全日本価値剥離
二〇二四年六月十六日(日)。
早朝(午前五時)。ピュリナワン(成猫用)その他の混合適量。
朝食(午前八時)。ピュリナワン(成猫用)その他の混合適量。
昼食(午後一時)。ピュリナワン(成猫用)その他の混合適量。
夕食(午後六時)。ピュリナワン(成猫用)その他の混合適量。
タマの三度の食事は飼い主とその妻とでいつも一緒。
キャットフードは先に餌皿に盛っておくのだが、飼い主がテーブルで食事に手をつけるまで様子を見て待っている。
そんなに一緒がいいのかなと思う一方、タマの場合さいわいにも食欲旺盛で食べ終わるのが人間より早い。
そこで猫ならでは気まぐれがもりもり湧いてくるらしい。
飼い主の食卓のことなどどこへやらであり余裕の歩みでリビングのドアノブをひょいと開けるや廊下へ出ていく。
尻尾を立てて居心地のいい場所を探りあて、ゆっくり横になる算段なのだろう。
そういう時はなぜかぬいぐるみを放ったらかしにしたまま。
しかしタマさん、昼間の気温の高い時に開けたドアは閉めてほしいのですよ、電気代がもったいないからね。
と考えていたらいつの間にかリビングへ戻ってきて読書中の飼い主の足元でお腹を見せていた。
黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。ベス・ギボンズ。マッシヴ・アタックが切り開いた地平は新しく聴こえたけれども、だからといって「ブリストル・サウンド」というカテゴリーに過剰にこだわる必要性をもはや感じなくなっている。「人生百年時代」という不可解きわまるキャッチコピーを真に受けてあれがいるこれもいると有り金全部持っていかれて野垂れ死ぬことがわかりきっている新自由主義に覆い尽くされた世界で、玉石混交に輪をかけて馬鹿げた狂乱時代を横目に通り過ぎたベス・ギボンズの今作ははっきり言ってイギリスのフォークソングとでも形容したい。何度も繰り返される独特のギターはややもすればジミー・ペイジがいかにパクリの才能に長けていたかという場外のエピソードまで思い起こさせて面白い。
アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。
読書再開。といっても徐々に。
薬物療法は現状維持。体重減量中。
節約生活。
買取業者から電話がかかってきても
売るものなんてひとつもない
この前は「ご主人、釣りされませんか、釣竿とか」と聞かれた
釣りしてる暇なんてないしもちろん釣竿はない
しかしね
猫とその飼い主と飼い主の妻の三人しかいない家で
いったい誰が「ご主人」なのか
一番違和感を覚えたのはそこだった
音楽を楽しむ時間(電気料金)も削減中。