人間万事塞翁が馬

塞翁（さいおう）とはおじいさんのことさ♪

むかしむかし、むかしの中国の物語

突然、飼っていた馬がいなくなった・・・あーぁ　どうしよう・・・

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幾日が過ぎ・・・久しぶりに天気の良い朝

馬の鳴き声に目が覚める・・・もしかして・・・外に飛び出す。

わしの馬だ！　　しかも二頭。

もう一頭は若く元気の良い駿馬（しゅんめ）。

じいさんはその馬を息子に与えた。

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ある日息子が馬にのっていた時、その馬が急に暴れだした。

息子は落馬し足を骨折、歩けなくなった・・・・

あー、なんということだ・・・・

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ちょうどそのころ戦争が始まる。

村の役人が徴兵に来た。

息子は歩けないため戦争に行かずにすんだ。

村から戦争に駆り出された若者はすべて戦死した。

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人間万事塞翁が馬、あーぁ、人生・・・何が吉か凶かわからない。

人間万事塞翁が馬、あーぁ、いい時も悪い時も”永遠”ではない。