川崎にはまだDeepな店が何軒かある。
堀之内のど真ん中にある中華料理店、ここは40年以上 通っている店。
木造バラックのこの店も 少なくなった常連さんでもっているのだ。
店内もかなりくたびれているが 店を切り盛りしている老夫婦は いたって元気。
毎度お馴染み 今宵も厨房で夫婦喧嘩をしながら
料理を仕上げていくのである。
おいらが 店内に入ると、餃子とジャージャーかっ
少しなまりのある強い口調で、でもおいらには優しく聞こえるのだ。
親父が目の前で手際よく包む餃子とその横で怒鳴りながら釜の麺をすくい上げるマーマ
数少ない おいらの昭和の味がここにも。
ご馳走さんでした