とにかく臨時和裁教室は連日大盛況でしたが、知らずに過ごしてもどうでも良い事ってかなりあるんですね。しつけ糸を輪になったままぐちゃぐちゃにしてしまい、どうにもならない!と怒るので、半分に切ってから使うのよ~と教えたり。ついでに裾を結わえて、輪になった部分から取るのよ~とアドバイスしたり。「へェ~本当だぁ」と言われたときには「ぷち」と何処かでキレます。もしかして信用してないの?って感じがしませんか?ミシンをかけ終わってしつけ糸を布から外すときにははさみを使っちゃ駄目だよ~とか。「え~なんで~?」というので、穴が開くから・・・・・と答えたら沈黙。「ああだからかあ」と見ると穴がもう開いていたりして・・・。タイミング悪!やっちゃ駄目!ってことをことごとく次々とやってくれるともうつっこむどころじゃなく「帰って欲しいな」と切に願ったりして。おまけに最後になって「あらぁ全部裏だった」と言われてよ~く見ると本気で裏側。布の裏表も見分けられないのか!と堪忍袋は幾つかスペアーが必要ですね。おまけにミシン糸を5個も買ってくるし。しかもその色が布と合ってないし。「なんで?」と聞くと「足りなくなると困ると思って」とか。仕方ないので私の手持ちの新しいミシン糸と物々交換。残りの糸はどうするんだろう。
で、結局またまた週末まで持ち越しになったのですが、その間自分で浴衣を一枚仕上げて着ていたので、「早いねえ」と褒められても何だか嬉しくないし。どうしてかしら?
そうこうしているうちに頼んでいた小紋が仕上がったのでとの連絡が入り、一旦中断。呉服屋へと向かいます。大雨なのでポリエステルの紗と帯だけはしっかり風呂敷で保護。入り口から店員さんが傘を持ってお出迎え。よしよし。
出来上がった小紋を見て堪能しました。ああやっぱりこの八掛で良かったとか。胴抜きにしたので、初夏まで着られるでしょう。秋の旅行にも良いかも。でも秋の旅行は八丈紬か木綿に決めているのでまあいいか。とか。秋にはかなりおつきあい旅行があるのです。一応会社役員なのであちこち行きます。一番若手なので宴会では張り切らないと・・・・。きれいどころとして臨時芸者と化して頑張ります。仕方ないですね。これも仕事の内です。しっかり楽しんでいるのは性に合っているのでしょうね。
とにかく和裁教室を早く終わらせて、一人まったりしたいと願う今日この頃です。