今週は休もうと思いましたが(笑)
°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°第16回「光る君へ」°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
「久しいのう」と、
流行り病の高熱で気を失っている、
まひろに話しかけ介抱する道長。
「生れてきた意味は見つかったのか」
「逝くな戻ってこい」と、
呼び掛けるのが胸に響きました。
別れ際、
もう一度まひろの手を取ろうとした、
道長の手が悲しげで。
お姫様抱っこで家まで連れてきて、
寝ずの看病をしている道長と我が娘が、
どういう関係なのかと父上もびっくりですよね。
でも道長に冷静に帰宅を促す、
まひろの父親役の、
岸谷五朗さんの抑えた演技は秀逸でした。
男たる者かくあるべし。
女もですね(反省)。
もちろん、
地位の高い貴族が、
地位の低い貴族の娘の看病などありえなく、
創作でしょうが、
ドラマにおいての道長は、
まひろが望む世をつくっていくんだという想いで、
描かれていくのですね(たぶん)。
まひろ&道長の二人の従者に、
いつもホッコリした暖かな人間味を感じます。
家族以上に、
2人の関係を知ってるんですもの。
朝帰りの道長を迎える、
妻の倫子。
「殿のお心には私ではない、明子さまでもない、
もう一人の誰かがいる」
倫子は、
それがまひろだといつ気が付くのかな。
でも、
あの笑いは?自虐的?心の広さ?
はて(笑)
さて音楽担当は、
冬野ユミさんという方ですが、
メインテーマ曲だけでなくいい曲が多いですね。
♪♪♬
劇伴(ドラマ内の音楽)はロックありバロックあり、
怪しくて美しい、
美しいけど怪しいという、
極致の曲を作られたそうです。
♫
ピアノ演奏は反田恭平(そりたきょうへい)さん。
心地良い奏で方。
♫ ♫ ♫
平安時代の王朝貴族にとって、
たしなみの1つとされた管絃の場で、
好んで演奏された楽器は、
笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)、
琵琶(びわ)、琴(こと)、箏(そう)、和琴(わごん)
(ネットより)
昨夜の放送では、
一条天皇が笛で定子が琴でした。
♫ ♫
一条天皇の笛のことは、
『枕草子』にも書かれていたので、
創作ではなくて本当に吹けたのだと思いますし、
同じく、
「香炉峰の雪は簾をかかげてみる」の詩句まで、
とり入れたりもしてます。
(上2枚の画像はNHKよりお借りいたしました)
けれど音楽は、
日本の古楽器だけに固執せずですし、
まひろ(紫式部)と道長との濃厚ラブシーンがあり、
天皇と定子が睦合うシーンまであり、
今後も何が出現するのか(笑)わからない感じです。
イケイケどんどんみたいな、
破天荒な大河を来週も楽しみにします。
♬ ♬ ♫ ♪ ♫
「花見=桜」の認識が出来たのが、
平安時代だそうですが、
わが家の桜は、
お花見もゆっくりできないまま、
もう散り始めてます。