30年ぐらい前から購読していたBE-PALから、その血を引き継いで創刊された雑誌が一月号をもって休刊になった。年間購読で毎月 楽しみにしていたが、何年前か、編集部が変わってから高級志向に路線変更し、やがメインの、どこぞにもあるファッションアイテム誌に近いものになってしまった。若かりし頃BE-PALで特集した世田谷の小さなサイクルショップ ワイルドキャット製のマウンテンバイクを見て、こんな自転車が世界にあったのか 誌上で台数限定販売のBE-PAL仕様に即 発注し、2ヶ月待って届いたマウンテンバイクに乗ったあの感動。銀メッキのクロモリのフレームにサンツアー製のブレーキパーツ。日本でまだ数台しかなかった。これでヒマラヤをアタックするぞ~ そんな空想と創造を現実に出来そ~うな気持ちにさせてくれる一誌から生まれたLapitaは下町の大人の少年のバイブルだった。あのタモリ倶楽部のような ありえない目線で創造する雑誌になって復活してくれる事を