私は、
スカートやワンピを身につけてたら、
仕事になりませんが、
色合わせだけは考えます。
先日のお出かけには、
白に若草色と淡いピンクを合わせました。
パンツはベージュにしたので、
かなりおとなしめな色合わせです。
晴れ女ですが、
万が一のために藤色の傘をバッグへ。
さて、
現代でも、
天皇陛下の即位儀礼や、
皇族妃の御成婚の儀に着用される十二単。
正式名称は五衣唐衣裳(いつつぎぬからぎぬも)と、
言うらしいです。
十二単と言っても、
必ず12枚というわけではなくて、
8枚説もあり、
時代によっては、
20枚もあったとか。
美術館で、
十二単の衣装を観ているんですが、
何枚だったかな。
十二単の色の合わせ方(かさね色目)※は、
年齢や季節で変わり、
地位でも変化したらしい。
美智子さまの婚礼の儀
平成の即位時
雅子さまの婚礼の儀
令和の即位時
皇后になられる時は、
お二人とも白地ですので、
どうやら白地の唐衣のほうが格が高いようです。
(十二単の写真はネットより)
※
かさねの色目は、
もと一枚の袷(あわせ)仕立ての衣の裏表の裂(きれ)を合わせた色を言いましたが、
後には十二単衣のように幾領も着装して表される衣色の配合色も、
「かさねの色目」と呼ぶようになったそうです。
°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°°第13回「光る君へ」˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
ドラマの中で倫子たちが着ている衣装は、
高級貴族の平服だそうで、
儀式のときの十二単とは少し違うようです。
平服とはいえ、
何枚も重ねていますよね。
衣装人物画担当の方は、
人物ごと決まったカラーの中で、
自由にやってほしいといわれてるそうです
道長の妻になる前の、
源倫子の一番上の袿は白地で、
8枚?重ねです。
倫子の父親、
源雅信(みなもとのまさのぶ)は宇多天皇の孫ですから、
倫子は天皇の曾孫ですね。
昨晩見た結婚後の映像は、
赤系のかさね色でした。
同じく道長の妻(妾?)になる、
源明子の一番上の袿も先週まで白地でした。
道長の父親のお見舞いにも白。
明子の父親、
源高明(みなもとのたかあきら)は、
醍醐天皇の皇子で明子は孫。
倫子たちに歌を教えている、
歌人の赤染衛門(あかぞめえもん)
白地ではなくシックな色使い。
赤染衛門の父親は、
大隈守 赤染時用(あかぞめ の ときもち)
(3枚の写真はNHKガイドブックより)
日本服飾史によれば、
平安初期は唐風を帯びていたが、
遣唐使を廃止してから、
日本文化が芽生え、
十二単も変わってきたとのこと。
一条天皇に嫁した、
藤原定子(高畑充希さん)は、
クリーム色っぽい唐衣でしたが、
鮮やかな重ねの、
翠色が冴えておりました。
一条天皇10歳、
定子は14歳くらいだと思うのですが、
30代?の充希さんが、
とっても可愛らしく見えました。
まひろ(紫式部)の袿も、
昨晩は白っぽく変わっておりました。
上級貴族より丈が短いですが、
薄桃に、
薄色(薄い紫色)が、
重ねられてたように見えました。
こうした大河ドラマで、
「かさね色目」を観るのも楽しいです。
昨夜の放映は前回の庚申待の夜から、
4年後の990年。
和暦で示すべきでしょうが、
私が理解不能ですので西暦でね(汗)
久しぶりに再会した道長とまひろ。
見つめあったままでしたね。
何だかメロドラマみたいな展開です。
以前作った椿餅
一条天皇がお好きだと言われてましたから、
再再掲です(笑)
写真の使いまわしでなくて、
また作ればよいのですが、
オハギはもう3回作ったので(笑)
椿餅のことは、
源氏物語に出てくるのですが、
まひろの夫となる、
藤原宣孝の奇抜な服装のことは、
枕草子に載ってますね。
長くなるので、
これにてまた来週。
「笑点」卒業の木久扇さんも。
また来週って言われてましたね(笑)