ひるがの高原は雨だった。
ひるがの高原SAスマートインターチェンジ(ETC)を出て5分、郡上高原ホテルに着いた。
入口には「さくら道」御一行様・・とある。
フロントで会場を聞くと・・「2階です」と案内された。
行ってみると関島さんがリハーサルをしていた。
「受付は5時40分からです。」
まだ40分もあるなー、、と思いロビーの喫茶でソフトクリームを食べた。
、と周りをみると・・どこかで見た顔・・神山(こうやま)監督だ! 気さくにスタッフと談笑していた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
会場は温泉旅館の宴会場、、のイメージだ。畳の上に、200ばかり座布団をおいてある。
郡上からの団体客を中心にほぼ満席となった。
映画は良かった・・感動した!
佐藤良二役の篠田三郎、妻役 田中好子 その他のキャストも「本物」がそろっている。
その本物たちが全身全霊を込めて役を演じている・・そんな気迫のこもった映画だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上映後、神山監督のお話があった。
この10日ばかりうちに二人の役者を失った。スーちゃんこと田中好子さんと田中実さんだ。
田中実さんは「月光の夏」という映画で特攻隊員の役で出ていただいた。
仲代達矢さんの門下生でとってもいい役者だった。
これは私個人と言うよりも映画界全体にとって失ったものが大きいという感がする。
スーちゃんはご存じのようにキャンディーズから役者になった。
歌手と俳優では求められるものが全く違う。歌手出身で俳優で成功する人は”まれ”であるがスーちゃんは本物の役者だった。
若い俳優は父兄役をいやがるが・・スーちゃんは見事にやりきった。
この映画は1993年、今から18年前につくられたものだが・・当時すでにスーちゃんは最初の乳がん手術をした後だったそうだ。
まわりに明かさずに懸命に病と闘いながら演じていたのだ。
この映画の主人公はがんで亡くなる。スーちゃんも複雑な心境だっただろう。
・・・特にメモを取っているわけではないが、監督の言葉は心に残っている。そしてこう続けた。
最近のTVや映画はバラエティやお笑いが多い・・それ自体は悪いことではない。笑いも日本の文化だ。
しかしもう一方で真剣に生きることをテーマにした作品が必要だ。
・・・確かに私もそう思う・・・
神山監督の作品は「月光の夏」「ハチ公物語」「ひめゆりの塔」など実際にあった話をテーマにしているものが多い。
彼は語り部だ・・映画という媒体を使って・・その時代時代を強く生き抜いた日本人の生きざまを語り継いでいるのだ。
興奮がまだ冷めやらない・・神山監督の他の作品を借りて見ることにしよう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
神山監督トーク・・たいへん興味深いお話でした。

ひるがの高原SA・・雨だった・・この付近に分水嶺がある。

ひるがのSAに「湧水」がありました・・・ちょうどペットボトルの水が無くなったので入れて飲みました・・おいしい♪

≪映画「さくら」上映会&関島秀樹コンサートポスター≫
ひるがの高原SAスマートインターチェンジ(ETC)を出て5分、郡上高原ホテルに着いた。
入口には「さくら道」御一行様・・とある。
フロントで会場を聞くと・・「2階です」と案内された。
行ってみると関島さんがリハーサルをしていた。
「受付は5時40分からです。」
まだ40分もあるなー、、と思いロビーの喫茶でソフトクリームを食べた。
、と周りをみると・・どこかで見た顔・・神山(こうやま)監督だ! 気さくにスタッフと談笑していた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
会場は温泉旅館の宴会場、、のイメージだ。畳の上に、200ばかり座布団をおいてある。
郡上からの団体客を中心にほぼ満席となった。
映画は良かった・・感動した!
佐藤良二役の篠田三郎、妻役 田中好子 その他のキャストも「本物」がそろっている。
その本物たちが全身全霊を込めて役を演じている・・そんな気迫のこもった映画だった。
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上映後、神山監督のお話があった。
この10日ばかりうちに二人の役者を失った。スーちゃんこと田中好子さんと田中実さんだ。
田中実さんは「月光の夏」という映画で特攻隊員の役で出ていただいた。
仲代達矢さんの門下生でとってもいい役者だった。
これは私個人と言うよりも映画界全体にとって失ったものが大きいという感がする。
スーちゃんはご存じのようにキャンディーズから役者になった。
歌手と俳優では求められるものが全く違う。歌手出身で俳優で成功する人は”まれ”であるがスーちゃんは本物の役者だった。
若い俳優は父兄役をいやがるが・・スーちゃんは見事にやりきった。
この映画は1993年、今から18年前につくられたものだが・・当時すでにスーちゃんは最初の乳がん手術をした後だったそうだ。
まわりに明かさずに懸命に病と闘いながら演じていたのだ。
この映画の主人公はがんで亡くなる。スーちゃんも複雑な心境だっただろう。
・・・特にメモを取っているわけではないが、監督の言葉は心に残っている。そしてこう続けた。
最近のTVや映画はバラエティやお笑いが多い・・それ自体は悪いことではない。笑いも日本の文化だ。
しかしもう一方で真剣に生きることをテーマにした作品が必要だ。
・・・確かに私もそう思う・・・
神山監督の作品は「月光の夏」「ハチ公物語」「ひめゆりの塔」など実際にあった話をテーマにしているものが多い。
彼は語り部だ・・映画という媒体を使って・・その時代時代を強く生き抜いた日本人の生きざまを語り継いでいるのだ。
興奮がまだ冷めやらない・・神山監督の他の作品を借りて見ることにしよう。
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神山監督トーク・・たいへん興味深いお話でした。

ひるがの高原SA・・雨だった・・この付近に分水嶺がある。

ひるがのSAに「湧水」がありました・・・ちょうどペットボトルの水が無くなったので入れて飲みました・・おいしい♪

≪映画「さくら」上映会&関島秀樹コンサートポスター≫