6年生の算数。
1学期最後となる「円の面積」の学習も終わり,単元のテストがありました。
テストの前の時間,一通りの復習はしたので,ある程度大丈夫かなという感はありました。
そして採点してみると…
まあある程度はできていて,それなりの結果は出ているのですが,どうも引っかかる問題がありました。
それは,半径×半径×円周率を使って面積を求める単純な問題なのですが,やたらと間違いが多い問題が1問。
間違いの理由はただ1つ。
「計算ミス」
小数のかけ算なので,それがあっても不思議ではないのですが,採点の途中に気付いたのが
「同じ計算ミス」
をしていることです。
要するに,間違っている子の答えがみんなそろっていました。
なぜだ???
ちょっと分析をしてみることにしました。
「半径は11cm…
だから式は11×11×3.14…
この立式は簡単なことだし,実際みんなできている…
じゃあこの式のどこで計算ミスをするのか…
あっ」
見つけました。
決定的な原因を。
答えを間違えている,ある子のテスト用紙をよーく見てみると,筆算のあとが残っていました。
そこに今回のミスの原因が!
11
×11
11
11
111
なんじゃこりゃ~!
上の方から1がいっぱい並ぶものだから,最後もきれいに1を並べてるってことか~
だから,間違えている子たちの答えは全部
「348.54」
になってるわけか…
安易なミスに腹立たしくなったり,自分の指導不足が情けなくなったりしましたが,同時に,なんか面白く思えました。笑
1をたくさん並べる子たちがかわいく思えてしまって。
いや~ そうでしたか,そうでしたか。
でも,算数の先生として新しい発見でしたし,これから気を付けなくてはいけないことが分かりました。
「11×11」には要注意!
1学期最後となる「円の面積」の学習も終わり,単元のテストがありました。
テストの前の時間,一通りの復習はしたので,ある程度大丈夫かなという感はありました。
そして採点してみると…
まあある程度はできていて,それなりの結果は出ているのですが,どうも引っかかる問題がありました。
それは,半径×半径×円周率を使って面積を求める単純な問題なのですが,やたらと間違いが多い問題が1問。
間違いの理由はただ1つ。
「計算ミス」
小数のかけ算なので,それがあっても不思議ではないのですが,採点の途中に気付いたのが
「同じ計算ミス」
をしていることです。
要するに,間違っている子の答えがみんなそろっていました。
なぜだ???
ちょっと分析をしてみることにしました。
「半径は11cm…
だから式は11×11×3.14…
この立式は簡単なことだし,実際みんなできている…
じゃあこの式のどこで計算ミスをするのか…
あっ」
見つけました。
決定的な原因を。
答えを間違えている,ある子のテスト用紙をよーく見てみると,筆算のあとが残っていました。
そこに今回のミスの原因が!
11
×11
11
11
111
なんじゃこりゃ~!
上の方から1がいっぱい並ぶものだから,最後もきれいに1を並べてるってことか~
だから,間違えている子たちの答えは全部
「348.54」
になってるわけか…
安易なミスに腹立たしくなったり,自分の指導不足が情けなくなったりしましたが,同時に,なんか面白く思えました。笑
1をたくさん並べる子たちがかわいく思えてしまって。
いや~ そうでしたか,そうでしたか。
でも,算数の先生として新しい発見でしたし,これから気を付けなくてはいけないことが分かりました。
「11×11」には要注意!