山頭火 1882(明治15年)-1940(昭和15年)
托鉢をしながら放浪する詩人。山口県出身
今まで名前を知っている程度だったが、
縁あってこの書籍を手にし読んだところ・・ぶっとんだ。
まだ三分の一しか読んでいないが、
心に響いた、いくつかの言葉を列記したい。
季節のうつりかはりに敏感なのは、植物では草、動物では虫、
人間では独り者、旅人、貧乏人である
私も貧乏人なので、季節のうつりかわりに敏感というのはよくわかる。
私はただ歩いております、歩く、ただ歩くことが、
一切を解決してくれるようなきがします
これは禅僧が只管打坐・・何も考えずただ坐禅をする境地に似ている。
山の中を歩いてさへおれば、そして水を味うてさへおれば、
私は幸福であります
私にとって幸福とはなんだろう・・考えさせられる。
生き残ったからだ掻いている
体をかくことでさえ、生きていることを実感している。
雨なれば雨をあゆむ
雨が降っても雨宿りなどしない、そのまま歩く!
何でこんなにさみしい風ふく
山頭火にかかれば、自然もまた体の一部のようだ
まだまだ続くが、今日はこのへんにしておこう。
山頭火は詩人なのか禅僧なのか・・・
いや、ただの人間なのだ。
ただの人間が、自分がただの人間であることに気付いた時、
本当の幸福というものがわかるのかもしれない。
托鉢をしながら放浪する詩人。山口県出身
今まで名前を知っている程度だったが、
縁あってこの書籍を手にし読んだところ・・ぶっとんだ。
まだ三分の一しか読んでいないが、
心に響いた、いくつかの言葉を列記したい。
季節のうつりかはりに敏感なのは、植物では草、動物では虫、
人間では独り者、旅人、貧乏人である
私も貧乏人なので、季節のうつりかわりに敏感というのはよくわかる。
私はただ歩いております、歩く、ただ歩くことが、
一切を解決してくれるようなきがします
これは禅僧が只管打坐・・何も考えずただ坐禅をする境地に似ている。
山の中を歩いてさへおれば、そして水を味うてさへおれば、
私は幸福であります
私にとって幸福とはなんだろう・・考えさせられる。
生き残ったからだ掻いている
体をかくことでさえ、生きていることを実感している。
雨なれば雨をあゆむ
雨が降っても雨宿りなどしない、そのまま歩く!
何でこんなにさみしい風ふく
山頭火にかかれば、自然もまた体の一部のようだ
まだまだ続くが、今日はこのへんにしておこう。
山頭火は詩人なのか禅僧なのか・・・
いや、ただの人間なのだ。
ただの人間が、自分がただの人間であることに気付いた時、
本当の幸福というものがわかるのかもしれない。
山頭火 名句鑑賞 (山頭火文庫) | |
村上 護 | |
春陽堂書店 |