吉野弘の詩集を読んだ。
特に印象に残ったのは「生命は」と「夕焼け」だ。
彼の詩は、日常をやさしい心でみつめている。
生命は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは不十分で
虫や風が訪れて めしべとおしべを仲立ちする
生命は
その中に欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ
~以下略
その人の一生は、多くの人や物事との出会いで成り立っている。
その出会いが、自らの欠如を補完してくれるという発想は
実におもしろい。
人間というものは、
未熟で愚かだという前提にたって
世間をみつめると・・・
少し肩の力が抜けて良いような気がする。
三連休の初日、ごろごろと過ごしている。
特に印象に残ったのは「生命は」と「夕焼け」だ。
彼の詩は、日常をやさしい心でみつめている。
生命は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは不十分で
虫や風が訪れて めしべとおしべを仲立ちする
生命は
その中に欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ
~以下略
その人の一生は、多くの人や物事との出会いで成り立っている。
その出会いが、自らの欠如を補完してくれるという発想は
実におもしろい。
人間というものは、
未熟で愚かだという前提にたって
世間をみつめると・・・
少し肩の力が抜けて良いような気がする。
三連休の初日、ごろごろと過ごしている。
妻と娘二人が選んだ「吉野弘の詩」 | |
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