二〇二四年十一月十五日(金)。
早朝(午前五時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
朝食(午前八時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
昼食(午後一時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
夕食(午後六時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
お昼に述べたAutechre「Dael」。
タマに聴いてもらった。特に抵抗感を見せるふうは全然なく部屋の中をうろうろ。本棚のそばで横になったかと思うとお腹を見せて尻尾を振って見せる。リラックスしているのだろうか。
特に食事時などに合わせて飼い主が飼い猫と一緒にいつも同じ音楽を聴いて暮らしているような家猫の場合、飼い主との信頼関係がメインだからどんな音楽でも基本的に構わないらしいのだが始めて耳にする音楽だと思わぬ過敏反応を示すことがある。びっくりさせないよう気を付けないといけない。
そこで何曲かセレクト。
同じくオウテカでは「DekDre Scap B」も気に入ったようだ。
似たような反応を見せてくれた曲にはこんなのも。
Vladislav Delay「Rakkn」
ZONAL「Wrecked」
Moor Mother「After Images」
これで二代目タマが好きそうな音楽についてだいたいの傾向はわかる気がする。
一般的に高音を好むと言われている猫だがヴァイオリンやピアノの場合まったく知らん顔でスルーしてしまうタマ。でも飼い主がギターでハーモニクス音を鳴らしながらアーミングして聴かせると何かな何かなという感じでそろそろ近づいてきて70センチほど離れたところからじっと耳を傾けている。
さらにギターだとふつうは弾かない箇所なのだがヘッド部分のナットからペグの間の弦を適当にピックでかき鳴らしてみるとお座りしながらどれどれって感じで見入っている。
タマさん、気に入ったのあった?
んとね、最初のかな。
ゴロゴロ音だけじゃなくて擬似的金属音がすぐさまソフトクリームみたいに溶ける処理で刻まれるリズムが繰り返し適度に鳴ってるからかも。小さな昆虫が逃げたり新聞紙を握りつぶす時のカサコソって音に似てるけどあんな感じだよね。ほんのちょこっと入ってればタマにはたまんないだろう。
ところで飼い主さあ。
ん?
タマもパソコンほしい。
黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。ダイアレクト。外出時はシャットアウトしたくても否応なく聴こえてくる音楽で溢れかえっているが、それを嫌がる人も多いので、そうなると外出先によってはただ単にアンビエント風の音楽を流しておけば無難だろうみたいな場所が増えてきた。そういう時はアンビエントならアンビエントでその出発点に立ち戻ってみればいいのではと思わせてくれる。う~ん、なるほど。
今日ももうひとつ。Jiselle。ひたすら安全牌ばかり取ってきた日本の歌謡界がとうとう追い抜かれる日はもうそこまで迫ってきている予感がする。実際に一日分追い抜かれたと気づいて慌てて挽回することにしたとしよう。でも他国のアーティストもみんな一日分やるわけで一度開いた距離がさらに開くことはあっても近づくことはない。