昨日あたりから・・めっきり冷えてきたが・・
この小説の舞台となっている「アラスカ」は私たちの想像を絶する寒さなのだろう。
新田次郎の小説は「八甲田山死の彷徨」を読んで以来だ。
今月「坂の上の雲」をNHKで放送しているが、同じ時代に生きた一人の日本人の物語だ。
エスキモーのリーダーとなりアラスカを開拓したフランク安田と、”坂の上”の秋山兄弟とでは、立場は全く違うが
明治時代に生きた日本人の精神としては、共通のものを感じた。
あとがきを読んで”なるほど”と思ったが、彼も司馬遼太郎と同じように”現場”にこだわる作家のようだ。
実際に明治時代フランク安田がたどった道を自分の足で”検証”している。
電気も水道もない・・もちろんエアコンもTVもない20世紀初頭のアラスカで力強く生きる様は
明らかにいまの時代が失いつつある・・人間が本来もっている”何か”を私たちに思い起こさせてくれる。
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↓カスタマーレビュー投稿しました!ペンネーム:kazuha ・・・一票おねがいします♪
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新田次郎の小説は「八甲田山死の彷徨」を読んで以来だ。
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エスキモーのリーダーとなりアラスカを開拓したフランク安田と、”坂の上”の秋山兄弟とでは、立場は全く違うが
明治時代に生きた日本人の精神としては、共通のものを感じた。
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実際に明治時代フランク安田がたどった道を自分の足で”検証”している。
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![]() | アラスカ物語 (新潮文庫) |
新田 次郎 | |
新潮社 |
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