どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

寸松塾

2018年01月28日 | Weblog
午前9時、龍光院に行くと
寸松塾(すんしょうじゅく)の案内表示があった。

中では大人たちのサポートを受けながら、
こどもたちが書を書いたり、
紙を漉いたりしていた。
(自分が漉いた紙を使い、次回書を書くそうだ。)

その姿がとても生き生きとしていた。

こどもたちの年齢は、0歳児から小学校低学年だそうだ。
親子約40名が参加した。

その後、10時から坐禅・・・
10時半から論語塾と続く。

こどもたちは不思議なくらい自然に坐禅をしていた。

坐禅の境地というのは”無”
余計なことを考える大人よりも
入りやすいのかもしれない。

論語塾では安岡定子先生が
いつものように明るい声で参加者を引き付ける。

素読は、おとな論語塾では3~4章句を一区切りとしていたが、
こちらではいきなり20章句を続けて行った。

それまでガヤガヤ騒いでいた子どもたちも
必死になって声を合わせる。

すごい!

定子先生の文章の解説は”おとな”と変わらない。
というよりも、、
こどもの解説を”おとな”で行っているのかもしれない。
だからわかりやすいのか!

こどもたちに質問する場面も多かった。
門松はどうしてたてるのでしょうか?
お正月はいつまでお正月でしょうか?

すると、争うように手をあげ答える。
いろんな答えがあったが
定子先生はすべてを温かく受け入れていた。

七草をすべて言えた子供がいたことにはびっくりした。

後半、自分の好きな章句を選んで
みんなの前で発表する(読み上げる)
というコーナーがあった。

人前で発表するという経験はなかなかできないが
すべての子がそれをやってのけた。

お寺という古来の家屋のなかで、
家族や友に囲まれ学ぶ。

まさに現代の寺小屋だ。

こどもは社会の宝だ。

改めてそう感じた。








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