何を見ても何かを思い出す

He who laughs last laughs best

真骨頂に光さす

2018-08-11 05:55:55 | ひとりごと
「真っ向勝負に栄冠を!」 「科学か愛の力か、コツコツか」 「マスコミ有害論」より

古傷の肘を完全に痛めてしまい、もう野球は無理だと分かってからも練習を続けた君が、
分かってはいても、背番号すらもらえない現実に、荒れていたとき、
何も気の利いたことが言えなくて、ごめんね
地方大会が佳境に入るにつれ不機嫌になっていくのを、
どうしようもない思いで見守っていたけれど、
どうやら自分で乗り切ったね
ここで唐突に朝日と富士山の写真だけど、君には通じているだろう

一時は、リトルリーグの後輩の世話をやくのもウットウシイという感じだった君が、
思い入れのあるボールや、練習用のボールを後輩に手渡しながら、
「思いを繋いでくれよな」と語っているのを見た時には、
目頭があつくなったよ

たくさんの野球(青春)小説で、
願い虚しく敗れた者たちが、後輩に思いを託す場面があるのだけれど、
本当にそうなんだね

ねぇJ君 野球っていいね
君の成長を見ていると、本当にそう思えるよ

それでも今はまだ、「球道恋々」(木内昇)を手渡すには早いかもしれないけれど、
いつか、野球小説の感想なんかも一緒に話そうね 『「球道恋々」に、恋々④ 人生の真骨頂』

でもさ、君 今は勉強するんだよ
甲子園観戦に熱をあげてる 君よ
これからは、文武両道の、’’文’’ の季節だよ 
でもって今は、天王山の夏だよ

これから登るお山のてっぺんからエールを送るから
頑張れ! J君


ほったん
今年のお山は、ほったんのお山ではないんだよ
ほったんを拝めるお山に登る予定なんだよ
見守っていてね ほったん
でね、これは春の旅のとき、ホテルの窓越しに拝んだ朝日と富士山なんだよ

ほったんに真っ直ぐ伸びてくる朝日が神々しかったね
お山のてっぺんでも一緒に朝日を拝もうね
じゃあ 登ろう ほったん