オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

投稿忘ブログ、トランス聞き比べ

2020年08月18日 11時03分00秒 | オーディオ

MC入力トランスの聞き比べを行った時のブログの投稿忘れていました

 

SPUでMCトランスを聞き比べる事になりましたが

 

 

実はこれは大変に難しい事でした

よく雑誌などでも聞き比べを行っているがあれって実に凄いことです

 

二つを聞き比べて、どっちがいい?これは割と簡単ですが

 

今回集まったトランスは数が多く

 しかもそれぞれとても個性的で、魅力あるトランスばかりでした

 

 

今回の評価は、カートリッジを変えたり曲を変えたりすれば

全然違う順に並んだと思います

 

 

 

そもそも事の始まりは、アライ・トランスの新井さんからの電話

大病されたとの事だったが、何とか復帰されたようで良かったです

 

マッチング用のトランスで良いのが出来たので聞いてみてよ

とのこと、ラインアンプとパワーアンプの間に入れるマッチングトランス

 

私の600Ω出しの、600Ω受けですよそれでも変わりますか?

「変わります、激変します」

との事で聞かせて頂くことになりました

聞き比べなら新井さんも一緒に聞こうよ、と誘うと

大病でもう自動車の運転できなくなったから行けないとのこと

 

じゃあそんなに遠くないから迎えに行きますよ

と久しぶりに新井さんと聞き比べを楽しみました

 

このライントランスは優秀です、荒々しさが取れて、細やかなサウンドを奏でます

 

 

帰り際にもう少し聞き比べてよと、

いくつかのトランスを置いて行かれたのが始まり

 

「これなんか是非618Bと聞き比べてみてよ」といくつか置いて行かれました

 

618Bとの聞き比べ?

SPUと618Bは合わないと思うのだが・・・・、まあいい

 

 

実は知る人ぞ知る新井さんのトランスは非常に優秀なんです

真面目に巻かれたであろう、非常に音のいいトランス

 

でも我がシステムは、音のいいトランスは、困るんですよね〜

 

理由は、何故か我がシステムは

音のいい製品は体質的に受け付けない傾向があるのです

困ったシステムです、アンプなのかスピーカーなのか部屋なのか

 

オーナーの人間性・・・・・、

 

へそ曲がりの原因が何処にあるのかはわからないが、

音のいい製品を持ち込むと、その良さを全く奏でない、だから難しい

 

 

音のいいトランスはそもそも歪まない、濁らない、静かで乱れないですよね

 

いい音を出すハイレベルサウンドシステムなら、その良さを評価できるサウンドを奏でるのだろうが

 

 

我がWE乱心愚システムが追求しているのは、良い音ではなく「楽しく個性的なサウンド」

 

繰り返しますが、私が、楽しいサウンドです

 

無色透明な音のいいサウンドの評価は大変難しく苦手です

 

 

そんな意味で新井さんのトランスはとても音がいいです

が、我がシステムではその評価が表せられないのが残念です

多分普通のHIFiシステムでは高評価だと思います^_^

 

 

そんなことから始まったMCトランスの聴き比べです

一曲聴いてその演奏の魅力で聴き比べというか楽しもうと思います

 

 

SPUでキョンファちゃんのバイオリンの曲での評価です

 

 

SPUとインピーダンスが合わないWE618BやSTX-20などのハイインピーダンス受けの物は当然、その真価は発揮できませんでした

やっぱりWE618BはEMT用ですね

 

 

①SPUで聴いた感想は、個性的で華やかなWE-285Lが一番好きな演奏でした

注、私基準の評価ですから余り参考にはならないと思います

注2、所有はWE16AのI氏、見つからないようにこっそり持ってきたが、「返せ」とのメールでした

個性的で、美しく煌びやかなキョンファちゃんです

但しチョット押し付けがましい色付けでもあります、

 

618BとXSD-15でも感じられますがWEは一つ間違える、とてもケバいサウンドですがそれが魅力的でもあります

 

 

②次がなんと銀線巻きトランス、Tオーディオ製品

これはおかしい、こんな物がなぜ?

いや、失礼本音が出ちゃった

 

詳細は聞かされていないが、オーディオノートと同じ銀線を巻いたものらしい

トランスの聞き比べをすると言ったら、割と自信ありげに出してきたトランスです

 

華やかさ?、ケバさはない、静かさもあるが、何やら透明度が高いと言うか音の沸点も高い

う〜ん、でもどちらかというと、さすが銀線、音が良いトランス

 

 

③にはjs6600かなー、力強くとてもしっかりとしている

素直で質実剛健とでも言おうか、派手さは無いが音のバランスが非常にいい

流石純正品と称されるMCトランスです

 

js type41 も聞いたことはあるがあのスケール感はすごいが、タイトな力強いサウンドは6600のほうが好きかな

type41は今回はそろわなかったが何というか、あれはハーマンSPUでニックスSPUのサウンドを奏でることができる凄いトランスだと思う

私はハーマンSUPで十分なので6600でいいんです(笑)

 

 

 

次は、そのハーマン時代のSPU-GTトランス

このトランスは不思議で、ここに入っていてこそ評価できるトランスなんですね

 

以前知人がこんな素晴らしいトランスを取り出して、他のカートリッジでも聞き比べようと

シェルから取り出して単品で使ったのを聞いたことがあります

結構数人の方々が行っていましたが、私が聴く限り全滅

 

あのトランスは、あのシェルの中でしかその真価を発揮しません

 

外へだすとたちまち二流以下のつまらないトランスになってしまいますのでご用心

 

それからSPU GTはクラシックには良いですが、ジャズではいまいち


シェルの共振がどうしても私は好きになれず、アタック音が膨らむのが好きになりません




 

いよいよ真打登場コッターMK2

ほんとはもっと評価が高いが今回はこの一に留まってもらいました

美しく凛々しいキョンファちゃん

 

力強くキレもいい

曲が合えばこいつが、トップになると間違いなしの圧巻のサウンド

やっぱ手放さなければよかったなー

 

 

そしてアライトランス

一糸乱れぬ誠実なサウンド、音作りは抜群です

ただ音の沸点は低く大音量ではチョット苦手かな

 

この音の良さは大雑把な我がシステムでは難しい、特徴的なトランスのほうがその評価が出やすい

 

特徴は音が良い、これが一番我がシステムで難しいんです

 

 

WE618BはSUPではインピーダンスが合わないのか

最近はあまり聞かなかうなってしまいました

上ずったような、ケバイ高域が耳付くのが気になって

 

新たな入力の600Ω受けで、CG25Dで聞く専用になってきました

 

EMTで聞き比べればまた評価も随分違うと思います

 

 

音のいいMCトランス、静かなMCトランス、個性的な音色のMCトランス

そのトランの評価は様々ですね、システム聴く曲によっても随分違うと思います

 

まだまだ知らぬトランスが沢山あるかもしれません

新たな出会いを求めて、オーディオマニア宅へ訪問しよう

 

 

 

 

 

 

いえ、

決してポケットに入れて持ち帰ったりはしませんからご心配・・・・、