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今日、サーフィンをしたよ。
来週日本に大被害をもたらすであろう台風12号のうっすらとしたウネリで遊んだ。
波待ちをして空を見上げたら、エボシ岩から西の上空に広がるうろこ雲が目に飛び込んできた。
オイラは海ではよく空を仰ぐんだ。
波を待っているときは、水の感触を楽しみながら、頬をなでる風を楽しみながら、空を見上げる。
やさしくプレーニングしているときもマストトップの上に広がる空を見るんだ。
空の上には天国は無く、海の底に地獄も無い。
ただ雲が浮かんでるだけ。
海に浮かんでると、殺しあう理由も、宗教も関係ない。
平和のために生きてるんだよ、って気になる。
空は大きい。凄く広い。
魚みたいな形のうろこ雲はとてもとても高く、とてもとても澄んでいたな。
青色はいい。空や海や寂しい心の色だ。
今日は悲しくなるくらい空が青かった。
オイラは1年前、同じ空を見て今と同じ感情を持っただろうか?
今いい方向に向かっているのか逆戻りしているのか誰か教えてくれるのだろうか?
変わったこと、変わらないこと、
今なら正確にノートの右ページと左ページに分けて書くことができる。
風はあるか無いかだけだ。
でも波は、答えを与えてくれたり、突き離したり、やさしく包み込んでくれたり、叩きのめす。
ウエーバーなら知ってるね。
ウインドサーフィンは心に充足感を与えてくれたけど、
波乗りは更に充足感の意味を教えてくれた。
なんて説明していいかわからないけど、波は心を癒してくれる。
澄んだ秋の空や、うろこ雲を介して癒しを助長してくれる。
仲間のウエーブボーイズやフラガールズと入る海は気持ちいいものだ。
仲間の笑顔と笑い声を聞いて幸せになるというのは、
海面を走り続けるウインドサーフィンには無いものなんだよね。
オイラは勝手に思っているけどサーフィンをする意味にはこういう局面もあるということなんだ。
波が大きくても小さくても楽しむ気持ちは変わらない。
これは巡り巡って、でももしかしたらダイレクトに、
ウインドサーフィンの奥深いところに辿り着くと信じている。
オイラはサーフィンの結果、ウインドサーフィン、特にウエーブの虜になってしまった。
サーフィンするとウエーブが上達するよ、とよく言われたのはこういうことかもしれない。
ウエーブもサーフィンも相互にその心の在り方を肯定するものだからね。
Imagine All Surfers, Living Life In Peace
Love & Aloha
秋の海と波乗りにあう曲って何かなって考えた。
アップテンポじゃなくバラード系だよね。
美しいメロディーで、愛する恋人や奥さんに逢いたくなっちゃう様な曲がいいね。
こんな天気のいい日に同じ波に乗れたらなあ、っていう歌詞があるとなおさらいい。
そしたら、これしかないじゃん。