日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

北朝鮮核実験実施

2006-10-09 12:39:39 | Weblog
北朝鮮が、地下核実験を実施した。これをどう見るか、国内でも、国外でも、いろんな意見に分かれと思われる。韓国や中国は、これを機会に、日本が更なる軍備を拡張することにならなければいいが、と思っているに違いない。
 恐らく、これで、北朝鮮の強い態度は、終わりと思う。後は、柔軟になって来ると思える。もう、これ以上の脅す手はないし、これ以上すれば、自分の身が危なくなることぐらい、理解しているはず。テポドン2号で失敗しており、メンツ上、どうしてもそれに踏み切らざるを得なかったと思われる。
 北朝鮮の人々の構造は、3つに別れれている(バングラデシュで知り合った延世大学学生からの情報であるが)。民衆と金正日と軍部である。(少数の)軍部が暴走に走れば、戦争になる。軍部を押さえ切れるのは、金正日しかない。
 金正日は、恐らく、戦後復興の今の日本の姿に憧れていると思う。長男が日本におしのびで来たり、日本人のコックを雇って日本食を好んで食べていたからして。
 元より、核を落とす気は、もうとうないと思う。ただ、脅して、要求を達成しようとする古風な仕方から今でも逃れられないのだ。
 経済封鎖や大水害などで、北朝鮮の民衆の多くは、どん底にある。金正日氏が一番恐れているのは、アメリカではなく、北朝鮮の多くの大衆からの反撃ではないだろうか。イラクのフセインの姿を如実に見ているからして。
 彼は、肝臓を傷めて(糖尿病もあるかも知れないし、あの体型であれば、高脂血症は、疑いなくあるだろう)、その薬を飲んでいる。自分の健康に気を配っている所から察すると、命に対する執着心は、人一倍、強いと思われる。
 脅しで今まで成功してきた経験から、今回も、今度の脅して、何とか出来るのではと思って実施になったのではないだろうか??
 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地域医療崩壊の第一楽章

2006-10-09 09:49:12 | Weblog
 病院の数や開業医の数は、同じ。しかし、住民の数は、減って行く。当然、医師一人が診る患者さんの数も減り、そうでなくても、医療費抑制で、医療経済は正にピンチ。その傾向は、中央に離れている所であればある程、深刻です。
 市町村合併で、病院の統廃合が行われています。いずれ、多くの病院がなくなるか、それなりに縮小されると思われます。同じ健康保険料を払っているのに、実際には、貧弱な医療しか受けられない人が、多くなってきているのです。
 採算の最も合わない小児科や産婦人科の集約化が起きています。
 小児科の入院ベッドの9割は、国公立が持っています。何故か、採算が合わないからです。自分の場合、19床の小児科ベッドを持っていました。で、その時に、初めて知ったこと。看護師が1名もいなくても、19床で、開業できることです。本当です。開業当初、退院する時、多くの親御さんからしばしば言われました、「(病院と違って、あまりの安さに)計算間違いじゃないのですか」と。
 夏の終わり頃~秋には、2週間程、入院0の時が続きます。インフルエンザが大流行の時は、19床でも、足りなくなります。しかし、そんなこと、わずかの期間ですが。
 この先、日本の医療は、どうなるのでしょうか?日本の医療制度は、世界で、6番目にいいそうです。多くの国が悩んでいるのです。しかし、医師の行為が直ぐに刑事事件となり、逮捕される国は、わずかです。先進国の中で、日本ほど人口当たりの入院ベッド数が多くて、日本ほどベッド数当たりのスタッフの数が少ない国は、ありません。
 医療に関しては、余りにも問題が多過ぎて、どこから手を付ければいいのでしょうか、・・・


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする