Leica M11 + APO-SUMMICRON M f2.0/50mm ASPH.
客室の中ではこの部屋だけという特徴がこの天井。名前はわすれたけど
美しい。
掘りごたつ式の書斎スペースには俵屋旅館を紹介する記事が掲載された雑誌のほか、俵屋旅館当主の旦那様である故アーネストサトウ氏の写真集が置かれていた。
この写真ってライカかな?って思って調べてみたら大当たり。
静かな空間でゆっくりと鑑賞させていただいた。
Leica M11 + APO-SUMMICRON M f2.0/50mm ASPH.
客室の中ではこの部屋だけという特徴がこの天井。名前はわすれたけど
美しい。
掘りごたつ式の書斎スペースには俵屋旅館を紹介する記事が掲載された雑誌のほか、俵屋旅館当主の旦那様である故アーネストサトウ氏の写真集が置かれていた。
この写真ってライカかな?って思って調べてみたら大当たり。
静かな空間でゆっくりと鑑賞させていただいた。
今後はしばらくはちょっと旅行にでかけにくくなるかな~という事情があって、行けるときに行っておこうということでずっと前から憧れていたお宿目的で京都へ旅行することにした。
ちょうど京都でアンディーウォーホル展が開かれるのでまずはそっちを行って作品を愉しみ、チェックインタイムに合わせていざ俵屋旅館へ。
Leica M11 + APO-SUMMICRON M f2.0/50mm ASPH.
俵屋旅館は京都の三大老舗旅館に数えられる宿で、appleの創業者スティーブ・ジョブズが定宿にしていたことでも有名かなと。
建物に入ってすぐの坪庭。素敵だ…
通されたのは壽の間。縁起がいいねぇ
まず目に入ったのは立派なお庭。ガラス張りで外には出れないようになっているようだけど、庭という作品を展示している額のよう。
存在がわからないくらいの透明度が高く反射率が低いガラスのお陰で、美しい庭を堪能できるのと部屋が広々しているように感じる。
掛け軸は室町時代のものだそうな。
座椅子に座ってみれば、京都のど真ん中にあるけれど一旦中に入るとなんの雑音も聞こえない。
当主が描かれたという部屋の図
テレビは壁をくり抜いた奥のスペースに隠せるようになっているので、目に入れることはなく、
トイレや洗面脱衣所、掘りごたつ形式の書斎スペースには床暖房が効いていて、気配りが抜かりない。
シンプルながらも細部に拘り、伝統を重んじながらも細かな配慮が行き届いている素敵なお部屋。
ちょっとしたスペースに降りる用の草履。
草履を履いて降りた左記には庭を眺める用のソファと冷蔵庫が。
棚の中には冷蔵庫が。テレビや電話や冷蔵庫など、家電は全部隠されているので目にすることはない。
高野杉を使っているといったのかな?小さくても木の香りが素敵なお風呂。既にお湯ははってくださっていた。風呂の中からでも庭を眺められる素敵な仕様
なんとも素敵な建物で、シャッターを押す手が止まらない。
悔やむべくは50mmの焦点距離が宿の内部を撮影するには狭すぎるのと、ちょっと暗めで落ち着いた雰囲気を撮影するには手ぶれ補正のないライカM型でF2はちょっと暗い。
でもこの旅館の当主の旦那様である写真家、故アーネスト・サトウさんはライカを使っておられたということで喜びを感じながら、尽きることない欲求に満たされながら撮影を愉しんだ。
マップカメラの下取りサービスを使ってフォクトレンダー・アポランター50mmF2を売却し、ライカM11用のEVF”ビゾフレックス2”を導入することにした。
レンジファインダーを覗いての撮影は愉しいは愉しいんだけど、特性上難しいなと思われる機会があったので、そんなときのお助けということや、将来的な拡張を考慮して撮影のバリエーションを増やしたいと思ったから。
背面液晶でもできんことはないんだけど、EVFを覗いて撮るほうが体の接地面が増えてブレにくくなるし。
あとSLのインプレッションを読んで「M型レンズが使いやすい」という記載が多く見受けられたので、EVFに対する興味もあったのですよね。
先日ライカショップでEVF撮影ができるライカQ2やライカSLをいじらせてもらって、十分実用に耐えるモノであることは確認できた。
ビゾフレックス2が備える370万ドットの有機ELは内容的にライカQ2のEVF(368万ドット)と同じクオリティなのかな。SL2(576万ドット)よりは1段下という感じやけどまぁ十分でしょう。
ライカM11の背面液晶は233万ドットのTFT液晶なので、それよりかは精細で画面は綺麗なはず。
EVFはピント面が色付きで発光するのでレンジファインダーよりも早くピント確定ができるので、速射性が向上するかな。
重さは82g。ブラックの本体に装着するとシルバーのM11単体と変わらない程度の重さになるだけなので、許容範囲かな。
かなりしっかりとはめ込まれるので外れることはないだろうけど、脱着すると接合部が劣化するかもしれんから、基本は装着かな。
一体感があって悪いデザインではないと思う。これを見るとM11はブラックで決まりだなと個人的に思う
利点
ズバリ見やすくQ2よりも画面が明るい気がする。合焦部が赤く光るので判断が早くつく。
胸の前で抱え込んで上から覗くように撮影することでホールド性とステルス性が向上すると思われる。
欠点
バッテリーの減りがかなり早いような?要検証。
右目でEVFを覗くと、鼻の先っぽがレンジファインダーにちょうど刺さって、ファインダーが脂ギッシュになる。
阪急メンズ館にクラシックなポルシェが展示されていた。
Leica M11 + APO-SUMMICRON M f2.0/50mm ASPH.
業者とコラボして展示販売をされておりこの60年ほど前の個体はなんと2800万円。
内外装のコンディションは抜群に見える。凄いもんだねぇ
曲線が美しい。
Leica M11 + APO-SUMMICRON M f2.0/50mm ASPH.
元日はカニとシガリュスブラン
2日は梅田でバーゲン
そして肉と赤のジェラール・ベルトラン
年末年始は食っちゃ寝を繰り返し、ビビリながら体重計に乗ったら全然変わっておらず一安心
豪華な晩餐前後の食事量調整が効いたのかな。
ライカで家族を撮影する事がとっても愉しいお正月だった。
年間の撮影枚数が年々減少傾向にあったものの、昨年はライカのお陰で撮影枚数が復活。
今年はどんどんと撮影を愉しんでいきたい。
さあ、今日から頑張りますかね。
Leica M11 + APO-SUMMICRON M f2.0/50mm ASPH.
2023年がスタート
おみくじは大吉。良い一年となりますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
食っちゃ寝はイカンということで元旦11kmラン。心地よかった。