Duo11の無線LANはIEEE 802.11nやIEEE 802.11 a/b/gなどの無線規格をサポートしていて、2.4GHz/5GHzの周波数帯に対応しています。速いです。
今回交換することにしたMS-1057の内蔵無線LANはIEEE 802.11 a/b/g規格です。遅いです。(笑)
MS-1057↓
インターフェースはMini PCI Expressです。
これで11nに対応している無線LANアダプタがあるのかインターネットで検索すると、ちゃんとありました。周波数帯も2.4GHz/5GHzの2バンド対応です。値段も2,000円超で手頃です。で、早速ポチッとしました。
数日後ゆうパックで送られてきました。薄い封筒のような紙袋を開けてビックリ。
取り出して静電気防止袋に入れられたままの状態で一目見て「しまった!間違えたか!」と思ったほど小さい商品です。
外形は26.80mm×30.00mmと、ほとんど切手サイズです。
もともとMS-1057はベアボーンキットで、無線LANもオプションだったので自分で装着したのですが、記憶ではこんなに小さいものではなかったはず。
よく確かめずに注文して失敗したかと思いましたが、改めてMS-1057の仕様を見てもMini PCI Expressとなっています。
まあ、合わなくても仕方がないかと思いつつ、パソコンを分解してみることにしました。
そして内蔵されていたものを取り出して比べてみたら、なんと古いものの半分の大きさでした。進歩していますね。
でも端子は同じ。まあ一安心です。(笑)
古いほうが大判の記念切手サイズ、小さいほうが普通の切手よりやや大きい程度です。
新しいものはアンテナ線の接続点が1つ増えて3つありますが、それぞれ白・灰・黒にマーキングされています。この色分けに従えばいいのだろうと(適当ですね)、パソコン内の灰と黒のアンテナ線を接続して、パソコンのコネクタに差し込みました。
しかしサイズが小さくなって、寸法が足らずLANカードがネジで固定できません。このLANカードは斜めに差し込んで、水平に倒してネジで固定していたのですが、新しい小さいカードの取り付け穴では固定しようがないのです。
なので、手元にあったハードディスクの部品を適当に切断したもので固定することにしました。といってもカードの端を押さえているだけですが。(笑) 抜けないようにビニールテープを貼りました。
同時にXpをインストールした内蔵ハードディスクも交換して、Windows7として使用することにしました。
やはりいつまでも古い環境にこだわらず、新しいものに慣れていかないといけませんからね。それとLANカードのドライバのインストールなどもはるかに7のほうが楽です。
元通り組み立てて、少しドキドキで電源オン。LANカードはあっけなく認識され、SSIDとパスワードを入力したら簡単につながりました。
そしてインターネットでいつものサイトなどを閲覧し、ローマ字変換防止のためマイクロソフトからMSIMEの2010などをダウンロード。
早くなりましたね~♪
これまでなかなかトップページが表示されなかった重いサイトもウソのようです。これは投資効果ありです。
iP7500やMP-640などのプリンタや周辺機器の設定など細々としたチューニングもルンルンで完了、このブログもMS-1057で書いています。
検索したら更に古いMini PCI規格でも2.4GHz/5GHz 2バンド対応で802.11a/b/g/n・300Mbps対応のものがあることが分かったので、ヨメさんのDynabook1610もレトロフィットする予定です。
今回痛感しましたが、ネットサーフィンには、CPUの速度よりまずネットワークアダプタの性能が効いてきますね。
これでNTTの新しいルーターが来れば、我が家のネット環境もようやく世間に追いつけそうです。