二〇二四年六月二十一日(金)。
早朝(午前五時)。ピュリナワン(成猫用)その他の混合適量。
朝食(午前八時)。ピュリナワン(成猫用)その他の混合適量。
昼食(午後一時)。ピュリナワン(成猫用)その他の混合適量。
夕食(午後六時)。ピュリナワン(成猫用)その他の混合適量。
夜更けというよりすでに日を跨いで夜中の一時頃。
飼い主はリビングで雑誌連載の最終回に目を通している。
と不意に二階でタマが鳴き声を上げて走り出したらしい。
二代目タマは何をするにもいささか「いきなり」でもう慣れた。
ぬいぐるみを咥えて降りてくるとテーブルにひょいと乗り、ぬいぐるみを飼い主の目の前にぽとり。
今から遊べっての?
夜中ですよタマさん。
古くは「向こう三軒両隣」と言ってだね、わかるかなあ、わかってくれそうにないなあ、、、。
試しにぬいぐるみをソファの上へ投げてみる。
タマはソファへ移動、と思ったら移動するには移動したのだが、案に相違してソファの隅でおとなしく寝る姿勢に落ち着いた。
きょとんとした目で飼い主を見ている。
むむ、、、
黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。エーメン・デューンズ。まだ見ぬ内面の深淵を惑溺して止まないクラゲのような「メリハリのなさ」や「美学の欠如」が顕著。ゆえに地球表面を覆い尽くす「(暴力的な)規律と(不可視の)管理と」に押し貫かれ疲れ果ててばかりのリスナーにとって、デジタル警察社会の中では多分にオルタナティヴな音楽として心地よく作用する。かといってありふれた「どんみり感」はなくむしろポップ。