小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

私、今年の担当学年は…!

2013-04-09 23:04:10 | 学級生活の攻略法

今年度もスタートしました。

私、今年の担当学年は・・・

6年生!!

また!

やっぱり!

でした。

ん~

なんというか、「ハマッてしまった」感があります。(笑)

よくいますよね。

6年生担任ばっかりしている先生が。

私もそのポジションに足を突っ込みつつあるような気がしています。

2年連続の6年担任で、さらに考えてみると、学校の先生をして以来、経験年数の約半分は6年生を持っていることになります。。。

これはどうなんだろう!

うれしいことなのかな?

やばいことなのかな?

色々と考えがめぐりますが、まぁ、とりあえずそのことに関してはもうあまり深く考えずに、今年のクラスに専念することにします。

今年は人数も多く、40名近くいます。

教室で迎えると、

(多っ!教室狭っ!)

と正直思いました。(笑)

そして、なかなか手強い子たちが多そうです。

きっと、過去の6年生クラスにはない1年間を過ごすことできそうです。

私自身、新しい刺激をもらいながら、自分のキャリアアップにも努めていきたいと思います。

さて、学年スタート時に気をつけたい、工夫したいことはたくさんありますが、まずは

子どもたちを一発でひきつける何かを仕掛ける!

これに限ります。

一発で です。

しかも出会ってすぐ、始業式の日に。

子どもたちは新しい担任との出会いに際して、ギラギラとした眼差しで先生を見て、どんな先生なのかを察しようとしています。

1年を通して、こんなに注目されるのはこの日が一番でしょう。

この機会を逃してはいけません。

この子どもたちの目に

(この先生すごい!)とか

(この先生好きかも!)とか

(この先生おもしろそう!)

のような姿を映す何かを仕掛けます。

何を仕掛けるかは、それぞれの先生の工夫一つです。

それぞれに特技や得意話があるでしょうから、人のネタをパクるのではなく、自分だけのオリジナルを用意しておくといいでしょう。

今年の私はというと・・・

走りました!

校庭での始業式。

6年生は校庭の端っこに並んでいます。

そこで、始業式終了後、

「卒業の一年よろしくお願いします!」

のあいさつをでかでかとした声でさせたあとに、

「よし!玄関まで競走だ!」

「えぇ!!!」

「ハンディをやる!10歩前に行け!」

「1・2・3・4・5・6…」

「よーい!どん!!」

そこで、スーツで全力で走り、もちろん40名をごぼう抜き。

抜き去ったあとも、これでもかというくらい全力で走り続け、大差をつけて玄関まで到着。

「先生、はえ~!!」

の声がどんどん後ろに遠ざかっていくのがおもしろかったです。(笑)

子どもたちには、

「なんちゅう先生だ!」

みたいに映ったことでしょう。(笑)

が、インパクトはあったはずです。

子どもは素直で単純ですから、これでとりあえずのつかみはOK。


涙が出なかった卒業式に,やっと終止符を打つ

2013-04-03 22:05:34 | 教師力UPの攻略法

卒業式の話を引っ張ってきましたが,今回で終わろうと思います。

まとまりのない文章をダラダラと,すみませんでした。

ここ最近はアクセス数がぐっと増えて,1日の読者数が1000人に超えるときがありました。

これにはびっくりしました。。。

攻略法というより,悩みを含めたリアルな話の方が共感してもらえるのかな?

よく見ると,ブログのデザインもいつまでも「冬もの」でした!(よく見なくても分かる…)

春らしいものに変更です。

さて

卒業式で,担任としてなぜ涙が出なかったのか,10年前の涙涙の卒業式と比べたりしながら,いろんな側面から考えてきました。

どれが正解なんてものはもちろんはっきりしませんが,いろんなことが背景として混じり合って,そういう「結果」になったんだろうと思います。

先日,卒業後の謝恩会を保護者会の皆さんが開いてくださいました。

そこで卒業生と保護者全員分からの手紙が一冊のファイルに綴じられたプレゼントをもらいました。

「先生で本当によかったです。」

「尊敬できる先生でした。」

「毎日の授業が楽しみでした。」

「先生に出会えたことに感謝しています。」

教師冥利に尽きるとは,まさにこういった言葉に触れることができることでしょう。

卒業式以降,私の胸の中にはモヤモヤが続いていましたが,これを晴らしてくれる言葉をたくさんもらいました。

とりあえず,

「間違ったことはしていなかったんだ。」

と,自分の中で思うようにしました。

それはこのプレゼントだけでなく,何といっても卒業生たちの立派な姿に表れていたはずです。

今年は,最後の最後に自虐的になってしまいそうでしたが,そんな気持ちだけを抱いたままでは,子どもたちに失礼ですから。

前向きに終止符を打ち,前向きに新しい年のスタートをきることにします。

しかし,いい勉強になる卒業式であったことは間違いありません。

涙が出なかった,その背景にありそうないろいろなことを,絶対に忘れず,今後に生かしていこうと思います。

教師という仕事の奥深さにまた触れることができ,この仕事のおもしろさがまた見えてきたように感じています。

自分は二児の父親になり,仕事の仕方や,仕事をするときの心境に変化が起きていることは間違いありません。

それも,私の人生をトータルで考えたときに,おもしろいことです。

来年はどんな仕事をし,どんな子どもたちを育て,どんなクラスをつくるのかな。

駆け出しのころに思っていたワクワク感が,10年ぶりにまたよみがえってきそうです。