はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

昨年の本

2016-01-08 20:41:08 | book
 いやあ、待ち遠しかったね、金曜日!
 今月まだ5日しか働いていないのに、この疲れようはどうだ
 というわけで、ちょっと長野から離れます。

 昨年のうちに出そうと思ったのに、すっかり忘れてしまいました本4冊(すべて上下巻なので、正確には8冊)
 夏から秋にかけて、読みたかった作家さん、続編が続々出ておりましてね、それ以降、ほぼ毎週常総市に行っていましたが、こつこつと毎日お昼休みに読み進めておりました。
 よく見れば、日本が舞台の話無し


 ダスト 上・下/ヒュー・ハウイー著、雨海弘美訳(角川文庫)

 ウールシフトに続く、というか完結編。
 ふむふむ、なるほどなるほど、なお話でした。
 結末はふたつにひとつだから、どっちに転んでも良いんだけど、その過程が気になるーっ!というわけで、結構一気読み。
 去年、一番楽しんじゃったシリーズでした。
 おもしろかったよ。
 これから読む人、私が読んだ順が分かりやすいかもね。


 偽りの楽園 上・下/トム・ロブ=スミス著、田口俊樹訳(新潮文庫)

 久しぶりのトム・ロブ=スミス、きたーっ!
 しかも翻訳田口さんだーっ!
 というわけで、ダストのあと、ソッコー読みました。
 でも、ずっとレオを読んでいたので、初めちょっと違和感。すぐ慣れますけどね。
 相変わらず登場人物をいじめるったら。そして先が予測不可能。
 いろいろ明かされれば、ああ、そういうことなのね、と納得できるんですが、振り回されましたよ。例によって。
 ヘトヘトです。
 そして、読後の安堵感と言ったら、半端ないです。


 双頭のバビロン 上・下/皆川博子(創元推理文庫)

 買ったのはこっちが先でしたが、トム・ロブ=スミスにすっ飛ばされた作品。
 今度は活動写真?のお話です。
 こちらも謎だらけ。ハリウッド黎明期って、上海の黎明期ってこんな感じだったのかなあ。
 私が今までに読んだ皆川さんのお話は、全て外国が舞台なんですけど、この方、日本人ですよね?
 とてもそうは思えないんですけど。
 トム・ロブ=スミスはいつも巻き込まれて振り回されてヘトヘトなんですが、皆川さんには、いつも飲まれてぐつぐつ煮込まれてドロドロです。


 ブラックライダー 上・下/東山彰良(新潮文庫)

 これだけ二年越しになっちゃいました。
 帯に大森望さんの文字があったのでついうっかり。
 タイトルから連想した内容と全く違ったーっ!
 おもしろいんだけど、おもしろかったんだけどさ、ムシは嫌いですよ。
 でもおもしろいんだよね。
 基本、冒険活劇だと思いますが、どうやら好き嫌いがハッキリ分かれる作品らしいです。
 最後まで読んだ人だけが、おもしろかったーっ!と言える作品です。
 この後の作品で、この方、直木賞受賞したみたいですね(読む気無し)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする