突然暑い夏が途切れて、夜も二週間ぶりにクーラーなしで寝られるようになりました。
ありがたいです。まあ、このまま秋に一直線とは行かないでしょうが。
でも暑い夏ならではのメリットもあります。
ヨーグルト作りです。
2002年から始めたカスピ海ヨーグルト作り、今も続けています。何でも一度始めたら止められない性格です。(笑)
カスピ海ヨーグルトは酸味が少なくあっさりとした味ですが、逆にそれがいいのか、毎日食べても飽きません。
このヨーグルト、発酵の適温が27℃(普通のヨーグルトは40℃と高温です)なので、夏は種ヨーグルトと牛乳を入れた容器を部屋に放置して置くだけで、勝手に出来上がります。
少し前までは、エアコンなしの2階の部屋だと夜でも30℃以上あったので、一夜置いておけば、翌朝には出来上がっています。
私は10時間ぐらい放置していますが、8時間程度でも大丈夫なようです。
(一度忘れて15時間以上放置していたことがありますが、異常なく食べられました。インターネットでは長く室温に放置するとヨーグルト菌が死んで腐敗すると書かれていますが、大丈夫でした。うちのカスピくんは元気なようです。)
ヨーグルト作りは、最初これを発注することから始めました。
購入した乾燥した粉末状の種菌を適量の牛乳に混ぜて、夏ならそのまま室温に置いておけば、種になる生のヨーグルトが出来上がります。
それを一定の量の牛乳に混ぜて増やしていくと、以後は、雑菌の混入に十分注意すればずっと作り続けることが出来ます。
(私は出来たてのヨーグルトを殺菌したスプーンで適量取り出して、殺菌済みのジャムなどのガラスの小瓶に入れて、次回の種菌として冷蔵保存しています。常時3つの瓶が冷蔵庫内にあり、順番に使用しています。)
でも、冬はそうは行きませんね。
秋になって気温が下がるにつれ、室温では難しくなってきます。
それで、なんとか人工的に30度ぐらいの環境を作って、気温が下がっても作り続けようと、いろいろ試行錯誤しました。
で、とりあえずこれを作りました。↓
なんだと思いますか?
中はこうなっています。↓
手元にあった電気保温プレート(昔知人の結婚式の引き出物にもらったものです)に容器を載せて、タイマーで一定時間温めようというものです。
直接置くと熱すぎるので、適当な針金製の台を置き、段ボールで周囲を囲って、上に載せた紙のふたと、段ボールの隙間で温度を調節します。
温度は手元にあった、パソコンのオーバークロック(ほとんど死語ですね)用の温度センサーで管理しました。容器の外と、ヨーグルトの入ったガラス容器、容器直上の3点を測るようにしました。
容器に直接熱が伝わらないように台との間に発泡スチロールを挟んでいます。試行錯誤です。(笑)
なんとかうまく出来るようになったので、保温カバーを少し手直ししました。↓
全体はこんな感じです。
消費電力は70Wでやや高めですが、ほかになかったのでよしとしました。
緩め・固めと最初はバラツキがありましたが、やがて安定して作れるようになりました。
でも、毎回温度が安定するまでの間は、こまめに空気の出入り口を調節して温度を管理することが必要でした。気温も一定ではないので、容器の温度が安定するまでの時間も微妙に変化しました。
一冬続けましたが、やはり面倒なので何かいいものがないかと探していたら、見つかりました。
その名もまんま「カスピメーカー」。
消費電力も最大で16Wと少なく、容器2個が付いて値段も手ごろです。私はもう1個容器を追加発注しました。
使ってみたらそれまでの苦労が何だったのかと思うほど簡単です。
この機種にはタイマー機能がないのでそれだけショップで買ってきて、あとは全く手間なし。
何度も言いますが、容器を清潔に保つことだけを注意したらOKです。
牛乳の量ですが、ヨーグルト菌の主体「クレモリス菌」は嫌気性菌なので、ほぼ容器一杯に牛乳を入れても大丈夫です。
表面を保護する「アセトバクター菌」は酸素が必要ですが、ごく少量の空気でいいので少し蓋との間に空間を作るようにすれば生きています。
そして現在に至っています。
最初の話に戻りますが、夏の間はこのカスピメーカー添付の容器だけで、自然発酵可能です。なので、必要とあれば2個一度に作ることも出来ます。やろうと思えば容器の数だけ量産できますが、普通のヨーグルトだとこうはいきませんね。
でも涼しかった昨夜(21日)は、念のため久しぶりにカスピメーカーで作りました。
このまま秋になるか、また残暑が戻ってくるのか、わかりませんが、いずれにせよ超簡単なヨーグルト作りです。
興味のある方は、ぜひ挑戦してみてください。おいしい新鮮なヨーグルトが種菌と牛乳だけで作れます。
ありがたいです。まあ、このまま秋に一直線とは行かないでしょうが。
でも暑い夏ならではのメリットもあります。
ヨーグルト作りです。
2002年から始めたカスピ海ヨーグルト作り、今も続けています。何でも一度始めたら止められない性格です。(笑)
カスピ海ヨーグルトは酸味が少なくあっさりとした味ですが、逆にそれがいいのか、毎日食べても飽きません。
このヨーグルト、発酵の適温が27℃(普通のヨーグルトは40℃と高温です)なので、夏は種ヨーグルトと牛乳を入れた容器を部屋に放置して置くだけで、勝手に出来上がります。
少し前までは、エアコンなしの2階の部屋だと夜でも30℃以上あったので、一夜置いておけば、翌朝には出来上がっています。
私は10時間ぐらい放置していますが、8時間程度でも大丈夫なようです。
(一度忘れて15時間以上放置していたことがありますが、異常なく食べられました。インターネットでは長く室温に放置するとヨーグルト菌が死んで腐敗すると書かれていますが、大丈夫でした。うちのカスピくんは元気なようです。)
ヨーグルト作りは、最初これを発注することから始めました。
購入した乾燥した粉末状の種菌を適量の牛乳に混ぜて、夏ならそのまま室温に置いておけば、種になる生のヨーグルトが出来上がります。
それを一定の量の牛乳に混ぜて増やしていくと、以後は、雑菌の混入に十分注意すればずっと作り続けることが出来ます。
(私は出来たてのヨーグルトを殺菌したスプーンで適量取り出して、殺菌済みのジャムなどのガラスの小瓶に入れて、次回の種菌として冷蔵保存しています。常時3つの瓶が冷蔵庫内にあり、順番に使用しています。)
でも、冬はそうは行きませんね。
秋になって気温が下がるにつれ、室温では難しくなってきます。
それで、なんとか人工的に30度ぐらいの環境を作って、気温が下がっても作り続けようと、いろいろ試行錯誤しました。
で、とりあえずこれを作りました。↓
なんだと思いますか?
中はこうなっています。↓
手元にあった電気保温プレート(昔知人の結婚式の引き出物にもらったものです)に容器を載せて、タイマーで一定時間温めようというものです。
直接置くと熱すぎるので、適当な針金製の台を置き、段ボールで周囲を囲って、上に載せた紙のふたと、段ボールの隙間で温度を調節します。
温度は手元にあった、パソコンのオーバークロック(ほとんど死語ですね)用の温度センサーで管理しました。容器の外と、ヨーグルトの入ったガラス容器、容器直上の3点を測るようにしました。
容器に直接熱が伝わらないように台との間に発泡スチロールを挟んでいます。試行錯誤です。(笑)
なんとかうまく出来るようになったので、保温カバーを少し手直ししました。↓
全体はこんな感じです。
消費電力は70Wでやや高めですが、ほかになかったのでよしとしました。
緩め・固めと最初はバラツキがありましたが、やがて安定して作れるようになりました。
でも、毎回温度が安定するまでの間は、こまめに空気の出入り口を調節して温度を管理することが必要でした。気温も一定ではないので、容器の温度が安定するまでの時間も微妙に変化しました。
一冬続けましたが、やはり面倒なので何かいいものがないかと探していたら、見つかりました。
その名もまんま「カスピメーカー」。
消費電力も最大で16Wと少なく、容器2個が付いて値段も手ごろです。私はもう1個容器を追加発注しました。
使ってみたらそれまでの苦労が何だったのかと思うほど簡単です。
この機種にはタイマー機能がないのでそれだけショップで買ってきて、あとは全く手間なし。
何度も言いますが、容器を清潔に保つことだけを注意したらOKです。
牛乳の量ですが、ヨーグルト菌の主体「クレモリス菌」は嫌気性菌なので、ほぼ容器一杯に牛乳を入れても大丈夫です。
表面を保護する「アセトバクター菌」は酸素が必要ですが、ごく少量の空気でいいので少し蓋との間に空間を作るようにすれば生きています。
そして現在に至っています。
最初の話に戻りますが、夏の間はこのカスピメーカー添付の容器だけで、自然発酵可能です。なので、必要とあれば2個一度に作ることも出来ます。やろうと思えば容器の数だけ量産できますが、普通のヨーグルトだとこうはいきませんね。
でも涼しかった昨夜(21日)は、念のため久しぶりにカスピメーカーで作りました。
このまま秋になるか、また残暑が戻ってくるのか、わかりませんが、いずれにせよ超簡単なヨーグルト作りです。
興味のある方は、ぜひ挑戦してみてください。おいしい新鮮なヨーグルトが種菌と牛乳だけで作れます。