気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

思い切りの悪い話

2009-07-06 23:57:00 | コスメ・ファッション
穴の空いた紗単衣を羽織にリメイクしようと決意したものの、紗合にするには羽裏地が色的に弱い事が判明。染めて強めな地合に替えても良いのですが、着物の柄をみると牡丹と亀甲ですから、図柄の一部に刺繍をしたらまた違ってくるかもしれないなと再び悩み始めました。刺繍なら裏地に紙を置けば問題はないのですが、一部分だけをやると変になるので、全体をみて配分を決めれば、ごてごてしないで、仕上がるかなと思うのです。下絵があればその通りに刺していけばよいのですから、あとは色合いをどうするかです。着物は黒の紗。文様は赤。裾だけには別に流水風に波でも流して、余り派手にならないように、色合わせ中。日本刺繍糸もありますが、忌憚なく普通の25番刺繍糸でも刺していけば綺麗だし。うーん悩みます。
本当は池田重子風の半襟を作る事と、色褪せし、シミが抜けない帯を刺繍でリメイクしようとやり始めた事なのです。幸いにもすぐに使える図案本は多数あったし、25番刺繍糸なら山ほどあるし、釜糸も揃えてあったので、後は色合わせだけです。
反物を安く手に入れたもののイメージとはちょっと離れていて持て余していた物と、プレタ着物でサイズが合わないものを友人が引き取ってくれました。秋に向けて単衣を仕立てるそうです。今からなら間に合います。私には地味な地合も友人はお客様より派手にするわけにもいかず、かといってちょっとは粋な着こなしを求められているので、大変なのだとか。しかも全部自前で準備するのだとか。確定申告したら必要経費に認められそうな感じですね。
今日は本麻の帯が届いて、二人でどちらを選ぶかさんざ悩んで、友人は青色系の蛍袋。私はピンク系の姫小百合を選び、いざというときは貸してねちゃっかりです。
はてさて穴空き着物の行く末は?いかに。