日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

手話でも説明

2006-12-08 11:20:02 | Weblog
 鹿児島水族館、一度行った経験があるが、いつだったか、定かでない。
 ここでのイルカショウーは、子ども達に非常に人気がある。
 このイルカのトレーナーは、獣医でもある大塚美加さん。現在7頭のハンドウイルカがいて、その内の4頭とは、もう、10年間も付き合っている。当然、それぞれのイルカの性格も病気になった時の症状の現れ方も、熟知している(病気になっても、表現の仕方がそれぞれ違い、しぐさにあまり出そうとしないイルカもいるとのこと)
 昨年の3月に、聴力障害の親子が見に来ていて、お母さんに小学生の女の娘さんがいろいろ手話で聞いていたが、お母さんも困った様子だったとのこと。それを見て、手話で説明をしようと思い付いた。元々、大学では、手話サークルに入っていた関係で、ある人の協力で、昨年から、既に、話しながら、同時に手話で解説している。
 ここでの水族館のテーマは、「生きる」。海の生き物を通じて、共に生きることの大切さを考えようとのことであるが、彼女の手話を見て、聴覚障害者の理解を自然な形で受け入れることの出来る子ども達も、きっと多くなるに違いない。
 (NHK教育テレビ、平成18年12月2日&8日の「みんなの手話」より引用)


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