家にあった無水エタノールを、水抜き剤の代わりに、約50ccガソリンタンクに投入したことは前に書きました。
その後自宅周辺をテスト走行して再発しなかったので、もう大丈夫だろうと思っていましたが、念のため、8月4日に休暇を取って、短距離ですが走りに行くことにしました。
自宅近くのガソリンスタンドで満タンにして、忘れずに燃料コックをリザーブに切り換えて(笑)、走行開始です。
通勤以外では本当に久しぶりの走行です。
日差しは強くても空気は乾いて澄んでいるので、青空に浮かぶ白く輝く夏雲、それを背景にどっしりとそびえる金剛・葛城の山容がはっきり見えてきれいです。エンジンも快調、一路河内長野方面に南下しました。
いつものプリウスの窓越しに眺める景色と違い、視野を遮るものがないパノラマが新鮮です。
交通量も昼時のスタートのせいか少なく、310号線を観心寺方面に左折して、五條に抜けることにしました。
以前買ってあったものの未使用だったSONYのナビも、スパーダの機動に遅れず反応が機敏で、頑張っています。↓
ところが、山道にさしかかってしばらくして、なんと、またミスファイヤの再発です!
「えっ、なんでや!」と焦りまくりました。
でも、前回のように片肺になり、停まりそうになるというほどではありません。
ただ、ブスブスと低回転域でエンストしそうになるのは同様です。
「不調の原因は水ではなかった?、そしたら何が原因?」とあれこれ考えながら、必死にエンジンを4000回転以上にキープして、310号線の峠を越えて、五條方面に下りました。
せっかくの高見山から大台ケ原、大峰、さらに室生火山群まで遠望する大パノラマもゆっくり見る気になりません。デジカメを取り出す余裕もありませんでした。
しかし、山道を下って行くと、次第にエンジンの調子も良くなってきました。走るにつれて失火は無くなっていく感じです。
五條市内への道の途中で、山麓線への標識を見つけたのでそれに従って左折し、そのまましばらく柏原方面に走って、名柄で今度は309号線を通って大阪に戻ることにしました。
トラブルが上り坂で発生したので、再度調子が悪化するかどうか試すためです。
でも、けっこうな上り坂の連続でももう調子は悪くならず、パワー復活です♪
しばらくぶりの309号線、昔と違って立派なループ橋も出来ていて、あっという間に峠にたどり着きました。
関屋トンネルと水越トンネルを抜けたらあっけなく千早赤坂村に入りました。
このあたりの道路はかなり変わっていましたが、NV-3Uのおかげで簡単に自宅方面への道を選択出来ました。
途中さらにスパーダの調子を見るため、羽曳野市の駒ヶ谷から起伏のある広域農道に逸れ、太子町から奈良・香芝方面に迂回して、穴虫峠経由で165号線を経て帰宅しました。
このころにはまったく不調の起こる気配もなくなって安定した回転でした。
ところで、直ったと思っていたエンジンが、また不調になったのはなぜでしょうか。
やはり、原因は水だったと思います。
しかし、50cc程度のアルコールでは、すぐタンク内の10リットル以上のガソリン中に分散してしまい、水を吸い切れなかったのだと思います。
実際に実験されているブログがたくさん見つかりましたが、私が入れた程度の量では水を溶かしきれないようです。
しかも、ビーカーに入れての実験では、かなり激しく撹拌しないと水滴はなくならないということです。
私がやったように車体を揺さぶった程度ではダメでしょうね。
それで、リザーブ位置にしていた燃料コックから、タンク内に残っていた水が、上り坂でキャブに入って、失火を多発してしまったと思います。
でも、前回の点検時にガソリンを抜いた時に水の大半は流れ出て、残りは今回不調のまま走り続けたので、後半の走行では、ほぼタンク内の水はなくなったということではないでしょうか。
家に帰りついたときはまったく症状は無くなっていました。3000回転ぐらいから息つきもなく滑らかに加速してくれました。この日の走行距離は142km、途中のトラブルで精神的に疲れましたが、後半は久しぶりのスパーダを満喫しました。
8月5日に近くのDIYショップで安い水抜き剤(奥さんの高価な無水アルコールを使うと怒るので)とキャブクリーナーを買い、満タンにした際に規定量を投入しました。
車齢20年を超えて、キャブのジェット類の汚れも気になったので、クリーナーもたまにはいいかと、入れて見る気になったのです。
そして8月8日、午後2時間の時間休をとり、帰路を道草して、大阪と奈良の府県境を走ってみました。
今回も山道を選び、峠をいくつも超えるコースを、特に症状の出やすい低回転域を多用しながら50Km程度走ってみました。
結果はまったく問題なく、気のせいか以前よりも回転が滑らかになったような気さえします。
その後、毎日通勤に使用していますが、まったく問題ありません。
今月中にもう一度、休みを取って、今度はもう少し遠くまで走ってみようと思います。
その時はちゃんと写真も撮ってきます。(笑)
それと、長年の課題の、余りにもローギアードな最終減速比をなんとか改善する試みにも、今夏中に着手したいと準備中です。
その後自宅周辺をテスト走行して再発しなかったので、もう大丈夫だろうと思っていましたが、念のため、8月4日に休暇を取って、短距離ですが走りに行くことにしました。
自宅近くのガソリンスタンドで満タンにして、忘れずに燃料コックをリザーブに切り換えて(笑)、走行開始です。
通勤以外では本当に久しぶりの走行です。
日差しは強くても空気は乾いて澄んでいるので、青空に浮かぶ白く輝く夏雲、それを背景にどっしりとそびえる金剛・葛城の山容がはっきり見えてきれいです。エンジンも快調、一路河内長野方面に南下しました。
いつものプリウスの窓越しに眺める景色と違い、視野を遮るものがないパノラマが新鮮です。
交通量も昼時のスタートのせいか少なく、310号線を観心寺方面に左折して、五條に抜けることにしました。
以前買ってあったものの未使用だったSONYのナビも、スパーダの機動に遅れず反応が機敏で、頑張っています。↓
ところが、山道にさしかかってしばらくして、なんと、またミスファイヤの再発です!
「えっ、なんでや!」と焦りまくりました。
でも、前回のように片肺になり、停まりそうになるというほどではありません。
ただ、ブスブスと低回転域でエンストしそうになるのは同様です。
「不調の原因は水ではなかった?、そしたら何が原因?」とあれこれ考えながら、必死にエンジンを4000回転以上にキープして、310号線の峠を越えて、五條方面に下りました。
せっかくの高見山から大台ケ原、大峰、さらに室生火山群まで遠望する大パノラマもゆっくり見る気になりません。デジカメを取り出す余裕もありませんでした。
しかし、山道を下って行くと、次第にエンジンの調子も良くなってきました。走るにつれて失火は無くなっていく感じです。
五條市内への道の途中で、山麓線への標識を見つけたのでそれに従って左折し、そのまましばらく柏原方面に走って、名柄で今度は309号線を通って大阪に戻ることにしました。
トラブルが上り坂で発生したので、再度調子が悪化するかどうか試すためです。
でも、けっこうな上り坂の連続でももう調子は悪くならず、パワー復活です♪
しばらくぶりの309号線、昔と違って立派なループ橋も出来ていて、あっという間に峠にたどり着きました。
関屋トンネルと水越トンネルを抜けたらあっけなく千早赤坂村に入りました。
このあたりの道路はかなり変わっていましたが、NV-3Uのおかげで簡単に自宅方面への道を選択出来ました。
途中さらにスパーダの調子を見るため、羽曳野市の駒ヶ谷から起伏のある広域農道に逸れ、太子町から奈良・香芝方面に迂回して、穴虫峠経由で165号線を経て帰宅しました。
このころにはまったく不調の起こる気配もなくなって安定した回転でした。
ところで、直ったと思っていたエンジンが、また不調になったのはなぜでしょうか。
やはり、原因は水だったと思います。
しかし、50cc程度のアルコールでは、すぐタンク内の10リットル以上のガソリン中に分散してしまい、水を吸い切れなかったのだと思います。
実際に実験されているブログがたくさん見つかりましたが、私が入れた程度の量では水を溶かしきれないようです。
しかも、ビーカーに入れての実験では、かなり激しく撹拌しないと水滴はなくならないということです。
私がやったように車体を揺さぶった程度ではダメでしょうね。
それで、リザーブ位置にしていた燃料コックから、タンク内に残っていた水が、上り坂でキャブに入って、失火を多発してしまったと思います。
でも、前回の点検時にガソリンを抜いた時に水の大半は流れ出て、残りは今回不調のまま走り続けたので、後半の走行では、ほぼタンク内の水はなくなったということではないでしょうか。
家に帰りついたときはまったく症状は無くなっていました。3000回転ぐらいから息つきもなく滑らかに加速してくれました。この日の走行距離は142km、途中のトラブルで精神的に疲れましたが、後半は久しぶりのスパーダを満喫しました。
8月5日に近くのDIYショップで安い水抜き剤(奥さんの高価な無水アルコールを使うと怒るので)とキャブクリーナーを買い、満タンにした際に規定量を投入しました。
車齢20年を超えて、キャブのジェット類の汚れも気になったので、クリーナーもたまにはいいかと、入れて見る気になったのです。
そして8月8日、午後2時間の時間休をとり、帰路を道草して、大阪と奈良の府県境を走ってみました。
今回も山道を選び、峠をいくつも超えるコースを、特に症状の出やすい低回転域を多用しながら50Km程度走ってみました。
結果はまったく問題なく、気のせいか以前よりも回転が滑らかになったような気さえします。
その後、毎日通勤に使用していますが、まったく問題ありません。
今月中にもう一度、休みを取って、今度はもう少し遠くまで走ってみようと思います。
その時はちゃんと写真も撮ってきます。(笑)
それと、長年の課題の、余りにもローギアードな最終減速比をなんとか改善する試みにも、今夏中に着手したいと準備中です。