姫がどうしてももう一度着付けを教わりたいというので、なじみの呉服屋へと向かいました。おっとりしたおばあさま店員さんに教わりたいとか。御指命です。店員さんもなんだか嬉しそう。母が教えても良いのですが、やっぱり普段祖母と離れているので、何となくそり沿いたいのでしょうね。
しばらくして出来上がって来てみると、「大丈夫。もう一人で出来るわよ」とのお言葉。え?もうですか?お端折りも綺麗に始末できるし、腰紐も二回からげてから左右にねじり挟み込んでしまう。それから身八口から手をいれて、後ろ前袖をもって「とんとん」。掛襟の先を合わせて綺麗に袵線を前身頃線に合わせて・・・とポイントはしっかり覚えたようです。帯だけは着け帯とファブリック帯ですから簡単に出来ます。
「それにしても、小さいのにしっかりしていて、賢い子ねえ」とお褒めの言葉。浴衣を着るにも下着はしっかり着なくちゃとか、最初と最後の挨拶もしっかり出来て、店を出る前にももう一度ご挨拶。教えた訳じゃあないんですがね。
まあ自宅でも宿題を見てあげた後に「ありがとうございました」というお子ちゃまですから。姫もお兄ちゃんも大人受けは良いのです。
自宅に帰り、小物の始末の仕方と、浴衣のたたみ方を教え、お昼ご飯を食べたら宿題です。内容は着物の着方。ま・・・・いいか。自由研究に草木染めをするとか張り切ってますから、良い感じに着物好きに育ってます。