稀勢の里・・まさかの優勝

大相撲春場所・・
13日目に左肩を負傷し、14日目は無残に敗れた稀勢の里。

横綱として、土俵に上がっただけでもすごい！と称賛をあびたが、
そこまでだ・・・と思っていた。

千秋楽に出場するのかどうか？！

なんとか、出場するだけでもすごいことだが、、
今後の事を考えると、休場した方が良いのでは・・
という声もあった。

出場したとしても、万にひとつも勝つことはない・・・

そう思った。

あまりにも痛々しいので、、私はTVも見なかった。

・・・ところが・・6時頃NHKにチャンネルを合わせると・・
表彰式に稀勢の里が映っていた！

なんと、照ノ富士に勝利し・・優勝決定戦でも勝ったのだ！

私は・・「絶対無理」・・という言葉がきらいだが・・・
今回はそう思った。

それを彼はくつがえした。

横綱としての自覚・責任感・使命・・・
故郷茨城の支援者からの期待・・・

いろんなものを背負い、彼は闘った。

今回の相撲を見て、私は気付かされた。

勝つか負けるか、ではない、
闘うか逃げるか・・・ただそれだけなのだ。

結果がどうあれ、まっすぐに前を見る姿勢に勇気をもらった。