ドラマと並行させ、
初心者向きの日記を読んでおります。
(道長の日記・実資の日記・行成の日記)
月食のことや、
内裏の火事のことや八咫鏡(やたのかがみ)※
焼損のことも載っておりました。
※ 八咫鏡は三種の神器の一つ
火事の部分は、
なぜか、
道長の日記にはないのです。
初心者向きだから、
全て載っていないこともありますし、
対応に忙しすぎて、
書いてる間がなかった?
別の本(物語)に、
意味深なことが書かれてましたけど。
小右記には、
公任の辞表のことや、
伊周の歌のことも書かれています。
各々が、
こうして書き残してくれたおかげに、
1000年も前のことがわかるのですね。
そして奇しくも!
道長と行成は亡くなった日が、
同じなのです。
1027年12月4日没
(旧暦だと1028年1月3日)
道長は糖尿病による多臓器不全らしく、
62才でした。
行成は、
12月1日に食べられなくなって、
12月4日に、
厠(かわや)へ行くときに倒れたそうです。
55才でした。
(厠というのはお手洗いのこと)
2人が亡くなったことも、
小右記に記されておりますが、
実資は道長より10歳ほど年上で、
かつ長生きをし(89才)、
84才まで日記を書いていたようです。
それぞれ書き方に特徴があり、
行成は亡くなってしまった妻との結婚記念日や、
結婚年数も覚えていて、
どの日記も面白いです。
°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°第32回「光る君へ」°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
今回も盛沢山でしたね~
伊周の漢詩も良かったです。
策略はあろうとも、
上手いな~と思いました。
そして、
まひろは、
誰のためでもなく、
自分のために物語を書くのです。
それが自分の道であるとわかったのですね。
茶目な実資は斉信と公任に、
従二位(じゅにい)従二位(じゅにい)で、
自分は正二位というのですけれど、
公任邸を訪れて、
便宜をはかってもらえたから(先週の話)
「辞表を出す」という知恵を授け、
公任に返礼をしてあげたのですね!?
色んな陰謀(いんぼう)や駆け引きが、
行われていたのでしょうが、
同じ二位であっても、
従と正とでは、
俸禄に大きな差があるそうです。
久々に笑顔の倫子。
殿が(は)なぜまひろさんをご存じなのですか
(なぜが意味深)
公任に聞いたのだ
うんうん確かにそうではあるけれどね。
名案ですわ 殿さすが♡
まひろさんは昔から存じておりますが、
私も嬉しゅうございます
(なんかアッサリ受け入れすぎの感)
倫子が良いならそうしよう
道長はもう決めてあるのにね(笑)
でも、
まひろ(紫式部)が中宮に、
ご挨拶に伺った時の倫子はにこやかで嬉しそうでしたが、
道長とまひろの関係に何かがあると、
感づいいてたんでは?
2人の関係を知っている、
私の深読みかな(笑)
倫子には、
彰子と天皇の結びつきを願う親心はあるのでしょうが、
夫との関係を知っているにしても(?)
倫子は堂々と振舞っていましたね~
そして死にゆく安倍晴明。
呪詛も祈祷も人の心の有りようでございます。
人の心はかってに震えるのでございます。
流れる音楽に、
☆月と星空の映像がとても綺麗でした☆
(享年84才)
皆既月食の日に内裏の火事
こちらの、
ギクシャクされておられるお二人。
ご両人の御人柄の良さが溢れてましたね。
雪が舞う、
まひろ邸の椿。
しっとりした父娘の語らいがありました。
お前が女で良かった
やっと父親に、
女であることを受け入れてもらえたのですねえ。
そして、
まひろを迎える、
十二単の藤壺女房軍団の冷たい視線。
衣装が煌びやかでした。
その女房達の中で、
笑顔なのは赤染衛門(あかぞめえもん)だけでした。
ではまた来週。
(映像写真はNHKよりお借りいたしました)