田舎主婦の日日是好日

今日も生きてることに感謝かな。

十二単:かさね色目「光る君へ」第13回

2024年04月01日 | 趣味・本・テレビ他

私は、

スカートやワンピを身につけてたら、

仕事になりませんが、

色合わせだけは考えます。

 

先日のお出かけには、

白に若草色と淡いピンクを合わせました。

パンツはベージュにしたので、

かなりおとなしめな色合わせです。

晴れ女ですが、

万が一のために藤色の傘をバッグへ。

 

さて、

現代でも、

天皇陛下の即位儀礼や、

皇族妃の御成婚の儀に着用される十二単。

正式名称は五衣唐衣裳(いつつぎぬからぎぬも)と、

言うらしいです。

 

十二単と言っても、

必ず12枚というわけではなくて、

8枚説もあり、

時代によっては、

20枚もあったとか。

 

美術館で、

十二単の衣装を観ているんですが、

何枚だったかな。

 

十二単の色の合わせ方(かさね色目)※は、

年齢や季節で変わり、

地位でも変化したらしい。

 

美智子さまの婚礼の儀

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平成の即位時

美智子さま平成の折の十二単の画像

雅子さまの婚礼の儀

令和の即位時

皇后になられる時は、

お二人とも白地ですので、

どうやら白地の唐衣のほうが格が高いようです。

(十二単の写真はネットより

 

かさねの色目は、

もと一枚の袷(あわせ)仕立ての衣の裏表の裂(きれ)を合わせた色を言いましたが、

後には十二単衣のように幾領も着装して表される衣色の配合色も、

「かさねの色目」と呼ぶようになったそうです。

 

°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°°第13回「光る君へ」˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 

ドラマの中で倫子たちが着ている衣装は、

高級貴族の平服だそうで、

儀式のときの十二単とは少し違うようです。

 

平服とはいえ、

何枚も重ねていますよね。

 

衣装人物画担当の方は、

人物ごと決まったカラーの中で、

自由にやってほしいといわれてるそうです

 

道長の妻になる前の、

源倫子の一番上の袿は白地で、

8枚?重ねです。

倫子の父親、

源雅信(みなもとのまさのぶ)は宇多天皇の孫ですから、

倫子は天皇の曾孫ですね。

昨晩見た結婚後の映像は、

赤系のかさね色でした。

 

同じく道長の妻(妾?)になる、

源明子の一番上の袿も先週まで白地でした

 

道長の父親のお見舞いにも白。

明子の父親、

源高明(みなもとのたかあきら)は、

醍醐天皇の皇子で明子は孫。

倫子たちに歌を教えている、

歌人の赤染衛門(あかぞめえもん)

白地ではなくシックな色使い。

赤染衛門の父親は、

大隈守 赤染時用(あかぞめ の ときもち)

(3枚の写真はNHKガイドブックより)

 

日本服飾史によれば、

ココ

平安初期は唐風を帯びていたが、

遣唐使を廃止してから、

日本文化が芽生え、

十二単も変わってきたとのこと。

 

一条天皇に嫁した、

藤原定子(高畑充希さん)は、

クリーム色っぽい唐衣でしたが、

鮮やかな重ねの、

翠色が冴えておりました。

 

一条天皇10歳、

定子は14歳くらいだと思うのですが、

30代?の充希さんが、

とっても可愛らしく見えました。

 

まひろ(紫式部)の袿も、

昨晩は白っぽく変わっておりました。

 

上級貴族より丈が短いですが、

薄桃に、

薄色(薄い紫色)が、

重ねられてたように見えました。

 

こうした大河ドラマで、

「かさね色目」を観るのも楽しいです。

 

昨夜の放映は前回の庚申待の夜から、

4年後の990年。

 

和暦で示すべきでしょうが、

私が理解不能ですので西暦でね(汗)

 

久しぶりに再会した道長とまひろ。

見つめあったままでしたね。

 

何だかメロドラマみたいな展開です。

 

以前作った椿餅

一条天皇がお好きだと言われてましたから、

再再掲です(笑)

 

写真の使いまわしでなくて、

また作ればよいのですが、

オハギはもう3回作ったので(笑)

 

椿餅のことは、

源氏物語に出てくるのですが、

まひろの夫となる、

藤原宣孝の奇抜な服装のことは、

枕草子に載ってますね。

 

長くなるので、

これにてまた来週。

 

「笑点」卒業の木久扇さんも。

また来週って言われてましたね(笑)

 

コメント (26)
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