1993年(平成5年)1月の新聞記事から (誌名記録無し)
阿賀野市(旧水原町) 小学6年生が約6千年前は、水原町が海だった証拠を発見。 家の近くの学習塾で理科を勉強。講師の荒木さんが平成4年に同町中央町1の銀行が改築された際に採取した地下30m付近の粘土質の標本から、植物プランクトン「コアミケイソウ」の化石を発見。
コアミケイソウは海水や淡水と海水が混じる汽水に住む。このため、付近には川の水が入り込む海があったと推定できる。
学説によると約6千年前に「縄文海運」と呼ばれる、海抜が今より2~3m高い時期があった。新潟平野は海水で浸っていた。
長い年月をかけて土砂に埋まり現在のような地形に。 学説は主に地形学的に説明されているが、この発見は地質の面から裏付けた。
この発見から23年。 現在は このデータ、どのように利用されているのでしょうか。 管理人