「どこを歩こうか?ワンコ」より
この秋は、「右でも左でもなく、前へ」とかいうキャッチフレーズが流行ったろう ワンコ
とにかく今は、匍匐前進であれ何であれ、「前へ」と自分に発破を掛けねばならない時だから、
これは、何かにつけて後ろ向きな私には、タイミング的にもなかなかヒットな掛け声だったんだよ
それなのに、ワンコお告げの本が、こんなタイトルだから驚いたんだよ ワンコ
「後ろ向きで歩こう」(大道珠貴)
これまでに読んだことのない作家さんだし、いくらなんでも このタイトルはないでしょう?と思ったから、
手に取るのを止めようかと思ったのだけど、
今月のワンコからのお告げは何かな?と思いながら、図書館を歩いていた時に、
真っ先に目に飛び込んできたのが、この本だったから、読んではみたんだよ
・・・・・読めば読むほど分からない本だったよ
本書を紹介する「文芸春秋BOOKS」は「人と違う歩き方をしたら、見えてきたもの」と紹介しているけれど、
私もはじめは、「視点を変えれば景色も変わり視野が広がる」という話だと思ったんだよ
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167698034
でも、よく分からなかったんだな これが
19年前に離婚した後 再婚した主人公・小鳩さんは、今は新しい旦那さんと高校生の娘と暮らしている。
娘に、「犬を飼ってくれなきゃ高校を中退する」と脅されて犬を飼ったものの、娘はすぐに飽きてしまう。
娘は、毛がだんご状になっていようが、おかまいなしで放っているので、小鳩さんも放っていると、犬は、『自分がみすぼらしいのをちゃんと知っているらしく、「お恥ずかしいです」というように上目遣い』をし、『すごすご退散するみたいに見えて、わびしい』感じになっていく。
そして、咳をしたり少し様子がおかしくなると、「死ぬ前に、誰かにやってしまえ」と夫婦で相談したりする。
飼い始めてから時をおかずして、犬が癌で亡くなってしまうと、娘は それを習い事を止める方便にだけ使い、さっさと忘れて浮かれ生活の日常に戻る。
これが、「後ろ向きで歩こう」の あらすじなんだよ ワンコ
これの一体どこに、ワンコのお告げがあるんだろう?
タイトルの「後ろ向きで歩こう」という言葉は、
小鳩さんが元夫と再開して、一時の逢瀬なんぞを楽しんでいる時に出てくる言葉なのだけど、
元夫は、後ろ向きに歩きながら、こう言うんだよ
『喧嘩別れじゃないんだから。俺はあなたに自由にしてもらって、今もとってもすいすい気分よく生きてます。もう結婚なんてごめんです』
この言葉を聞いた小鳩さんは、後ろ向きに歩くと、景色がうんと違って見えるかもと期待して、自分も後ろ向きに歩いてみるのだけれど、
足が縺れて尻餅をつきそうになり、通りすがりの人を怯えさせただけで、何も得ることはなかったという。
ねぇワンコ、まさかワンコは、
「(私達の別れは)喧嘩別れじゃないんだから。僕はあなたがた家族に自由にしてもらって、(天上界で)今とってもすいすい気分よく生きてます。もうあなた方と家族になるなんてごめんです」
なんて思っているんじゃないだろう? ワンコ
そんなことを思って、悲しく侘しく寂しくなっていたのだけれど、
昨夜グーグルさんから届いた、一年前の「くるりと回って ずっと一緒」を読み、
ワンコの真意が分かったと思うんだよ ワンコ
今年は一歩進んで、違った景色の中を’’歩いてみろ’’って言ってるんだろう ワンコ
右でも左でも、前でも、視点を変えて見るだけでなく ''進め''と言っているんだろう?
そう云えば、本書のタイトルは「後ろを向いてみよう」とか「後ろ向きでいよう」ではなく
「後ろ向きで歩こう」だもんね ワンコ
後ろを向きながら’’前へ’’と進めって言ってるんだね ワンコ
そんな歩き方しかできない年齢になったといえば、その通りだけれど、
そんな歩き方は、私らしいといえば私らしいね
後ろ向きでも、前へ歩いていけば、きっと辿り着ける場所があるね ワンコ
違う歩き方をすれば、違う景色を見ることになるけれど、
頑張った先にある場所には、きっと奇麗な花が咲いているね
そう信じさせてくれるような本を、もう一冊教えてくれたね ワンコ
その本の言葉は、その作者の来し方を知っているだけに、そこに重なるものがあるだけに、
胸に痛いものがあったのだけど、今は肯定的に受け留め、
頑張る糧にしたいと思っているんだよ ワンコ
そんな本については又つづく
この秋は、「右でも左でもなく、前へ」とかいうキャッチフレーズが流行ったろう ワンコ
とにかく今は、匍匐前進であれ何であれ、「前へ」と自分に発破を掛けねばならない時だから、
これは、何かにつけて後ろ向きな私には、タイミング的にもなかなかヒットな掛け声だったんだよ
それなのに、ワンコお告げの本が、こんなタイトルだから驚いたんだよ ワンコ
「後ろ向きで歩こう」(大道珠貴)
これまでに読んだことのない作家さんだし、いくらなんでも このタイトルはないでしょう?と思ったから、
手に取るのを止めようかと思ったのだけど、
今月のワンコからのお告げは何かな?と思いながら、図書館を歩いていた時に、
真っ先に目に飛び込んできたのが、この本だったから、読んではみたんだよ
・・・・・読めば読むほど分からない本だったよ
本書を紹介する「文芸春秋BOOKS」は「人と違う歩き方をしたら、見えてきたもの」と紹介しているけれど、
私もはじめは、「視点を変えれば景色も変わり視野が広がる」という話だと思ったんだよ
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167698034
でも、よく分からなかったんだな これが
19年前に離婚した後 再婚した主人公・小鳩さんは、今は新しい旦那さんと高校生の娘と暮らしている。
娘に、「犬を飼ってくれなきゃ高校を中退する」と脅されて犬を飼ったものの、娘はすぐに飽きてしまう。
娘は、毛がだんご状になっていようが、おかまいなしで放っているので、小鳩さんも放っていると、犬は、『自分がみすぼらしいのをちゃんと知っているらしく、「お恥ずかしいです」というように上目遣い』をし、『すごすご退散するみたいに見えて、わびしい』感じになっていく。
そして、咳をしたり少し様子がおかしくなると、「死ぬ前に、誰かにやってしまえ」と夫婦で相談したりする。
飼い始めてから時をおかずして、犬が癌で亡くなってしまうと、娘は それを習い事を止める方便にだけ使い、さっさと忘れて浮かれ生活の日常に戻る。
これが、「後ろ向きで歩こう」の あらすじなんだよ ワンコ
これの一体どこに、ワンコのお告げがあるんだろう?
タイトルの「後ろ向きで歩こう」という言葉は、
小鳩さんが元夫と再開して、一時の逢瀬なんぞを楽しんでいる時に出てくる言葉なのだけど、
元夫は、後ろ向きに歩きながら、こう言うんだよ
『喧嘩別れじゃないんだから。俺はあなたに自由にしてもらって、今もとってもすいすい気分よく生きてます。もう結婚なんてごめんです』
この言葉を聞いた小鳩さんは、後ろ向きに歩くと、景色がうんと違って見えるかもと期待して、自分も後ろ向きに歩いてみるのだけれど、
足が縺れて尻餅をつきそうになり、通りすがりの人を怯えさせただけで、何も得ることはなかったという。
ねぇワンコ、まさかワンコは、
「(私達の別れは)喧嘩別れじゃないんだから。僕はあなたがた家族に自由にしてもらって、(天上界で)今とってもすいすい気分よく生きてます。もうあなた方と家族になるなんてごめんです」
なんて思っているんじゃないだろう? ワンコ
そんなことを思って、悲しく侘しく寂しくなっていたのだけれど、
昨夜グーグルさんから届いた、一年前の「くるりと回って ずっと一緒」を読み、
ワンコの真意が分かったと思うんだよ ワンコ
ワンコはさ、視点を変える重要性は去年お告げしたから、くるりと回って ずっと一緒ワンコ ワンコが天上界の住犬になって10ヶ月目の日、ワンコ実家の両親へ、ワンコ誕生18年の御挨拶に伺ったんだよワンコの誕生日前後には、毎年ワンコも一緒に御挨拶に行ったよね ワン......
今年は一歩進んで、違った景色の中を’’歩いてみろ’’って言ってるんだろう ワンコ
右でも左でも、前でも、視点を変えて見るだけでなく ''進め''と言っているんだろう?
そう云えば、本書のタイトルは「後ろを向いてみよう」とか「後ろ向きでいよう」ではなく
「後ろ向きで歩こう」だもんね ワンコ
後ろを向きながら’’前へ’’と進めって言ってるんだね ワンコ
そんな歩き方しかできない年齢になったといえば、その通りだけれど、
そんな歩き方は、私らしいといえば私らしいね
後ろ向きでも、前へ歩いていけば、きっと辿り着ける場所があるね ワンコ
違う歩き方をすれば、違う景色を見ることになるけれど、
頑張った先にある場所には、きっと奇麗な花が咲いているね
そう信じさせてくれるような本を、もう一冊教えてくれたね ワンコ
その本の言葉は、その作者の来し方を知っているだけに、そこに重なるものがあるだけに、
胸に痛いものがあったのだけど、今は肯定的に受け留め、
頑張る糧にしたいと思っているんだよ ワンコ
そんな本については又つづく