田舎主婦の日日是好日

今日も生きてることに感謝かな。

髪型:光る君へ第30回

2024年08月05日 | 趣味・本・テレビ他

平安時代の女性にとって、

ご存じのように髪の毛が特に美人の条件と、

言われたようです。

 

垂髪(すいはつ)といい、

黒くてつややかな、

ロングヘアが良かったようですけれど、

まひろ(紫式部)の髪型と、

ききょう(清少納言)の髪型と少し違うでしょう?

清少納言の書いた『枕草子』には、

自分の髪の毛は癖っ毛で、

自信がなかったとありますので

少し波打たせたのかも。

 

今回のドラマは、

色んな所に凝っていますね。

 

昨夜の放送では、

まひろの文箱にはサザエの貝殻がありました。

越前で拾ったものかな?

 

女性の髪と違い、

逆に男性は、

髪の毛を隠すことが大事だったようです。

 

お風呂に入る時も寝る時も、

被り物(かぶりもの)は取らなかったそうですよ。

 

被り物を取った姿を見られるということは、

下着を取ったと同様に、

非常に恥ずかしいことで、

かつ!屈辱的なことだったようです。

 

でも一条天皇は、

母親の詮子が夜中に訪ねてきたときは、

被り物は外しておりました。

母だったから見られても良かったのかな。

天皇の場合は特別?

 

あの放映の時(第18回)

ああ~

平安時代中期の男性の髪型は、

ああいうふうだったんだと知ったんですけれど(笑)

 

一条天皇さま、

令和の視聴者はみんな被り物を取った、

お上を見てしまいましたが、

大丈夫ですか。

(*^^*)

 

それで、

ガイドブックの写真をよ~く見ていたら、

髻(もとどり)髷(まげ)が、

透けてみえる烏帽子もありました(笑)

まひろの夫(藤原宣孝)

豪放磊落(ごうほうらいらく)な、

夫役をこなした佐々木蔵之介さん。

後の三条天皇・居貞(いやさだ)東宮の被っているものは、

垂纓冠(すいえいのかんむり)というもので、

左右の棒のように見える笄(こうがい)で髻(もとどり)に刺し、

固定しているそうです。

(もとどり)と(まげ)は文字が似てますね。

 

その(もとどり)に刺す角度にも、

時代の違いがあるようですよ。

 

なお平安時代には、

庶民の男性も被り物をしていたようです。

昨夜放送の雨ごいの折にも、

全員被り物をしてましたね。

 

ですが江戸時代は貴族は被り物をしていても、

武士や庶民は丁髷(ちょんまげ)でも、

被り物はしなかったようですし、

明治時代に入ると、

散切り頭(ざんぎりあたま)になりました。

 

ヘアスタイルも、

変わっていくのですね。

 

°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°第30回「光る君へ」°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 

さて、

艶(あで)やかな和泉式部(いずみしきぶ)の登場です。

ブロ友さんの中には、

和泉式部のことに詳しいお方もいらっしゃいます。

私は全然だめなので、

入門書で『和泉式部日記』を読んでおりますが、

『和泉式部日記』の写本としては、

応永本と三条西家本との2系統があるようです。

 

公任(きんとう)の屋敷(四条宮)に置いての、

まひろ(紫式部)の講義で、

人はいさ 心も知らず ふるさとは
      花ぞ昔の 香(か)ににほひける

紀貫之の歌が出てきました。

 

古今集は905年ころ成ったものですから、

まひろの時代より、

ちょうど100年くらい前の和歌集なんですね。

(百人一首は後の鎌倉時代あたりの成立)

 

それにしても、

中宮の彰子さまは、

つまらなそうな顔をされてますね~

晴れやかな顔が全然想像できません。

 

どうか、お上から、

中宮様のお目の向くほうへお入りくださいませ

という、

母親の倫子の気持ちもわかりますけれど、

ちゃんと受け入れないのは中宮のほうであるが

といわれる、

一条天皇のほうがもっともなお言葉です。

 

道長と妻の倫子は、

明子宅での一件より、

ギクシャクしたままですね~

殿はいつも私の気持ちなどわかりませぬゆえ

 

倫子さん、

こういう言い方だと、

夫のすべてを、

否定してしまうことになるんですけれど。

 

そんな時に、

雨ごいで雨を降らせた、

陰陽師:安倍晴明のいう言葉。

 

今、貴方様の心に浮かんでいる人に会いに行きなされ

その方こそが、

貴方様を照らす光でございますゆえ

 

妾(しょう)の明子もいて、

その上、

道長の心の中にいる、

まひろ「紫式部」まで関わってくると、

どうなってくるんでしょう。

 

正妻である倫子は、

我が子彰子のために大きな心で、

まひろ(紫式部)を、

むかえ入れることができるでしょうか。

 

身分を隠すために変装した道長が、

まひろ(紫式部)を訪ねてきたところで、

今回も終了。

 

残念なことに、

次回8月11日(日)は、

オリンピックのためお休みのようですので、

8月18日の放送を観てから、

31回をアップ致します。

(人物写真はNHKよりお借りいたしました)

 

 

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ゆりのつぶやき

2024年08月03日 | 日日是好日

ユリの花もお終いになってきた。

(ピンクカサブランカ)

 

一番好きなユリは、

山でひっそり咲いているササユリ。

 

子供のころ、

一人で裏山に行った時、

香りに誘われ出会ったユリ。

 

そして、

奈良の大神神社(おおみわじんじゃ)に、

想いをよせるユリ。

プロフィール画像

 

ウバユリも山で咲いてるかな。

姥百合(ウバユリ)の画像

(このウバユリの画像はネットより借用)

 

私はウバユリと名乗っていても、

姥!ユリなんだけれどね

 

香りだって無いらしく、

空気みたいだと言われる。

 

でもそれって、

私には最高の誉め言葉。

 

空気は、

無くてはならないものだものね。

 

ひっそり、

咲けることだけで充分感謝です。

 

土日コメント欄閉じてます。

 

 

 

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国土保全の大切さ

2024年08月01日 | 人間・社会

わが地域の方がた、

高齢で田畑をやれなくなったので、

畦道や川端が草だらけです。

 

いかにこれまで、

その方々が草刈りをされ、

景観維持をなされておられたかがわかります。

 

美しい農村風景をここまで維持できたのは、

農業に携わっておられる方がたの、

お陰が大きかったと思うのです。

 

このことは何度も書いております。

昨年の記事

 

自分の土地だけでなく、

市道わきの水路や脇道や山際など、

無償でこうした手入れをされておられたからこそ、

成り立った田舎の美しさ。

 

農家の方々は、

いちいち何をやったとは言わなくも、

社会のために、

仕事をされておられたのですね。

 

過酷な労働に

都会の方々より日焼けしたり足腰曲がったりして、

見た目は悪くなってもおられます。

 

ですが、

心ばえが美しいのです。

 

美の基準は、

外見だけではありません。

 

青々とした国土は、

食料自給率を高めるということだけではなく、

空気を綺麗にし、

心を鎮めてもくれます。

農をおろそかにしていいわけがありません。

 

そうはいえ、

労働時間に見合わない収入で、

生活も成り立っていかず嫌われていく農業です。

次々荒れていく田舎の農地を見ながら、

どうするのが良いのか簡単には答えがでません。

 

追記

ささやかな家庭菜園。

ようやくジャガイモ掘りが終わりました。

 

以前は3種類も作りましたが、

今年はキタアカリを2キロのみ。

 

さて、

この後は大根と白菜の種まきです。

 

スイカもメロンもカボチャも成ってます。

動物に先に食べられませんように。

 

 

 

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