卒業式の話を引っ張ってきましたが,今回で終わろうと思います。
まとまりのない文章をダラダラと,すみませんでした。
ここ最近はアクセス数がぐっと増えて,1日の読者数が1000人に超えるときがありました。
これにはびっくりしました。。。
攻略法というより,悩みを含めたリアルな話の方が共感してもらえるのかな?
よく見ると,ブログのデザインもいつまでも「冬もの」でした!(よく見なくても分かる…)
春らしいものに変更です。
さて
卒業式で,担任としてなぜ涙が出なかったのか,10年前の涙涙の卒業式と比べたりしながら,いろんな側面から考えてきました。
どれが正解なんてものはもちろんはっきりしませんが,いろんなことが背景として混じり合って,そういう「結果」になったんだろうと思います。
先日,卒業後の謝恩会を保護者会の皆さんが開いてくださいました。
そこで卒業生と保護者全員分からの手紙が一冊のファイルに綴じられたプレゼントをもらいました。
「先生で本当によかったです。」
「尊敬できる先生でした。」
「毎日の授業が楽しみでした。」
「先生に出会えたことに感謝しています。」
教師冥利に尽きるとは,まさにこういった言葉に触れることができることでしょう。
卒業式以降,私の胸の中にはモヤモヤが続いていましたが,これを晴らしてくれる言葉をたくさんもらいました。
とりあえず,
「間違ったことはしていなかったんだ。」
と,自分の中で思うようにしました。
それはこのプレゼントだけでなく,何といっても卒業生たちの立派な姿に表れていたはずです。
今年は,最後の最後に自虐的になってしまいそうでしたが,そんな気持ちだけを抱いたままでは,子どもたちに失礼ですから。
前向きに終止符を打ち,前向きに新しい年のスタートをきることにします。
しかし,いい勉強になる卒業式であったことは間違いありません。
涙が出なかった,その背景にありそうないろいろなことを,絶対に忘れず,今後に生かしていこうと思います。
教師という仕事の奥深さにまた触れることができ,この仕事のおもしろさがまた見えてきたように感じています。
自分は二児の父親になり,仕事の仕方や,仕事をするときの心境に変化が起きていることは間違いありません。
それも,私の人生をトータルで考えたときに,おもしろいことです。
来年はどんな仕事をし,どんな子どもたちを育て,どんなクラスをつくるのかな。
駆け出しのころに思っていたワクワク感が,10年ぶりにまたよみがえってきそうです。