ドン・フランシスコ（Don Francisco）１９６２年から今まで、４4年間も同じ司会者により、スペイン語で放映されいるテレビ番組がある。その名は、「Sabado Gigante」」。毎週、土曜日の午後、アメリカのマイアミから４２カ国に放映されている。見ている数、1億人。
その司会者は、ずっと同じ人で、その名は、「Don Francisco 」。南北アメリカで、国境を越えた超有名人。
同じ司会者による世界一長く続いている家族向けの番組で、人を傷つける様な番組ではない。初め司会者出身のチリから始まり、20年前から、アメリカで放映されている。
それを見て、人々は、感動し、笑い、遊びたい気持ちになり、ヒスパニック文化の素晴らしさを知って行く。
「日本で一番おいしいス一プは何ですか？」と彼から質問され、日本人が味噌汁と答えると、「味噌汁の秘訣は何ですか？」と又質問される。彼は、言う。「誰もよく知らない。しかし、味噌汁の味は、みんな好きですよね。・・・・人間は、みんな一緒、距離があっても同じ言葉で結びついている。私達は、スペイン語の味噌汁を作っていると思っている。スペイン語圏の視聴者が好きそうな材料を全部入れている。ユーモア、ゲーム、情報、かわいい女の子、きれいな女性、若者、有名人etc。味噌汁と同じで、塩辛い日もあれば、味が薄い日もあります。時々、エビなどおまけの具を入れたり、材料を一つ減らしたりもします。でも、いつも、「Sabado Gigante」と言う名のスペイン語の味噌汁を作ろうとしています。スペイン語メディアで働く私たちの目的は、ヒスパニック文化を力強く維持することです。」
（9月28日＆再放映10月2日のＮＨＫスペイン語会話より）
