feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

腰が…

2021年07月24日 | 徒然

先週土曜日の夜、クライミング中に結構しんどいムーブが入ってるなと思いつつ登ってたら

ピキーンという感覚

あ、やっちゃった。

ちょっと前から腰に違和感はあったんですけどね

じわじわきててここで限界を超えちゃったか

 

壁から降りてもまだ普通に動けているので即帰宅

道中明日の朝ごはんを買うべくコンビニの駐車場に止め降りようとしたら足が痛くて降りれない…とにかくひねりを入れる動作をすると激痛が

なんとか降りたら降りたで一歩も進めないくらい左足が痛い…

痛みに耐えつつ突っ立ったままどうしたもんかと途方に暮れたけれど、どうにか朝食を確保

家に着くともう痛くて…

立つことはできても動けないし、座ろうとしても痛い、横になろうとしても痛い

寝返りは痛くて打てないし、寝るのに疲れて起き上がるにも痛くてしたくない。

何をするにしても腰って使うもんね

にくづきに要(かなめ)って書くのは腰がそれ程大切だからなんだろうな。

健康は失って初めて気づくというけど日常生活がこんなにも遠く感じるとは

痛みで動けず窓から見える景色が随分と現実から遠いもののように見えた。

こんな調子で土曜の夜を終え

日曜が過ぎ

その夜も眠れず真っ暗の中で入ってくる感覚は痛覚のみ

明日はこんな状態で仕事ができるんだろうか

それでもやるしかないのだけどやれる気がしない。

眠れないままただ時が経って徐々に外が明るくなってくると反比例するように気持ちは暗く沈んでいく。

 

痛みが収まらぬままに始まってしまった仕事初めの月曜日は朝一番で整形外科に行くことに。

CTを撮ってもらっての診断の結果は軽度の椎間板ヘルニアによる坐骨神経障害

軽度の椎間板ヘルニアか…… これなら放っておけば治るか

ほっときゃ治る診断さえ降りれば精神的には随分と楽になるね。

でも今が相当痛いということでキシロカインって言っておられたか(看護師さんに指示されていた)痛み止めの注射を二箇所に打ってくださり、湿布をベッタベタに貼られて診察終了

麻酔のおかげで?炎症が起きてる感はめっちゃあるのに不思議と動けて、動けりゃ仕事はできるとなんとか遂行

後はできる限りで体を休ませていたら翌日には薬さえ飲んでりゃそこそこに動け

翌々日はほぼ普通に動けた。仕事ができるってほんとありがたいわぁ…

外科の友人にセカンドオピニオン的にCTを見てもらったら

「ヘルニアの診断がつくんかつかんかの微妙なくらいにしか出てない。それよりも腸腰筋が太いのでびっくり。このおかげで酷くならなかったのだろうし回復が早かったんじゃないか」とのこと。

走っててよかった~筋肉は最大の防御だね。

祝日の木曜金曜はもう薬はいらんのじゃないのって感じでコルセットのお世話にだけなってほぼ普通に運転して歩いて過ごすことができた。

一週間でここまで回復できるなんて、先週土曜の絶望から考えれば夢のようだ。

心の底からありがたや。

 

今まで10年ほどクライミングをしてて何もなかった腰が今更音を上げたのは複合的な要因があるにせよ年を重ねてきているからなのかもしれないなぁ

へこたれませんけどね登りたい

かといってまた同じ事になったら仕事どうすんのって話になって、そうだよなぁ周りに迷惑をかけちゃいけないよなぁと反省して運動を控えだしたら最後どんどん体が弱っていっちゃう負の螺旋階段を降りる羽目になってしまうので、

ここは欲望のままバカで居続け運動を続けたいもんだ。

ただ、壊さないようより正しく肉体を使う知識と対策は身に着けなくちゃいけないな。

 

健康は失って初めて気づく。

今回は回復可能なレベルでそれを体験できたのが不幸中の幸い

本当にいい経験になった。


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