どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

アラスカ物語

2010年12月16日 | 読書・歴史
昨日あたりから・・めっきり冷えてきたが・・

この小説の舞台となっている「アラスカ」は私たちの想像を絶する寒さなのだろう。

新田次郎の小説は「八甲田山死の彷徨」を読んで以来だ。

今月「坂の上の雲」をNHKで放送しているが、同じ時代に生きた一人の日本人の物語だ。

エスキモーのリーダーとなりアラスカを開拓したフランク安田と、”坂の上”の秋山兄弟とでは、立場は全く違うが
明治時代に生きた日本人の精神としては、共通のものを感じた。


あとがきを読んで”なるほど”と思ったが、彼も司馬遼太郎と同じように”現場”にこだわる作家のようだ。

実際に明治時代フランク安田がたどった道を自分の足で”検証”している。


電気も水道もない・・もちろんエアコンもTVもない20世紀初頭のアラスカで力強く生きる様は

明らかにいまの時代が失いつつある・・人間が本来もっている”何か”を私たちに思い起こさせてくれる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

↓カスタマーレビュー投稿しました!ペンネーム:kazuha ・・・一票おねがいします♪
アラスカ物語 (新潮文庫)
新田 次郎
新潮社


八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)
新田 次郎
新潮社

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする