はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

ひとよ茸

2016-01-05 21:47:14 | daily
 社会復帰?初日の昨日は、準備だけで終わったので、比較的緩やかでした。
 が。
 いきなり今日、山来たよ

 年が明けて既に5日。
 もうあと361日しかないよー、1日1分としたら、もうあと6時間で今年終わりだよーっ!(←かなり意味不明) 
 
 あっという間に年末年始の休みが終わりまして、そういや、ブログではあまり触れてなかったので、お前は一体なにしてたんや?と思われているかもというわけで、ちょっとずつ小出しに。

 そんなわけで。
 諏訪湖畔をてくてく歩いておりましたら、あちこちに美術館などがありまして、いつも不思議に思うんですが、なんで温泉地とか保養地には美術館の類いが多いんでしょう?
 高校で美術専攻だったわりには、これっ!と思ったジャンル以外はさして関心を示さないので、たいがいスルーなんですが、ガラス、という文字が目に入りまして。
 はい。
 ガラス好きです
 しかし、スワロとかバカラとかにはあまり食指は動きません。
 古ければ古いほど良いですね。
 アール・デコとか、アール・ヌーヴォーとか書かれてましたが、これまた、あまり好きなジャンルではありません。
 が、ガラスなので。
 ついうっかり、フラフラと

 北澤美術館

 諏訪湖のほとりにあり、エミール・ガレに代表されるフランスのアール・ヌーヴォー期のガラス工芸700点と、現代日本画200点を収蔵している美術館。

 というわけで、代表作品が、このエミール・ガレ作の、ひとよ茸ランプなんですが。
 でかいんですよ。
 30cm位かなー、と思っていたら、その倍はありました。
 色といい、形といい、なんて写実的な、つか、煮ても焼いても食えない?ガラスを一体どうやってこんな色形に?
 もう興味は一気に製造工程に向かうわけです。
 吹きガラスやエッチングによる成形は想像つくんですけどね、パート・ド・ヴェールという、ガラスの粉末を型の中で熔融して成型する、陶磁器とガラス双方の長所を備えた中間的製法で作られた作品が、めちゃ不思議です。
 風体は陶磁器のようですが、色艶はガラスそのもの。
 古代エジプトまで遡る技法だそうですが、謎も多いとか。
 ガラスは透き通っていなくても美しいのでした

 美術館は年中無休だそうです。
 興味のある方は、ぜひ。
 売店もガラス雑貨も充実していて、こちらも見応えあります。
コメント
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