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諏訪大社下社春宮の神紋についての疑問

2010年05月24日 | 日記
玉川通信さん のブログの中で諏訪大社の神紋がなぜ梶の木かと言う記事を読み、
私も以前から春宮幣拝殿の神紋がなぜ2種類あるのだろうかという疑問について調べる

写真は、安永八年(1779)に完成したと伝えられる先日の御柱祭前に改装された春宮幣拝殿の上層部



にある写真に注目
左の大屋根にある神紋は4根(上社神紋)で、破風は5根(下社神紋)になっている。
   
大屋根の上社神紋                           破風の下社神紋



には、諏訪大社上社では4根の諏訪梶(かじ)、下社は5根の明神梶とされている。
下社春宮の中枢とも言える幣神殿に異なった神紋が付けられているのは一体どういうことか。

「上諏訪神社(上社)」と「下諏訪神社(下社)」は勢力を競い、時には戦火を交えるなど全くの別神社だったそうである。
その重要文化財の幣神殿のテッペンに付けられている上社の神紋。

なぜだろうと疑問に思うのは私だけなのだろうか

幣拝殿前の神楽殿も破風が5根(下社神紋)で大棟が4根(上社神紋)という混在。
境外の手水鉢も4根梶(上社神紋)。
諏訪大社で最古という下馬橋も4根梶(上社神紋)。

下社は何かの事情で「上社の神紋」を受け入れざるを得なかったのではないだろうか。

一番考えられる事は、資金源。
今も昔もお金に対しては変わらない。

ある大スポンサー○○屋△エ門に資金調達のお願いに行く。
○○屋△エ門は上社に関わる大店。
○○屋△エ門は春宮を建造する時の資金の見返りとして
縁のある上社の神紋を付けさせたということではないだろうか。

れとも、屋根や大棟など高い上にあるから、字の通りの「上」社4根梶、
それより低い位置にあるから「下」社の5根梶ということなのだろうか。
であれば、秋宮もまた上社の本宮、前宮も同じ筈。


は寺社奉行の監察もあるし氏子の目も光っているから、棟梁の遊び心でもないし。

一体真相は何だろうか。


がモヤモヤ状態。
早くスッキリにした~い。
誰か知っている人がいたら教えて~。