外仕事が始まらないうちにと、
1月から2月中、
読書を精力的にしておりました。
ところが、
3月初めころに夜空を見上げた時、
昴(すばる)がボケてみえたのです。
良い目なのですけれど、
本の読みすぎで、
視力は落ちたかな。
普通の視力だと(1・0あたり)、
6個の星が見えるそうです。
(ネットの無料写真をお借りいたしました)
星は すばる 牽牛 ゆふづつ よばひ星 すこしをかし
(清少納言:枕草子より)
牽牛は七夕のひこぼし
ゆふづつは宵の明星(金星)
よばひ星は流れ星のこと
昴は、
「六つら星」「六地蔵」「七福神」「七変化星」などと、
色んな名前で言われるそうです。
昔の夜は街灯などなく、
暗くて、
星が綺麗に見えたことでしょうね。
°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°第14回「光る君へ」°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
その『枕草子』を書いた、
ききょう(清少納言)が再登場。
私は私のために生きたい。
それが人の役に立つような道を見つけたいと、
言ってました。
1030年ほど前に、
2人は、
宮中に出仕したのですから、
どこかで会っていたのかもですが、
昨夜のドラマの辺りは、
創作でしょうね。
でも、
まひろ(紫式部)宅の、
水を引き込んである小庭の、
縁先に座る2人は、
衣装の対比も良く絵になりました。
(ネットより写真お借りいたしました)
藤原家男性4名の衣装もなんとなく、
色合いにバランスが取れていて、
(イメージ色は決めてあるらしい)
父の兼家はチョコレート色。
長男の道隆は浅緑。
次男の道兼は灰緑。
道長はブルー系の花田色。
私にそう見えたのですが実際は違う色かも
色見本によっても違うかも
私の見ている本は
『色の手帖』
庭木の緑も映えて、
御簾の房も冴えた常盤色で、
話の内容は毒々しくも、
この時の色合いは美しかったです。
民に文字を教えたいと願うまひろ。
身分が高いものだけが人ではありませんという道長。
今後どのように展開していくんでしょう。
毎週は無理でしょうが、
時々取り上げて参ります。
なお昴は、
冬が見ごろの星なので、
またそのころには、
私の視力は戻っていると思いますよ。
今後は近くの本ばかりでなく、
山の木々を眺めたりと、
遠くを見るんですもの。