二〇二四年六月十四日(金)。
早朝(午前五時)。ピュリナワン(成猫用)その他の混合適量。
朝食(午前八時)。ピュリナワン(成猫用)その他の混合適量。
昼食(午後一時)。ピュリナワン(成猫用)その他の混合適量。
夕食(午後六時)。ピュリナワン(成猫用)その他の混合適量。
キッチンシンクに入って水をぺろぺろ。
周わりにいろいろ物が置いてあるので平板な地形よりは身の危険を感じなくて済むのだろうけれど。
試しにシンクの中にいつも餌皿と並べている水皿を置いてみる。
おずおずと近づくタマ。
しばし見つめた後、右前足を水皿に張った水に浸ける。
そして水を浸けた右前足の肉球をぺろぺろ。
次に左前足を水皿に張った水に浸ける。
水を浸けた左前足の肉球をぺろぺろ。
安全を確認、納得したのかようやくいつものように皿からぺろぺろ。
食べ物の位置が変わるとにわかに慎重になる。
毒見なのかな。
相手が飼い主であっても環境の変化に合わせて疑うことを知っている。
う~ん、賢明だ。
黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。ベス・ギボンズ。マッシヴ・アタックが切り開いた地平は新しく聴こえたけれども、だからといって「ブリストル・サウンド」というカテゴリーに過剰にこだわる必要性をもはや感じなくなっている。「人生百年時代」という不可解きわまるキャッチコピーを真に受けてあれがいるこれもいると有り金全部持っていかれて野垂れ死ぬことがわかりきっている新自由主義に覆い尽くされた世界で、玉石混交に輪をかけて馬鹿げた狂乱時代を横目に通り過ぎたベス・ギボンズの今作ははっきり言ってイギリスのフォークソングとでも形容したい。何度も繰り返される独特のギターはややもすればジミー・ペイジがいかにパクリの才能に長けていたかという場外のエピソードまで思い起こさせて面白い。