十一月二十七日
夕方 東急 中目黒で娘と待ち合わせ。
今宵は 知り合いが毎年恒例の演奏会を行うので家族三人で来たのである。
アベマリアに始まりショパン、や有名な曲を弾いてくださり、あまりにも素晴らしい演奏にまぶたを閉じれば
仕事の疲れも手伝って心地よい眠りに就いてしまった。
その余韻を持ちながら家路につけば、晩酌もせずに、とてつもない深い眠りに達したのであった。
十一月二十日
今日の昼飯は川崎駅前の老舗百貨店”さいか屋”の地下にあるSPASSOで。
渡り蟹とイクラのクリームスパゲテイのLLサイズを注文。
ここはM 、L、 LLサイズのどれを頼んでも６８０円均一で提供しているので、懐に優しいのである。
さてとっ 腹ごしらえも出来たし、バス乗り場へ。
途中 JR川崎駅ビルBE１階にあるカレーショップ アリーに寄って。
この店は昭和３０年代から川崎駅にある店でその当時は五十円カレーで有名であった。
川崎駅西口にあるバス停は最近、整備されて迷ったけど到着
。
ここで東急バス一日パスを購入。東京、横浜、川崎の路線バス（一部除く）が一日乗り放題なのだ。
十五分程で多摩川を渡り、あまり渋滞せずに馬込駅前停留所へ
。
ここで環七を走る森９１系統に乗りかえしばらく行くと野沢交番前で下車、二分 歩いて野沢三丁目バス停から反１１系統に乗車
三谷で恵３２に乗り換え
五本木バス停から徒歩三分程にあるパテイスリーSOURIREでモンブランのおやつタイム。
中は軽い生地に濃厚なマロンペーストをまとわせ、２５秒で完 食。五本木バス停からまた恵３２で柿の木坂交番バス停で下
車。八雲のお屋敷町を通り、目黒区立八雲中央図書館へ。
ここで本日の最終目的地、レストラン シェ松尾に到着。
ボジョレーの赤をチビチビやりながら、娘が絶賛していた、フォークとナイフでいただくサーモンのサンドウイッチを頬張り 一人 文学作品の妄想にふけって。出だしは（女は旅に出た）。 酔いが周ってきただ。
さあチドリ足になる前に酔いをさましがてら都立大学駅前から少し歩いて環七の日丘橋バス停から森９１系統で来た道を戻る。
バスに揺られて夢の途中下車。 どこへ行く？
ＪＲ南武線 
矢向駅から徒歩およそ五分の志楽の湯
地層深く眠っていた恐竜時代の太古の海水が温泉として楽しめる施設で、川崎の住宅街の真ん中にあるとは思えない静けさ。箱根の仙石原に来たような錯覚に陥った。
露天風呂、味噌樽風呂、内湯の御柱風呂、サウナに水風呂
整体やマッサージに足裏マッサージ、女性には予約すればフェイシャルエステまで。
二十分二千円の足裏マッサージをお願いしたら、痛気持ち良い感覚で寝てしまった。
そして黒ごまとバナナにその他身体に良さそうな物が入ったジュースを飲むと身体の毒素が洗われたような気がした。
今までの悪事でかなりの毒が溜まっていたみたい。
出るわ出るわ。
アッと言う間の四時間で南武線に揺られ川崎駅へ。
気分が楽になったせいか。
川崎駅のコンコースにあるKIRIN CITYへ吸い込まれるように
カウンターに落ち着き黒ビールをオーダー。
可愛い！
調子に乗ってハイボールに焼酎。
こうなると止まらない。
何杯飲んだか判らなくなり、店を出たらラゾーナ川崎のクリスマスイルミネーションに惑わされ
また毒素が溜まるネオンに同化したのであった。
