里山でのんびり

里山の春は山菜採りの春でもある。
今日は鳥撮りだけでなく景色や花を見ながら林道を歩く。
オオルリの鳴き声が聞こえる。
キビタキの鳴き声も聞こえる。

林道を歩くと何人もの人と行き会う。
こんな状態では野鳥たちは警戒して傍には寄ってこないだろう。
山桜越しに向こう山の滝を見る。



春たけなわである。
白いニリンソウや黄色のヤマブキ。
出たばかりの新緑の葉を携えながら咲く山桜。

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深呼吸をすると春の香りが肺の中にいっぱい入る。
渓流のせせらぎ。
野鳥の囀り。
そして行き交う人との挨拶。
その全てが野外でなければ経験出来ないことだ。

その場に腰をおろし野趣を満喫する。
どこからともなくエナガが近寄ってくる。

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地面を見ると何と綺麗な虫であろう。
ハンミョウが何か獲物を咥えている。
気を付けなければ見落としてしまう地面だが色んな昆虫が生活している。

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今日も日陰でなければ暑い日である。
ここ数日５月とは思えない暑い日が続いている。
この時期に２８℃何てあり得ない気温である。

木の枝から乗り出すようにヒヨドリが止まっている。
クモでも食べたのだろうか。
クチバシに綿あめのようにクモの巣がまとわりつく。

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コゴミを採ってきたと言う人と話をする。
袋の中にはいっぱいのコゴミ。
その中にはタラの芽も混じっている。
今日は余り山奥には行かずのんびりとした里山歩きであった。


ペンタックスK-3+AFボーグ77EDⅡ 手持ち撮影