。
更にミリアに笑われてしまった、ラウラは更に恥ずかしくなる。
急ぎ過ぎて着替えるのを忘れたラウラは羞恥心と屈辱の二つを味わう結果になってしまった。

桐原少佐「大佐、申し訳ございませんでした。」

桐原は目の前にいる士官に対し、非礼を浴びた事に対し謝罪する。
別の士官ではあるが、既に海兵隊新兵訓練編の教本を投げつけている。
これ以上ラウラが懲戒免職になる不名誉を味あわせないためにも、目の前の士官に謝っている。

スタンリー「いや謝る方は私だよ、彼女を急がせるような真似をしたからな。」

大佐と呼ばれた人物は謝る桐原に対し逆に謝る。
彼の名はスタンリー・ガーランド大佐、地球から派遣されたVF-Xの偉い人。
つまりマックスとミリアの上官である。
態々、惑星エデンまで来たのはザースローン機関との秘密協定に基づいて、命令の受け渡すためである。
ラウラがタンクトップとハーフパンツと言う非常識な格好しているのも、寝る直前に無理やり招集したせいだと自覚しているためであり流石に自分が悪いと自覚していたためである。

話はラウラ.タンクトップ.ハーフパンツの問題から本題に移ろうとしていた。

スタンリー「では本題に入るが・・・・・知ってのとおりではあるが・・・VF-Xー10改プロトカットラスのロールアウトも最終段階に入り試験はそろそろ終わりだが君達に任務が与える。」

ラウラ「任務?」

命令とは任務である。
ラウラは命令とは上からの命令であると分かった・・・・・・・・・・
しかし、ラウラはVF-Xの特殊部隊の兵士ではない。
なぜ自分に命令が来るのかが分からない、命令を下るとすればミリアとマックスである・
そもそも自分には合わないような任務である・・・・・・・
まさか・・・・・・そんなはずはない・・・・・・・・
なぜここに呼ばれるんだ?ラウラはそう考え結論を出そうとするが・・・・・・

スタンリー「説明すると話は長くなるが・・・・・・・・・・・・・」

マックス「大佐、代わりに私がお答えします。」

スタンリー「うむ。」

桐原少佐「ラウラ、何をボケっとしている?ちゃんと話を聞けよ。」

ラウラ「あ.はい・・・・」

マックス「では作戦を伝えます、今回我々第3独立戦隊VF-Xダンシング・スカルと統合宇宙軍予備艦隊第3戦闘航空隊SVF-64アンサーズは地球新統合軍司令部からの命により合同任務を実施いたします。」

マックスがスタンリーの代わりに任務の説明をしようとする。
この時、僅かな期間とは言えラウラにとって一番長い時間と感じさせるような事件に巻き込まれる事になった。
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コミケの準備はできてるかんね~?

2016-12-26 22:54:38 | 日記


今日はフォロワーでありますyas0のプレゼントとして近所の政丸水産で浅蜊の佃煮を買いました。
12月30日はコミケに行くのでその際に渡します。

値段は1000円ぐらいでした。
これ以上の値段買ったらコミケの軍資金が無くなってしまいますので。
(戦国無双買ったりなんやり)

でも味は美味しいと思いますよ。
ぜひ期待していてください。


by管理人長田義家
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第69話 招集

2016-12-26 22:39:12 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
桐原・マックス・ミリアは司令部室で軍の命令の詳細を聞く。
3人は地球本国の命令の内容を理解した。
命令の実行日は明日と言う事もあり、就寝する前にラウラと大樹を呼ぶ事を決定した。それは重要な任務であるため、明日に話し説明するできない。
時間は1分1秒争う・・・・・・・           

           【西暦2021年 夜 ニューエドワーズ基地官舎】

勤務終了ラッパが鳴る。
基地勤務の兵士は夜間警備の兵を除いて就寝の準備をする。
基地の娯楽施設で遊んでいた将兵達は自分の兵舎へ向かって行った。
そしてそれに交代するかのように夜間警備の歩哨が歩兵装備一式を身につけて外へ向けて歩いていく。

                 プシュー

ラウラと夢華は夜も格闘訓練をし、大浴場に入って体を清めた。
二人はタオルを肩にかけてタンクトップとハーフパンツの姿で帰ってきた。
本来の同居人ロザは夢華と1日交代の部屋で夢華とカゴメの部屋にいる。

ラウラ「ふぅ~疲れた、また今日もあの夢を見るのか・・・・」

劉夢華「あの夢?ラウラ・・・・一体・・・」

ラウラ「あっ・・・・なんでもないわ、気にしないで・・・・」

劉夢華「・・・・・・」

ラウラがうっかり悪い夢を見る事を夢華に漏らす。
夢華はそれに反応するがラウラは気にしないでと言う。
その反応で夢華はラウラが悪い夢を見ていると感じた。
だいたい人の隠している人間の心情なんてちょっとした隙に出てくる。
人間の心理を分析しようと思えば簡単に出来る。
夢華の得意な事であった。

            ピピピッ ピピピッ ピピピッ ピピピッ

劉夢華「通信だわ....」

ラウラと夢華の部屋に通信が入る。
こんな時間に誰か用でも?いやロザが戻ってきたとか?
夢華はインターフォンのある方へ向かい受話器兼しているモニター画像を表示させる。

                  プツン

劉夢華「こちら3号室。」

「ベルタリア准尉はいらっしゃいますでしょうか?」

モニター画像には若い女性兵士。
何の用なのか夢華は確認する。


劉夢華「ラウラ・・・?ここにいますけど、何か?」

「准尉に直接話ますので、准尉をお願いします。」

劉夢華「分かりました、ラウラ・・・ちょっと変わって。あなたに用があるって.......」

ラウラ「私に?・・・・」

女性兵士はラウラに用があったようである。
夢華はラウラに女性兵士が何か用があると言う。
ラウラは見知らぬ女性兵士が自分に用があるのか戸惑う。
夢華が確認した女性兵士はベレー帽ではなく、通常の女性用の制帽を被っていた。
それに様子から司令部直属の士官である。
夢華は司令部がラウラに何か無茶な事を頼むつもりかと思った。

                   スチャ

ラウラ「代わりした。」

「ラウラ・ベルタリア准尉.司令部までいらしてください、重要任務が与えられます。」

ラウラ「了解しました、今すぐ向かいます。では失礼しました。」

ラウラに対する用は重要任務の事である。
ただ女性士官が重要任務を直接伝えるのではなく司令部から伝えられるのである。
そのためにはラウラが直接司令部までいくしかない。

ラウラ「重要任務って何かしら?」

劉夢華「さぁね・・・でも怒られる内容じゃないし、よかったじゃない。」

ラウラ「まぁそれはそうだけど、何か気になってしまうのよね。」

ラウラはこの前の海兵新兵訓練編を佐官クラス(大佐)を投げつけ相当な処分を受けると思っていたらしい。
だが、重要任務の意味が分からない。
なぜ寝る寸前に・・・・・・すると夢華は・・・・・

劉夢華「もしかして、いやらしい重要任務だったりしてね。」

ラウラ「嫌らしい任務!?」

いやらしい重要任務。
それは性的な事であり、女性が弱みを付け込まれるアレである。
ラウラの体つきはメルトラン故に優れており、男性兵士を魅了する程である。
夢華は司令部で重要任務と言うとそれを予想してしまう。
ただこの行為をすると軍法会議に処せられてしまい、失脚してしまうため。
現実的にはない。

劉夢華「冗談・・・・気にしちゃだめよ、どうせ対した任務じゃないわよ。」

ラウラ「エスケスタ エセケスタ!気にしないわよ。・・・・」

夢華のいやらしい重要任務は冗談であり、ラウラは気にしてないと言っている。
ただ一瞬ラウラはいやらしい任務に恐怖感を抱いていた。
ゼントラーディ人であるラウラもそのくらいは知っている。
やり口もいろいろ知っている。

劉夢華「そう言うと思ったわ、適当に頑張って行きなさい。」

ラウラ「行ってきまーす。」

劉夢華「ってちょっ・・・・・あっ・・・・・・・・・・・・」

夢華はラウラは大丈夫だと思っており当然の反応だと思った。
夢華はラウラに激励しラウラはそのまま走って出て行った。
だが二人の顔はとてつもなく、顔を赤くしながら驚いていた。
それはラウラがタンクトップにハーフパンツのまま司令部に行ってしまった事。
普通ならば正装に着替えるのだが・・・・・・・・
指摘しようとした所、

劉夢華「あの子ったら・・・・・」

「で・・・・・・私も本来ついて行く予定なんでありますが・・・・・・・・」

半幅呆れる夢華とついて行けなかった若い女性士官。
夢華はラウラがいつ気がつくのか・・・・・・・
だけど、結局ラウラは気がついて戻ってくる事はなかった。
だが気がつかなかったラウラに災難が訪れようとは、ラウラ本人はこの時点で分かっていなかった。
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明日はうますぎWAVEなんさ。

2016-12-26 21:57:27 | 日記
明日はうますぎWAVEです。
今年最後のうますぎWAVEですね、今年いろいろありました。
スーパーロボット大戦OGムーンデュエラーズが発売されたり。
水谷優子さんの訃報とか・・・・・・・・・

来年はスーパーロボット大戦Vですよ。
それに向けてゲットセット!
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シン・ゴジラ

2016-12-26 14:57:43 | 映画観たよん♪
自分はシン・ゴジラと言いますね。
シン・ゴジラは3回程見ました。
現実の日本にゴジラが来襲したらのテーマで今までのゴジラにはないテーマが盛りだくさんでした。

そして最新鋭の自衛隊の兵器群が魅力的でした。
事実ゴジラは自衛隊創設期(警察予備隊と保安隊を除く)からずっとゴジラと戦っています。
発表時はX-2がロールアウトして戦うのではないかと思っていました。

しかし、続編は作るのは難しいだろうね。
出来すぎたヒット作を越えるのは続編ではかなりのプレッシャー。
ただゴジラの生物が来襲後の日本と言う事で今の技術に近い現実味のある技術を使ってゴジラをどうするかにしないといけません。

スーパーXは邪道です。
まぁ来年のアニメゴジラも期待しちゃいましょう。
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目指せ予備自衛官

2016-12-25 22:23:48 | 日記
自分は元々自衛官志望でした。
国を守る意思が強く、自衛官になり活躍したいなと思っていました。
現在の進路はIT関連なんですけど、自衛官の道が途切れたのが時間に間に合わないかったからです。

自衛隊の入隊試験が9月なんですよね、今から勉強しても間に合わないと断念してしまいました。
去年なんですが、集団自衛権が可決されたから死ぬのが嫌で逃げたのではなくこれが原因です。(そもそも自分は集団的自衛権は賛成寄りです。)

公務員は倍率が高いし、落ちやすいんですよね。
戦闘で死ぬ恐怖より圧倒的倍率に恐怖しました。

安定しているから志望率は高いみたいだし。
でも会社を務めながら自衛官としてできる予備自衛官制度があるから。
そちらを狙っています。
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VEFー1プラウラー

2016-12-24 22:34:52 | オリジナルメカニック
VEFー1プラウラー
【機種】可変電子戦闘機
【開発】ストンウェル・ベルコム社
【全高】
・3.84m(ファイター)
・8.7m(ガウォーク)
・12.68m(バトロイド)
【全長】
・14.23m(ファイター)
・11.23m (ガウォーク)
・4m(バトロイド)
【全幅】
・14.83m(主翼展張時)
・8.54m(主翼後退時)
・7.56m(バトロイド)
【解説】
新統合軍が開発した可変電子戦闘機。
武装は軍事機密のため公開できないが、西暦2013年にロールアウトした。
電子攻撃・電子防護・電子戦支援の3要素が可能であり、登録されていない迎撃機のレーダーや防空網を遮断する。
戦前より開発が進められていたが、第1次星間大戦で一時中止になるが。
戦後開発が再開され2013年にロールアウトした。
ゼントラーディ用のレーダーでも攻撃が可能になった。
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第68話 スパイ・アンド・スナイパー

2016-12-24 22:21:54 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
             【西暦2021年5月5日 某バー】
何処かの惑星にあるバー・・・・・・・辺境地帯になり、環境の悪い場所である。
その場所に長髪の目つきの鋭い男がコップを片手に持ち酒を嗜んでいた。

                カラン カラン

ゲラム「やはり地球の酒は美味いな、バーボンと言う酒は中々だ。」

ゲラム・ダルダントン・・・10年前から統合政府の実権を奪わんと目論む野心家である。
今では武器の密輸などや違法商品密輸などで利益をあげる死の商人である。
だがゲラムの真の目的は別にある・・・・・・・・・・・・

セルゲイ「兄貴、来たぜ。」

ゲラム「取引の方はどうだったか?」

セルゲイ「ばっちりだ、ライファのおかげだぜ。」

部下であるセルゲイとライファが取引を終えて成功した事を報告する。
今回の取引は惑星スーシアの反統合系組織に対する武器の密売である。
新統合軍の哨戒部隊に見つかったが連絡される前にライファが殲滅させた。
結果取引は上手く成功し収益を得る。

ライファ「統合軍へ抵抗する反乱分子の助けにはなった、稼ぎは中々のもんだったぜ。まぁあいつらが、どれくらい持ち堪えるかの話だな。」

ゲラム「利用できるならなんでもいいさ、幸いダンシング・スカルは惑星エデンで新しいおもちゃの試験をしている。だが他のVF-X部隊も精鋭だから、どうせそいつらもすぐにマイクローンを踏み潰す感じで潰れるさ。」

VF-X・・・・・・・・・・第1独立戦隊VF-Xキルケーを始めとする特殊部隊である。
最新兵器を運用し、各地の強力な反統合ゲリラ組織などを潰す最強の部隊である。
パイロットも一流の腕前ばかりではなく、整備もオペレーターも皆優秀と評価も高い。
ゲラムは武器を与えても連中は他のVFーXによって潰されると見ていた。
だがゲラムは武器を売れるチャンスでもあるし、いろいろと壊滅後の混乱で情報を入手しやすい。
反統合ゲリラ組織なんぞ、ゲラムからすれば金のなる木と捨て駒同然の連中である。

セルゲイ「しかし、敵であるオルグに例の遺産の移送データを渡して良かったなのか?」

ライファ「そうですぜ、あんな野郎になぜ美味しい話を・・・・それに奴はカムジン派・・・・・」

ゲラム「慌てるなよライファ.俺の極秘情報は、オルグに引き渡すことによって俺にとっては大きな利益になる。それに奴には泳いでもらうさ、そして最終的には奴の利用価値を絞りに絞って中身がなくなった途端消えてもらう。」

オルグに反応弾と言う上手い話を流したのもゲラムの狙いである。
奴が動いてくれれば、何かと都合がいい。
当然人に言えない都合・・・・・・・

セルゲイ「しかしどのような効果があるんだ?」

ゲラム「まぁ今は言えんな、何処かで公安の人間と統合軍情報部の人間がマークしているかもしれん。」

                  グイッ

セルゲイ「そうなのか・・・」

ゲラム「そう悲しい顔をするな、酒が不味くなる。」

セルゲイ「ハッ申し訳ございません。」

ゲラム「まぁ硬くなるな、今日は酒でも飲め。(さて俺が密かに奪取した例の機体と俺が造った地球の技術を応用した戦闘用ゼントラーディ、悟られんように騒ぎを起こすかな。くははははは。)」

セルゲイ「そう言えば元スペツナズの統合軍に潜入した駒はどうするんだ?」

ライファ「俺も気になっていだが?」

セルゲイ「もし統合軍に捕まって、俺達のことを吐かれたらおしまいですぜ。」

ライファ「そうだそうだ。」

セルゲイはゲラムを前もって派遣した元スペツナズのスパイの事を言う。
だが万が一へまをして使った時の心配をする。
なぜなら自分たちの事を履かれてしまう事があるから・・・・・・

ゲラム「奴か・・・・まぁ奴のお陰で例の物の場所を見つけ、俺が雇った工作員でその例の物は奪取し反統合ゲリラに所属する地球の技術で応用した戦闘特化ゼントラーディの遺伝子元のメルトランへ レンドリースしたが・・・・・・・次狙うのは統合陸軍新型兵器のOS。今回も奴には統合陸軍の例の新型に搭載されていOSを奪取してもらう。お前達が心配するとおり統合軍に捕まるなどの失敗した場合は・・・・・・」

「やはり・・・・・・消すのですか?」

ゲラム「そうだ、既にエデンにスナイパーを潜ませている。」

ゲラムは仲間だろうが、自分たちに危害が出る前に消す。
セルゲイとライファはそれを平然と言えるゲラムが怖かった。

           カラーン カラーン

ゲラム「それはどうかな?、どうせは言わなくても分かる事だからな。まぁ今は酒でも飲んで、楽しもう。」

「ハッ」

二人はゲラムからバーボンのビンを2本もらい。
コップに氷を入れる。

ライファ「お言葉に甘えさせていただきます。」

セルゲイ「同じく。」

二人はコップの中にバーボンを入れ飲み込む。
恐怖を抱きながらも、ゲラムを心酔していたためバーボンの味は美味しかった。

ゲラム「そうかそうか・・・・・・・・・・・・」

ゲラムが二人がバーボンを美味しそうに飲んでいる様子を見て喜ぶ。
二人はなんだかんだ可愛い部下である。
そう簡単には失われるような事はしたくない、セルゲイやライファ以下の奴を捨て駒にするが・・・・・・・優秀な部下はそんなにいないので手放すのはもったいない。
ゲラムはそう思っている。

ゲラム「(さて、例のOSは手にはいるか・・・それに奴はもう既に統合軍にマークされている。まぁどちらにしろ、消すからな・・・・)」

既にゲラムはハナから自分の送りこんだスパイを最初から消す気である。
実際にゲラムはバトルロイドのデータをスパイからもらった途端に殺す・・・・・・・・・
ゲラムが立てたシナリオであった。
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第67話 ザースローン機関

2016-12-23 22:55:18 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
今から3日前
          【地球.マクロスシティ.国防省ザースローン機関】

新統合政府の首都惑星.地球.マクロスシティ.国防省。
SDF-1マクロスの前に守護神のように置かれている。
国防省はSDF-1マクロスの総司令部の上位機関であり、統合軍の№2国防大臣や多くの職員が勤務している。
国防省前にはコートを着たVF-1Jバルキリーが警備している。
これぞ銀河の政治の中枢を象徴すべき場所の一つである。
その地下にある機関が存在していた。
                ザースロン機関 
対テロ特殊工作機関。
反統合系ゲリラ組織の無差別テロや、スパイを見つけ出し排除する機関である。
その素性は謎に包まれており実働部隊や可変戦闘機部隊を有している。
この組織は一体何者であるのかは、国防大臣のみしか知らない。

赤いボブカットをした鋭い目つきの黒い軍服とベレー帽を被った若い女兵士。
彼女はゆっくりザースローン機関の秘密通路を通る。

「コードネーム.チェルノボグ(ロシア語:Чернобог,Chernobog)只今戻りました。」

「御苦労」

コードネームチェルノボグ・・・・・・・スラヴ神話の死神である。
彼女の本名は今は答える事はできない。

「君も中々今は亡き父上にそっくりになってきたな、KGB少佐カリーニン・ブラギナにな・・・・・・・・・・」

「そうですか?私は父上未満です・・・・・・・・残念ながら・・・・・・・・」

彼女の父は旧ソ連秘密警察KGBの少佐である。
ソ連崩壊後のロシア連邦のスぺツナズの隊員の育成をしていたが、統合戦争中.部下が反逆し殺害された。
彼女は妹と共に母に連れられ地球統合政府に亡命しようとした矢先.ボドル基幹艦隊の砲撃で母は死んだ。
地下シェルターに置いてけぼりになった彼女と妹は地球統合政府に保護された、唯一父の形見である証明書と共に・・・・・・・・
彼女が失った物は父と母だけではない・・・・・・・・

そして彼女の本名の彼女は死んだ・・・・・・・・・・

「まぁいい、君は10年間訓練に励んできた。君の腕で何度も統合政府に叛逆を企む輩と余の治安を乱す物を排除することに成功している父上殿と同じ能力を得ていると言ってもいいだろう。」

「・・・・・・・・・・・」

彼女は黙る彼女は父がスぺツナズやKGBでは優秀な人物であると周りの人間から聞いていた。
父を尊敬するのと同時に、優秀な父と言う壁に越えられずにいた。

「では本題に入るチェルノボグ・・・・・」

「はい・・・」

「これが今回の命令書だ・・・・しっかり読め。」

「拝見します。」

チェルノボグは命令書を確認する。
彼女はある程度読んで、直ぐに理解したようだ。

「コマンダー、少々エデン軍の連中に大げさに説明していますね。それに私に助っ人をよこすために・・・・・・・・・・」

「その方が優秀な人材を寄こしてくる、ただしお前は女だ。男性だと支障が出る、2名の女性兵士をマークした。」

「2名の女性兵士?」

チェルノボグは指揮官の話に?となった。
ザースローン機関の人間が一般部隊と行動を共にしないといけない。
何かプライドを傷つけられたような感情を持ってしまう。
彼女は軍で戦う以外の道しかなく、戦い続けた父を越えるようあ人材になるためにも・・・・・・・・・
これも任務だ・・・・・・・・意見する気はない、一般兵士と言うよりどうせVF-X部隊の連中だろう・・・・・・連中ならば秘密を守る事の出来る・・・・・・・
そのような女性兵士であれば、別に問題はない。

「さてチェルノボグ引き受けてくれるか?」

「ウラズミェートナ(了解です.ロシア語:Уразуметно)任務は必ず実行します。」

「うむ、その意気だな。」

チェルノボグは命令書に書かれていた惑星エデンでの任務を引き受ける。
VF-Xの女兵士がどうであれ、私は任務をやり遂げればいい・・・・・・・・
それに今回のターゲットは・・・・・・・・・・・・・・・

「では健闘を祈るよ、例のターゲットが惑星エデンから逃亡できないようアダムスカ少佐のマウンテン・キャット部隊を送りこむ。無茶はするなよ。」

「もちろんですコマンダー、私はKGB少佐カリーニン・ブラギナの遺伝子を受け継ぐ者今回も必ずや任務を達成してきます。・・・・では失礼します。」

チェルノボグは敬礼し部屋から退室する。
コマンダーは彼女の後ろ姿が今は亡きカリーニン・ブラギナのように見えてきた。
彼女は今回も成功するかは・・・・・・まだ知らない。

【そして彼女は旅たち翌日の惑星エデン.キャピタルシティ 統合軍エデン防衛軍キャピタル陸軍基地】
「我がE4試験隊に新しく配属になった隊員を紹介する、入りたまえ。」

「はい・・・・・・・・」

                  スチャ

「ラズリシーチェ プリスターヴィッツア(はじめまして Разрешите представиться.)私はナスターシャ・アクロワ少尉です、若輩の身ではありますがよろしくお願いします。」

彼女は偽名を名乗ってE4試験隊に潜入する・・・・・・・
その名は・・・・・・・・・ナスターシャ・アクロワ少尉と・・・・・・・・・・
彼女は来る時まで潜入活動をする・・・・・・・・・例の女性兵士2名が来るまで
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ゼントラーディガールズの忘年会 再会ミリア隊

2016-12-23 14:26:26 | マクロスほのぼのオムニバス
          【17:00 SDF-1マクロス前公園】
絵里・メフィア・エリアーノの3人は目的地でありSDF-1マクロスの近くに近づいた。
先ほどの政治中枢部の街に比べ、私服を着た民間人の姿が増えてきた。
SDFー1マクロス前公園のある区画はマクロスシティの大企業や商業区が混ざった地である。

星村絵里「時間は丁度1時間前ね、仕事終わって遅刻するかと思ったわ。」

絵里はメールも何日も放置しないで直前まで旦那.和也と一緒に演習をやっていた絵里。
戦闘や仕事そして家庭内を上手く切り分ける事は出来るが、若干抜けている絵里ではあるがなんだかんだで運がいい。
遅刻するかと思ったら、約束の時間の1時間前に到着できた。

案外私は運がいい、いい人生だわ。

と何故か感動する絵里。
すると公園の中央にはコートを着た女性たちが集まっていた。
髪の色からして地球人ではない、マイクローン化したゼントラーディ人である。
その中心に立つ人物がいたそれは・・・・・・・・・

星村絵里「お久しぶりです、ミリア1級空士長。」

ミリア「久しぶりね、モーア.メフィア.エリアーノ。」

絵里の挨拶に続き、メフィアとエリアーノは敬礼する。
中心にいた人物それはミリア・ファリーナ・ジーナス、彼女らの上官である。
絵里達もミリアと会うのは数年ぶりである。

その場にいた一同は懐かしい顔ぶれである。

絵里とメフィア・エリアーノはそれぞれミリアに握手をする。
そして3人は他のメンバーにもそれぞれ挨拶する。

【参加メンバー(名前は結婚前)】
ミリア・ファリーナ幹事
モーア・カリダム
デワントン・フィアロ
メール・フェーン
メフィア・メルダーン
エリアーノ・ミフェス
ミィーズ・ケラン
ネネ・シャーロック
クラン・ノーズ
アマテラ・サーノ
イリア・ファローン
シャロ・ノーズ
エアット・スペルズ
シャン・クロッケル
オーサ・ロス
アルル・ナリオ
ユリア・ムローン
アリッサム・ヒスロー
コムロ・ニシカン
ラサラ・ネール
メデューサ・ハンブロック
アンリ・ヤブローズ
エンミラ・ファリーナ
メデュラ・シャーニナ
オメル・ストール
ルーナ・ロレッサ
ビネーク・フィーズ
ミツル・ファレット
アギ・キラ
ジャル・ノット
フェリロ・ラース

とミリア隊のメンバーが勢ぞろいした。
メガロード01のクレリアは来れない事をミリアが説明した。
だが、真相は話せない。
メガロード01は消息不明になっている、この処置はそのためである。

とは言え30人ぐらいのミリア隊のメンバーはミリア離脱以後のメンバーは戦死せず今に至る。

第1次星間大戦時の初期メンバーの他、戦死した隊員の補充メンバーも含まれている。
彼女らはラミラミズが重視する程の精鋭である。

ミリア「もうこれで全員揃ったわね、そろそろ女だけで忘年会を始めますか。」

ミリアの発言にミリア隊の面々は歓喜する。
絵里はこの大人数で予約を取れる宴会会場があるのか気になる。
最近は忘年会シーズンで集団で予約できる店の空きがどんどん減っている。
果たしてそんな店があるのか・・・・・・・・・・・

そして一同は地下鉄マクロス南北ラインで北上する。
なんで地下鉄乗るのか・・・・・・・・なんかだんだん不安になった。
電車は北部航空隊基地前駅に止まる。

ミリア「全員下車。」

ミリアの号令で北部航空隊基地前駅で一同は降りる。
降りた絵里は何か嫌な予感しかしなかった・・・・・・・・・・
まさか基地滑走路で忘年会・・・・・・・・・・そんな予感がした。

星村絵里「偶然駅が一緒なだけなんだよね、きっとそうよ滑走路で・・・・・・・・」

アマテラ「モーアどうしたんだ?一人でブツブツ?」

星村絵里「にゃっ気にしないでね。」

ついうっかり思っていた事をアマテラに聞かれてしまう絵里。
気にしないでねと答えた。
忘年会会場の会場は北部航空隊基地以外の店を信じる絵里であったが・・・・・

                   【北部航空隊基地】
星村絵里「なんでここでするのよまったくもう。」

結局最初の嫌な予感が当たってしまった、今年の忘年会の会場はマクロスシティの北部を空を守る北部航空隊基地。
広大な飛行場であり、軍用機が立ち並んでおり近くには住宅街はない。
あるのはコンビニぐらいである。

エリアーノ「モーア、なんか落ち込んでない?」

ミィーズ「軍事施設で忘年会と聞いたら驚くでしょうね。」

驚くと言うより呆れたんだよ。
絵里は忘年会は綺麗なお食事所ですると思っていたらしく、若干ショックは大きい。
毎年の忘年会はいつもそうだった、部隊の皆と愛する和也と居酒屋でわいわい。

今回は軍事基地・・・・・・・・・・そんな馬鹿な事があってたまるもんですか・・・・・・・

メフィア「モーア、そんな暗い顔したらせっかく皆の再開だし場が悪くなるわよ。」

星村絵里「それはそうだけど・・・・・・・・」

メフィア「美味しい食べ物を食べて、元気だしなさいよ。いつもの元気なモーアを久しぶりに見たいはずだよ。」

暗く落ち込んでいた絵里を励ますメフィア。
そうだった食べ物・・・・・・おいしい食べ物を一杯食べなくては・・・・・・・・・
絵里の食欲本能を爆発させる。
いままで普通の栄養食しか食べてなかった絵里は食べ物と言う単語を聞いて元気がでる。

星村絵里「よし!!」

メフィア「その意気よん♪」

絵里はものすごく興奮するような勢いを見せた。
メフィアは食べ物の事になるとすぐこれだからと・・・・・・若干呆れる。
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第66話 VF-X-10改

2016-12-23 14:16:53 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
      【西暦2021年5月5日ニューエドワーズ基地第2ハンガー】
         ガコーン ガコーン ガコーン
ゼネラルギャラクシーのアルガス・セルザーとテストパイロットであるミリア・ファリーナ・ジーナスは黙々とVF-Ⅹ-10改プロトカットラスの整備を行っていた。
さっきの転倒騒ぎがあったが、別の場所でやっていたため転倒した事実すら知らなかった。

「センサー回路、レーザー砲標準に問題なしです・・・アルガス技師。」

アルガス「うむ、そうか・・・・・・・・・ミリア中尉、コクピットに入ってOS入力を頼む。」

ミリア「エスケスタ」

                スタッ

ミリア「うわ~結構仕事量が多いわね・・・・・まぁさくっと終わらせようかしら。」

ミリアはコクピットに入る、コンピュータを上手く接続しOSを入力を開始した。
可変戦闘機のOSはかなり種類があり、射撃・正常値・・・・数えるのが面倒と言う程。
可変戦闘機の生産は自動で行われるが、試作機のOS入力は手動でしないといけないその分手間がかかる。

ミリア「EMCアクセラレーター全開一次二次チェンバー加圧中、機体コントロールをFCSへ、マスターアームコントロールON FCSアクティブモードリミッターリリース 冷却ポジションをサーフェイスモード、パッシブセンサーブラックアウト ヒートエクスチェンジャー強制稼働 バレルコイル電荷正常値 射撃コードグリーン CPNVR 各アクチュエーター設定 ゲート、リリース!自動学習運用システムオールグリーン ガンカメラ調整 オン アクティブステルスシステムオールグリーン OS設定入力オールセット。終わりました、セルザー技師。」

「早!?」

だがエースであるミリアにとっては簡単な仕事であった。
近くにいた女性の整備兵が思わず言葉に出てしまう程の早さである。
OSの入力は複雑であり、最低でも30分はかかる。

アルガス「流石はエースのミリアだ、数分しか経ってないな。」

ミリア「当たり前よ、このくらいのOSは簡単に登録できるわ。まぁ、少し手間取りましたが。」

アルガス「そうか、しかしこのOSの導入でVF-X-10は最終的に完成し、実戦導入も早期定期に開始される。その時は量産型1号機をテストパイロットである君と、2号機を旦那であるジーナス大尉に引き渡そう。そうそう予備機として3号機も配備させる。」

VF-X-10の完成型でありVF-9カットラスの1号機ー3号機までの受領の約束をする。
完成したての初物を貰えるパイロットはそんなにいない。
VF-X-1がVF-1バルキリーでロールアウトした時もロイ・フォッカー少佐(戦死後.大佐)も1号機を受領している。

ミリア「お心遣い感謝いましたすわ。」

ミリアはニコッとしてアルガスに感謝する。
既にゼネラル・ギャラクシーでは2号機と3号機が完成しており、後は惑星エデンで得られた1号機のデータを改修すれば後はダンシング・スカルに納入するだけである。

アルガス「当然.ダンシング・スカルのシンボルマーク、スカルイーグルのエンブレムはノーズアートとして入れて納入します。赤い稲妻.青い彗星の名を更に広めてください。」

ミリア「分かったわ・・・・・・・しかしなんで3号機まで配備されるのかしら?」

3号機・・・・・・・・
なぜミリアとマックスしかいないダンシング・スカルに3号機が納入されるのか疑問に思った。
だがその理由は直ぐに判明する。

アルガス「モアラミアって言う娘のためだよ、結構あのモアラミアと言う娘はいいパイロットだからね。」

ミリア「モアの?」

アルガスはモアラミアの実力を評価していた。
反政府組織に属しゼントラーディの戦う星と言われるだけの能力があり、それに可変戦闘機に乗っても直ぐにエースパイロットの仲間入りすると見ていた。
いつか使うだろうとVF-9カットラスの3号機を同時にダンシング・スカルに納入しようと考えていた。

アルガス「そうモアラミアのだ・・・・将来マリアちゃんと一緒に歴史に残るエースパイロットになりますよ。あなたに似てね。」

ミリア「まぁ♪お上手ですこと。」

義理の娘であるモアラミアだが、実の娘同様可愛がっており褒められると喜ぶ。

               プシュー

「セルザー技師!」

技術者が慌てた風に駆け寄ってきた。
何やら蒼褪めた表情をしておいる。

「セルザー技師!大変です!!!」

アルガス「どうした?ちょっと失礼。」

ミリア「大丈夫よ、行ってらっしゃい。」

アルガス「すまん。」

アルガスはミリアとの会話の席を外れ技術者と共に倉庫まで行く。
技術者の顔を見て何やらただごとではないとアルガスは悟った。
それらの状況判断では嫌な予感すると実感する。

アルガス「改めてどうしたんだ?」

「実はク.クラーキン代表が、な..........亡くなられました。」

アルガス「馬鹿な!なんでなんだ、この前は元気だったはずだぞ!」

クラーキン代表・・・・・アレクセイ・クラーキン
旧ソ連航空機設計局技師であり、ゼネラル・ギャラクシーの創設者である。
VF-4ライトニングⅢを開発に携わり、アルガスなどのゼントラーディ技術者を始め反統合同盟系の技術者を抱え込んでいる。
新星インダストリーとはライバル関係であり、航空産業の中で並び立つ人物として名をはせていた。


「自ら設計したVF-4の改良型のテスト中に同乗した際にエンジントラブルで、事故死と・・・・」

アルガス「それではVF-X-10の開発はどうなる、改は最終段階なんだぞ。」

VF-X-10の開発はアルガスが主導で行っていた。
アルガスがVF-4の改良実験で死亡した事により計画がとん挫する事になる。
そうすれば対抗馬である新星インダストリーが新型機の採用の座を奪われてしまう事になる。

「幸い後任者が開発を引き継ぎ、統合軍上層部も承認したため開発は続行可能です。」

アルガス「そうか・・・・・・助かった、しかしクラーキン代表が亡くなるとは私の恩人だったのに・・・・」

開発は継続されたそれは不幸中の幸いである。
だが、アレクセイ・クラーキンは旧ソ連の人間でもありゼントラーディはともかく反統合同盟系の技術者を抱えこんでおり反統合系ゲリラ組織に武器を密売している噂がありそれを新統合軍の特殊部隊が消した説は後年に論争にあったが・・・・
その真相は闇の中である。

「ライバル機のVF-X-8ファントムⅢの消息不明に続きの不幸でした。」

アルガス「VF-X-8ファントムⅢの消息不明?なんだそれ・・・・・・・・」

VF-X-8ファントムⅢの行方不明。
VF-X-10改の対抗馬である。
アルガスはファントムⅢの消息不明と聞いて技術者に聞こうとするが・・・・・・・

ミリア「そろそろいいかしら?」

壁からミリアがヒョコ頭を出すように出て来た。

アルガス「おっとそうだったな、君は機体のチェックを頼む。」

「ハッ。」

技術者にVF-X-10の整備を任せミリアとミーティングに入るアルガス。

ミリア「この機体が完成したら、どのくらいの影響がでるのかしらね?」

アルガス「主力機が行けない地形まで通る事ができるので、かなり絶大な影響はでます。」

二人はVF-X-10がVF-9カットラスとしてロールアウトした時の軍事的な影響について話し合った。
ミリア本人はマックス本人も入れたかったが、当の本人は現在仕事中である。

「中尉」

ミリア「うん?私に何かよう?」

「大至急、司令部まで来てください。」

ミリア「どうして?」

突然、将校がミリアの元へ来て司令部まで来るように伝える。
ミリアはなぜ司令部に呼ばれたのか?疑問に思った。

「実は地球のマクロスシティから緊急入電で、下手すると統合政府に対しを国家転覆の危機に対処する作戦が伝えられたらしいです。」

ミリア「なんですって?一体何が?」

「詳細は司令部で・・・・・」

ミリア「分かったわ。」

アルガス「それはほっとけないな、後は技術屋である俺に任せて行って来い。」

ミリア「分かったわ、VF-X-10を頼んだわ。」

              スタスタスタスタ

国家転覆の危機・・・・・・・・ミリアは一体何がと言う質問をするが・・・・
将校は詳細は司令部でと答える、ミリアは納得はいかなかったが・・・・・命令であるので行くしかない。
ミリアはアルガスらゼネラル・ギャラクシーの整備班や技術者達にVF-X-10を任せ司令部に向かう。

アルガス「しかしどんな任務が出たんだろうか?」

「技師、それは俺達技術屋には関わる世界ではないので気にしないほうがいいっよ。」

アルガス「言われてみれば・・・・・・・・・そうだな。」

アルガスら技術者は司令部の用事にはそんなに関係はない。
だが・・・・・・・・アレクセイ・クラーキンの死と何かひっかかる。
アルガスはそう考えたが、気のせいだと自分に言い聞かせた。
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クリスマス

2016-12-23 12:13:32 | 日記
基本家族と過ごしますよ。
毎年そうです・・・・・・・・・・・・

だけど今はそんなのは嫌です。どうせなら女作りたいですよ。

なんていうか自分は19歳ですよ、女性とは何度か仲良くなったけどさ恋人以上な関係ではないんだぜ。
友人程度、なんか自分が情けなくなってしまうよ。
いつまでもこんな事をしている場合じゃないぜ。
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