京都 吉田神道・吉田神社の大元宮。 京都も6回目なので、少しマニアック(?)な所へ行きました。
← 京都大学の正門を通り過ぎ、5分ほど奥に吉田神社があります。
吉田神社(ト部神社)。この神社は、地方の神社に神位を授け、また神職の位階を授ける権限を与えられていました。 阿賀野市笹神地区にある旦飯野神社も寛永14年(1640)、鈴木筑後守が神道・吉田神社から裁許状を受けて官職に就きました。旦飯野神社は、この神社から神主の免許を貰ったんですね。
吉田神社の境内地にある宗忠(むねただ)神社。黒住宗忠は、嘉永3年(1850)に歿し、安永3年(1856)に「宗忠大明神」の神号を与えられました。158年前の最近の話なので、本当の話だと思いますが、不思議な力のある方で庶民に人気があり、又 皇室や公家の中に帰依する者が多かったそうです。何冊か本が出版されています。「神」のような人だったようです。
神社の付近。白壁・石垣・塀の屋根瓦・新緑と、京都は絵になる景色が多くあります。日頃、神仏に無関心で目に見えるものしか信じないのですが、京都に来ると信じる気になります。不思議な「気」を感じます。 それにしても、仏様と神様は何人いられるのか。 神社は、二礼二拝一礼で参拝しました。
こちらの山門は、立派でした。クレーン車など機械の無い時代に、どのようにして建てられたのか。 管理人