住まい造り・・・・間取りの考え・・・・思考の部分。
基本的には「住みやすい間取り」と「理想の間取り」は少し違いますよね・・・・・・。
気づきの部分。
その「理想」が自分の生活スタイルに合っているのか、
よく検討する必要があります。
生活への心地よさ・・・・・・。
ある意味「理想」と「現実」という部分のバランスというか・・・・・整理する部分。
実際はどうなのかというところ。
どのように考えるのかというところ・・・・・・。
人の移動する内容を「引き戻し」て考えるように。
生活に馴染む「ヒトのの動き」。
そしてその「移動」の順序・・・・・・。
人それぞれ・・・・家族にfitする動きが出来るスペースに。
朝起きて、その始まりの部分からのスタートで
人の動きを考えるという事・・・・・・朝の準備、身支度も含めて。
家族それぞれの移動・・・・・・家の中での動きの分析・・・・・・。
例えばですが、起きる→ベッド降りる→着替える→階段下りる→トイレ、
洗面所→洗濯機→キッチン(作る)→ダイニングテーブル(食べる)→洗濯機
外(洗濯物干す)→ダイニング(片付け)→リビング(片付け)→クローゼット→玄関。
そういう動きの部分を・・・・・・・動線と。
そこに・・・・・夜の動線を加えると、
また異なった移動の仕方も見えてきます・・・・・意外と意識してみないと
その「家族同士の交差」や「移動の複雑さ」・・・・・。
どの位置を通る事で、どんな不具合が起きるのか・・・・etc。
本当に分かりにくいものです、ご家族にとっても
「家族で話す」・・・・・・実際の暮らしの深い部分。
そしてその一日の「動線」を考えたら、
各曜日毎の違い・・・・・そして具体的な家事、
掃除の動線のきちんとデザイン。
そうすることで普段は意識しない部分での「コンセント」の必要な位置も見えてきます。
計画の常識的には、
設計段階での「家具のレイアウト」、「家電のレイアウト」を含めて考えていますが、
掃除の際「各家庭の掃除の仕方」も、
その位置関係にとっては重要ですから・・・・見直しでロジカルにラテラルに・・・・・・考えながら。
そして来客時の動線。
頻度にも、その内容にもよりますが、
来客があったときの見せたくない場所の見え方を確認しながら、
それは同時に「間取りそのもの」の重要な部分。
例えば、キッチンは見えないけど、リビングダイニングは丸見えになるとか、
「壁の位置」や「扉の位置」・・・・・「ヒトの誘導」・・・・・様々な角度からのデザインを考えて。
僕の設計の手法でもある「魔法の壁」の存在でのデザインも盛り込みながら・・・・・・。
キチンと考えておきたい・・・・・見落としがちなところは、
冬と夏の動線(季節物の出し入れがしやすいか、収納スペースも含めて)
子供が段階的に成長した場合の「すぐ未来」の動線も視野に・・・・・・。
そうすると、「住みやすく」維持も・・・・・しやすくなりますからね。
生活、家事の動線は、なるべく単純化するような思考で。
ある意味・・・・・目隠しの関係や意匠的(見た目)の関係で、
視界を調整する意味でくねくねと計画する場合は、
移動するスペースの幅の調整などで・・・・工夫を。
水まわりのスペースにも移動の仕方。
使い方の動きもデザインに取り込むように・・・・・・・。
自分で見えていない普段の部分・・・・・家づくりの際、
家族で「シミュレーション」するように、
人の動きを書き込みながら「プランを見る」事は大切ですよ・・・・・。
生活の器となる、暮らしの基本のスペースですから・・・・・住まいは。
生活の仕方の反映の仕方をデザインするように。
Produce Your Dream>>>>>-----------------------------
建て主目線+αの提案・・・「建築と住まい手とその暮らしを豊かに」
やまぐち建築設計室ホームページ http://www.y-kenchiku.jp/
gooブログ http://blog.goo.ne.jp/2145arc2
--------------------<<<<<Yamagucih Architect Office