2019年11月2日(土)阿賀野市 旧前山小学校で、武蔵野美術大学の学生さんたち5名が黒板アートを制作されました。
午前10時から午後3時まで制作過程を一般公開。武蔵野美術大学(東京都)は、全国の小中学校を訪れて黒板アートや対話型鑑賞などの美術教育活動を展開している。阿賀野市が子供たちにアートを切り口に将来の夢を持ってもらおうと、同大学に呼びかけ実現した「2019年11月8日の新潟日報の新聞記事から」
前山小学校は、統合により2014年に閉校。 その教室での制作です。黒板アートは、教室が似合います。
制作していた5名の方に撮影を了解してもらいました。ブログに投稿することも話ました。11月9日、完成した絵を見に行ったら、作品は自由に撮影してよいと張り紙がありました。教室に貼られていた写真や完成した絵を混ぜて投稿しました。
← この絵を制作されていたのは照屋美優さん。学生さんかなと思ったのですが、頂いた名刺で「武蔵野美術大学造形学部 視覚伝達デザイン学科卒業。 2017年には、岡本太郎現代芸術賞に入選。他に受賞あり。」名刺記載のHPを検索して知りました。今回は学生さんたちの引率をかねての来校でしょうか。
照屋美優のホームページ http://miyuteruya.com 「照屋美優」で検索しても見れます。
照屋美優さんの絵の下書き。 こういう資料を見せていただけるのは、ありがたいです。 11月2日の来場者は100名以上とか。
翌11月3日には、市内4校の希望する中学生16名に絵の説明・授業をされたようです。
黒板アート完成作品公開は、11月9日、10日、16日、17日、23日、24日、30日、21月1日の午前10時~午後4時まで。
下の写真は、完成した黒板アートの絵です。阿賀野市の地域活性化に役だったでしょうか。
テーマ「環翠楼 秋の池」清水凛平
テーマ「みのり」半田奈々子
テーマ「夕暮れの瓢湖」 照屋美優
テーマ「白鳥」 武市華奈江
テーマ「くわっ」 熊本幸子
机の上のパソコンには、絵の制作過程をビデオ録画し、早送りしている映像が上映されていました。
隣の机の上には、2020年武蔵野美術大学の入学案内書が置かれていました。1冊、頂きました。
下の写真は、学生さんたちが黒板アートの絵を描くために、阿賀野市内の名所などを回り、スケッチや写真撮影をしました。
庵地の鬼瓦工場、村杉温泉の旅館、瓢湖、村杉温泉内にあるトマト栽培ハウスなどを取材。皆さんには、阿賀野市は どのように見えたのでしょうか?
「黒板アート」 見に行くことをお勧めします。
2019年12月11日追記 「広報 あがの 12月号」でも、表紙と中2ページで黒板アートを特集しています。市役所の力を入れた企画だったのでしょう。しかしネット検索すると、反応はサッパリ。「阿賀野市 黒板アート」で検索すると阿賀野市役所と新潟日報の報道記事、それと当ブログしか表示されません。インスタ映えする企画なので、インスタで検索すると投稿が2件。1件は前山小学校の卒業生で玄関の写真。もう1件が黒板アートの写真、それだけ。11月3日に市内の希望する中学生が美大生の話を聞きに行ったけれど、市内の中学生1,019人の内、参加したのは16人。 この企画の費用効果は??? 来年も同企画を続行するのでしょうか?