どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

イノベーションのジレンマ

2018年07月31日 | 読書・歴史
破壊的イノベーションとは、
持続的イノベーションと対比して語られる。

商品やサービスを、市場のニーズに応え、
より高機能化していくのが
持続的イノベーションだ。

一方、破壊的イノベーションは低価格で利便性のよい
新たなものを市場に投入することにより起こる。

デジカメの例があげられる。

当初は画質も良くなかったが、
その場で画像が確認できることや、
パソコンで印刷できる利便性が支持され広がった。

市場に出回ることにより、品質も向上し、
画質にこだわる上位層の顧客も獲得するようになった。

結果、フィルムカメラは衰退し、デジタルカメラが主流となった。

そのデジタルカメラも、カメラ付き携帯が登場すると、
主役を交代せざるを得ない状況となっている。


低価格で利便性のよい新たな商品・サービスが世の中を変える。


高価格・高機能なサービスは、ニッチな市場で残りはするが、
縮小していく。

具体的な世界企業の事例が紹介されている。

しかしながら、頭でわかっても
なかなか実行に移せない企業がほとんどだ。

それはリーダーの資質や、組織の在り方が問題となる。

示唆に富んだ、いい本だ。


イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)
クリエーター情報なし
翔泳社


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする